羽田空港ファン、航空ファン必見! 羽田空港の倉庫に眠っていた貴重な写真・新資料満載の超貴重写真集発売!
『羽田空港アーカイブ 1931ー2023 Tokyo International Airport 写真集』2023年5月1日(月)全国の書店・ネット書店で発売!
株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上⼤崎 代表取締役社⻑:⼩宮英⾏)は、羽田空港に保管されていた約1万点の秘蔵写真から約800点を選定した羽田空港の写真集『羽田空港アーカイブ 1931-2023』(https://www.tokuma.jp/book/b625535.html)を5月1日(月)に発売いたしました。
羽田空港1931年8月25日開港の日本の空を代表する空港である羽田空港。首都東京の空の玄関口としてだけでなく、東京オリンピック、ビートルズ来日、そのほか海外と日本をつなぐ場所として、歴史的な舞台となってきました。
本書は羽田空港のアーカイブから新たに見つかった数万枚の記録写真から、その歴史を辿るべく約800枚の写真を収録。掲載写真の多くはかつてあった羽田空港旅客ターミナルの運営会社の写真部が広報誌、パンフレットやしおりなどの制作、羽田空港の見学ツアーなどの記念撮影サービスで撮りためていた秘蔵写真で、その多くが初公開となります。
誰もが知る歴史的シーン、空港拡張やターミナルビル建設の裏側、そしてニュースとは関係のない普通の1日……。ジャンルや撮影日、歴史的な価値も異なりますが、いずれも羽田空港の日常を切り取った1枚です。日本の高度成長期とともに発展を遂げてきた"羽田空港”の移り変わりを、写真でつづられた一冊となっています。
特別収録として、昭和30年発行の「東京国際空港」パンフレットやガイド、リーフレットを全ページ掲載。ターミナルビルオープン直後の空港の模様や当時の羽田空港の見学券、ポストカード、しおりなども掲載。
航空ファンや空港ファンだけでなくても、十分楽しめる一冊です!
- PART1 羽田空港アーカイブ「あの時の羽田空港」
我が国の航空会社や空港、関連事業の“発展”において、羽田空港が果たした役割は計り知れないほど大きい。取り分け、大戦後の羽田空港は日本の近代化や経済成長を支え、ともに歩み、進化を遂げてきた。ふたたび世界を目指して建設された旧ターミナル。オリンピックや万博を迎えるべく実施された拡張工事。世界屈指の先進国に相応しい現ターミナル。その建設シーンを振り返る。
SCENE2 ターミナル外観と周辺の移ろい
1955年5月に竣工した旧ターミナルビルは東京タワーや霞が関ビルとならび、昭和の日本を象徴する建築のひとつ。パッチワークとも言われた増築・改築は飛躍的に拡大する航空需要の証であり、日々変化する外観も成長する日本経済の勢いを映す鏡だった。一方、1993年9月に供用開始となった現ターミナルビルは高い機能と美しい佇まいが特徴だ。洗練された平成、令和に相応しい建築であるし、新旧の対比も面白い。
SCENE3 ターミナルの内観と店舗、イベント
空港は飛行機が離発着するための場所だ。しかし、一国を代表する空港となれば、国内の利用者はもちろん、各国から訪れる旅客を迎える場所にふさわしい設えが必要だ。戦後、"東洋一"と言われる設備とデザインのターミナルビルでスタートを切った羽田空港は増築・改築を重ね、利便性や快適さの向上を図り、時代の先端をいくサービスを提供してきた。ここでは利用者に寄り添い続ける羽田空港の館内とサービスの変遷を辿りたい。
SCENE4 管制と運航、羽田空港を支える裏方
航空機の安全で円滑な飛行を支える航空交通管制。日々増え続ける運航本数、拡張する空港に対応すべく、管制塔を含む各施設は増改築や移転を重ねてきた。また、保安施設や気象関連施設、サービス施設も日本を代表する空港に相応しい設備を整えるべく進化を続けてきた。ここでは旧ターミナル時代の写真を中心に、安全で快適な空港を支えてきた施設と人々の様子をご紹介しよう。
SCENE5 羽田に降り立ったVIP&有名人
羽田空港は日本の首都、東京の空の玄関口。旅客機による往来が珍しくなくなった大戦後は、皇室や海外の王室、大統領といった国内外の要人を見送り、迎えてきた。また、国事行為や首脳会議の際には海外から色とりどりの政府専用機が飛来、航空趣味人を楽しませてきた。時には華やか、時には賑やか、そして時には荘厳ですらあった往時の羽田空港の様子をお楽しみいただければ幸いだ。
