障害者がテレワークではたらける(※1)!PC業務経験を積める就労継続支援A型事業所が鹿児島に10月開所!<利用者積極採用中>
~首都圏の大手企業から受託したPC業務経験を積み、障害者の職域拡大・キャリア形成を目指す~
総合人材サービスのパーソルグループ傘下で、障害者就労支援事業を行うパーソルネクステージ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉岡 直登、以下 パーソルネクステージ)は、障害者がテレワークではたらける(※1)就労継続支援A型(※2)事業所の2拠点目を2021年10月1日に鹿児島県鹿児島市に開所します。それに伴い障害ある方の応募受付を開始いたします。定員20名を募集し、一般企業への就職者輩出を目指します。
(写真:テレワークではたらいている様子。2021年1月に開所したパーソルネクステージ福岡の利用者。)
■背景:障害者の求人は首都圏と地方で格差。地方ではテレワーク・PC業務などのはたらき方が選べない方も
(出典)平成 28 年度 障害者新規求人数に占める障害者就職数の割合(厚生労働省)
法定雇用率は2021年3月に2.3%へ上昇、昨年度時点で障害者の雇用数は過去最高(※3)となっているものの、いまだ平均雇用率は2.11%と法定雇用率には達していません。
また、はたらく障害者側にとっては、障害者求人の充足率は首都圏で低く、求人数が障害者数を上回るエリアが多い一方、地方在住の障害者は、就業を希望しても「通勤が困難」、「はたらきたいと思える職種・仕事内容の求人が少ない」など、はたらきたくてもはたらけない、また、はたらき方の選択肢が少ないといった課題がありました。
そこで、パーソルネクステージは、雇用したくてもできない首都圏の企業と、はたらく機会や選択肢が少ない地方在住の障害者とをテレワークで“つなぐ”新たな形の「就労継続支援A型」福祉サービスを2021年1月に開始、首都圏企業のPC業務を中心に受託した仕事を、地方在住の障害者がテレワークで就業経験を積める機会を創出、職域拡大・キャリア形成に貢献しています。
■鹿児島を選んだ理由・取り組み
①鹿児島エリアで就業できていない障害者に、Web系などPC業務を中心とした業務ではたらく機会創出と職域拡大を同時に実現
鹿児島県は、障害者求人の充足率が70%(※3)と比較的高い一方、18歳~64歳の就業年齢の障害者数が約44,000人(※4)いるうち、仕事をしていない方は身体障害者53.6%,精神障害者48.0%、知的障害者37.4%、発達障害者20.0%(※4)、就労移行支援と就労継続支援の利用者数は約6,800人(※4)にとどまっています。
また、Web系を含むPC業務の業務経験・スキルを積める就労継続支援A型事業所も数少ないため、そうした方にはたらく機会とPC業務の業務経験・スキルを獲得できる機会を創出し、障害者の一般企業への就労を支援したいと考えています。
②605の島々からなる鹿児島、テレワークで離島に暮らす障害者の通勤負担を軽減
また鹿児島は、605の島々で構成されており、離島に暮らす障害者も少なくありません。テレワークを活用した在宅勤務を推進して行っているパーソルネクステージは、離島に住んでいる方にも、はたらきやすい環境を提供します。
③出勤率95%(※5)を実現した、1拠点目、パーソルネクステージ福岡の実績を活かす
パーソルネクステージの1拠点目として開所したパーソルネクステージ福岡では、現在定員20名の方が利用者として入所、95%と高い出勤率を維持しながら、一般企業への就職を目指して勤務中です。福岡で培ったノウハウをもとに、鹿児島エリアでの障害者活躍に貢献したいと考えています。
<参考>パーソルネクステージ福岡 利用者の声
テレワークで仕事ができるということと、PC業務を行うことができるということで、パーソルネクステージへの入社を決めました。私は病院に通院しなければならないので、勤務時間がフレックスというところも魅力でした。企業の求人は実務経験が1~2年必要なものが多いので、パーソルネクステージで実務経験を積んでいきたいです。現在、デスクワークをしていて、自分にはその適性があると感じているので、それを知れたこともとても良かったです。(男性・30代) |
パーソルネクステージではたらき始めて、生活安定ができてきた印象があります。入社前は、午前3時就寝とかでしたが今は夜12時には寝るように心がけています。仕事をする上での土台をしっかり作りたいという意識で、少しずつ前に進みながら学んでいます。現在の業務をしながら、今はCADに興味が湧き始めており、今後学んでいきたいと考えています。(女性・20代) |
パーソルネクステージでは、PC業務だけでなく、e-ラーニングも自由に使えるので、業務の隙間時間で新しいスキルの習得に励んでいます。今は、10月頃までに資格取得を目指して頑張っていて、業務をしながら実務経験を積み、同時並行で新しいことにチャレンジできる環境がパーソルネクステージに入ってよかったことです(男性・30代) |
現在、データ分析計の業務を行っています。目標としては、2~3年間でスキルを付け、その後一般就業をイメージしています。そのため、テレ―ワーク(在宅勤務)もできるパーソルネクステージですが、出社頻度を自身のために増やしています。テレワークも出社もどちらも選ぶことが可能で、自分の目標に合わせた勤務の仕方ができるのが嬉しいです。今はまだスキルの幅が狭い実感があるのでコーディング系も学んでいます。(男性・40代) |
