車両側面カメラを用いた画像解析装置の開発・検証開始
西日本旅客道株式会社(以下「JR西日本」)は、「JR西日本技術ビジョン※1」において「持続可能な鉄道・交通システムの構築」を目指しています。その一つとして、地上設備の車上化・シンプル化を目的に、車両側面カメラ・車載モニタを用いたワンマン方式の検証※2を行っています。
このたび、より一層の安全性向上に向け、「JR西日本グループ鉄道安全考動計画2027」に掲げるホームの安全対策として、車両側面カメラの映像から列車に接近するお客様を自動で検知し、運転士に通知するシステムの検証を開始しますので、お知らせいたします。
※1:「JR 西日本技術ビジョン」
https://www.westjr.co.jp/company/action/technology/vision/
※2:車両側面カメラを用いたワンマン方式の検証について(2022年1月24日 プレスリリース)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210124_02_camera.pdf
検証の実施概要
今後の予定
2023年度を検知精度の検証期間とし、2024年度に実用化の見極めを実施します。
その他
・検証期間中、列車の運行にこのシステムを使用することはありません。
・車両側面カメラの映像は、ホーム上安全確認を実施することを目的に撮影しており、特定の個人を識別するものではありません。
補足
1.現在検証中の「車両側面カメラ・車載モニタを用いたワンマン方式」の概要
(2022年1月24日プレスリリース 別紙再掲)
2.今回検証するシステムの概要
車両側面カメラの映像をAIで画像解析し、車両側面から一定範囲内に近づくお客様を検知した場合に、車載モニタへの表示と警報音を通じて運転士に通知
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