SCENE6 羽田空港を彩った名機
日本の首都、東京の空の玄関口として開港した羽田空港。シーン6では、国内航空会社の黎明期を支えた機体、プロペラ機からジェット機の時代への橋渡し役を担になった機体を中心にご紹介したい。また、航空機の歴史に名を刻きざむ名機、わずかな期間のみ飛来したレア機など、羽田空港の歴史を彩ったユニークな機体も合わせてご覧いただこう。
SCENE7 羽田空港で働くクルマたち
旅客機の運航には機体を牽引するトーイングタグ車、燃料を積み込むサービサーなど、数多くの支援車両が欠かせない。国内外のエアライン、そして大小の機体が就航する羽田空港では、古くから多彩な支援車両が活躍してきた。ここでは、1960年代から1970年代にかけて、羽田空港で活躍した働くクルマたちをご覧いただこう。
SCENE8 世界のエアラインと客室乗務員
洋の東西を問わず、旅客機には古くから快適な空の旅をサポートするキャビンクルーが乗務してきた。彼ら、彼女たちは時に保安要員として、また時にはおもてなしのプロフェッショナルとして、世界の空を舞台に活躍。シーン8 では、1960~1970 年代を中心に、国内と各国エアラインの客室乗務員の華やかで凛々しい姿を振り返りたい。
- PART2 羽田空港HISTORY年表
- PART3 秘蔵・羽田空港資料集
羽田空港の頒布物には開港直後の施設の概要が紹介されたパンフレットや、見学者に配布された「東京国際空港しおり」、またコンパクトに折りたたまれたリーフレットでも、羽田空港の魅力や観賞できる飛行機の解説など、航空関連の情報がぎっしりと詰まった内容で、当時の様子を感じることができる。
- 監修略歴
開港以来90余年の歴史を有し民間航空発祥の地である羽田に航空宇宙科学館をつくることを目的に、1987年(昭和62年)発足の「ジェット旅客機(JA8001富士号)保存世話人会」を母体とした航空関係者や航空ファンを会員とする団体。2010年(平成22年)からはNPO法人として科学館設立の推進運動を進める。活動内容は、羽田をテーマとした写真や史料を収集・展示する「羽田航空博物館展」、羽田と航空に関するさまざまな記事を掲載する会報「羽田の青い空」の年4回編集発行、子どもから大人まで幅広い世代に航空機の魅力を伝える「電動ヒコーキフライト体験会」や「こども紙飛行機教室」、そして日本が誇る国産旅客機YS-11量産第一号機を所蔵する科博廣澤航空博物館との協力、実際の機体や航空関連資料を収集し保管展示するプロジェクトなど、バーチャル・ミュージアムを含め科学館設立のため多角的なアプローチを行っている。初代会長は精神科医・作家の斎藤茂太氏。
- 「羽田空港アーカイブ写真集」掲載の写真展を羽田空港第1ターミナルで開催決定!
1931 年の開港から92 年もの間、変化を遂げながら現在に至るまでさまざまな“風景” を見てきた羽田空港の歴史が貴重な写真やグッズとともに蘇ります。また、会場では羽田空港限定グッズも販売。羽田空港をご利用の際は、この機会に、ぜひお立ち寄りください。
■期間 2023 年5 月1 日(月)~8 月31 日(木)
■運営時間 10:00~17:00 / 入場無料
※状況により運営時間は変更となる場合がございます。
■会 場 羽田空港第1 ターミナル 5 階 特設会場
■主 催 日本空港ビルデング株式会社
■特別協力 株式会社徳間書店、特定非営利活動法人羽田航空宇宙科学館推進会議
- 書誌情報
タイトル:羽田空港アーカイブ 1931ー2023
著者:徳間書店 編集 羽田航空宇宙科学館推進会議 監修
定価:3850円(税込)
判型:A4判
ページ数:240ページ
発売:2023年5月1日(月)
ISBN:978-4-19-865611-9
【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b625535.html
【Amazon】 https://www.amazon.co.jp/dp/4198656118
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