1年~1年半の予定で就業を検討しています。私は事務系業務を中心に行っているのですが、まだスキルを上げたいと考えているので、少しずつ学んでいる状況です。チャットやExcel利用が多く、その部分はパーソルネクステージでしっかり学べているので、本当に良かったと感じています。(女性・20代) |
今後もパーソルネクステージは「はたらいて、笑おう。」のグループビジョンのもと、障害のある方が、はたらく機会を得て活躍できる社会への貢献を目指してまいります。
■パーソルネクステージ鹿児島 概要
名称 | パーソルネクステージ鹿児島 |
所在地 | 鹿児島県鹿児島市金生町1-1 ラウンドクロス鹿児島6階 「いづろ通」駅から徒歩1分 |
連絡先 | TEL:03-6385-0800 メール:PNX-toiawase@persol.co.jp |
業務内容 | 一般事務やweb制作、サイト保守、コーディング作業、集計分析業務、 イラストレーター・フォトショップ を使ったデザイン業務などさまざまな業務があります |
応募方法 | 利用者の応募を随時受付ております。また、研修内容、利用から就職支援までのサポート体制など、パーソルネクステージ鹿児島を利用していただくにあたっての説明会を開催中です。 詳細はこちらからご確認ください。 ■パーソルネクステージ 公式HP 利用者募集要項 https://nextage.persol-group.co.jp/recruit |
開所 | 2021年(令和3年)10月1日 |
事業内容 | 障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための請負業務および受託業務全般 |
責任者 | 吉岡 直登 |
■パーソルネクステージのサービス概要
■パーソルネクステージの特徴
①「テレワーク」で、地域や出勤のハードルを越えた就労で、出勤率95%を実現(※6)
パーソルネクステージは、全国の企業から、IT業務を中心とした「テレワーク」で遂行が可能な業務を受託し、個人のスキルや障害の状況などを総合的に考慮したうえ、担当業務を判断します。また、体調に合わせて、オフィスへの通所と在宅勤務を組み合わせたはたらき方で、無理なく仕事を続けることができます。
②一般就労で活躍できる「スキル・資格」の取得
パーソルネクステージでは、Webサイトの制作・運営・保守など、IT関連の業務が中心のため、はたらきながら一般就労移行時に活躍の幅を広げる専門的なスキルの習得が可能です。今後は、資格取得の支援も予定しています。また、IT関連の業務が初めての方には、教育スタッフのサポート、教育コンテンツを用意し、はたらきながら、無理なく専門知識やスキルを身につけられる環境を完備しています。
③パーソルの障害者雇用および人材サービスのノウハウを活用
パーソルネクステージにて就労経験後、一般企業への就労を希望する方には、「dodaチャレンジ」などパーソルグループの人材紹介サービスと連携した支援を行います。また、企業に対しては、障害のある方のはたらく環境、マネジメントノウハウの提供などを行います。一般企業への就労に対する不安をなくし、企業と個人のミスマッチを最小化することで、一般就労移行率50%以上※を目指します。
※1 パーソルネクステージでは、首都圏に所在する企業の業務をテレワークで繋ぎ、鹿児島に居ながらにして首都圏企業の業務経験を積むことができます。また、在宅勤務などの通勤を伴わないテレワーク勤務も推奨しています。
※2 就労継続支援A型とは:通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して、雇用契約の締結などによる就労の機会の提供および生産活動の機会の提供その他の就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練などの支援を行う福祉サービスです。https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000571840.pdf
※3 令和2年 障害者雇用状況の集計結果 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16030.html
※4 鹿児島県障害者計画(平成30年度~平成34年度)
https://www.pref.kagoshima.jp/ae07/kenko-fukushi/syogai-syakai/ziritushien/oshirase/documents/65357_20180420093751-1.pdf
※5 2021年7月時点、パーソルネクステージ福岡 実績
■パーソルネクステージ株式会社について< https://nextage.persol-group.co.jp/ >
パーソルネクステージは、“障害のある方がはたらくを楽しみ、日本社会の次のステージを共に創る”をミッションに設立、「就労継続支援A型」事業を展開しています。障害の状況に応じた多様なはたらき方を提案するとともに、企業の障害者雇用におけるミスマッチを解消することで、障害のある方の「はたらいて、笑おう。」の実現を目指します。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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