ChatGPTさえ使えれば「文章力は不要」にならない理由とは? 『原稿用紙10枚を書く力 増補新装版』発売(9/9)。

株式会社 大和書房

株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『原稿用紙10枚を書く力 増補新装版』(齋藤 孝:著)を2023年9月9日に発売いたします。
  • 累計20万部を突破した「文章術の名著」が大増補、新装版として登場!


「AIが進化したから書く力という筋力はもう必要ない、とトレーニングを止めることは、知的活動で最も重要な「考え続ける」という作業を放棄することを意味する。」(「増補新装版へのまえがき」より)


 2004年に単行本として刊行後、2007年に文庫化され、累計20万部超のロング&ベストセラーとなった『原稿用紙10枚を書く力』が装いも新たに再登場!


・生成AI時代に「書く力」はなぜ必要か
・思考も文章もどんどん進む「85の技巧」
・文章力を鍛える「おすすめ本150選」


を加筆増補した、令和必携の一冊です!


  • いま必要なのは、「書く力」



◎いい文章には「構築力・引用力・レジュメ力・立ち位置」がある
◎書くことを意識すると、本を読み込む力が上がる。語彙も豊かになる
◎起承転結の「転」が決まれば、書くことに困らなくなる
◎「3つで語る」と、きちんとした話になる。人より深く考えられる


……言葉の「発信力」を上げるうえで強力な効果を発揮するテクニックはもちろん、いま社会で最重要視されている「知的タフネス」を上げるヒントも盛りだくさんです。


  • 目次紹介


増補新装版へのまえがき―今日的な「書く力」とは


プロローグ 書くことはスポーツだ

 なぜ十枚書く力が大切か

「量から質」が文章上達の近道

 あらゆる手段を使って十枚書こう

 書く推進力になる引用

「3の法則」は文章構築のカギ

 起承転結の「転」から文章は考える

「起承転結」で読むトレーニング

 書けるようになると、読書力がアップする

 アレンジの束がオリジナリティだ

 書けるようになると次の世界が見えてくる


第1章 書くことは考える力を鍛える

1 書く前に考える

「書く」ことは構築することだ

 書き言葉は時間を超えて残る

「話し言葉」と「書き言葉」の違い

 パソコンで「書く力」をつける

 書けば書くほどアイディアが生まれる

2 思考力を鍛える

 書くことで脳は鍛えられる

 意味の含有率を高めよう

 書き言葉で話す

 書く力をつける読書

 考え抜く力をどうつけるか

3 書くことは価値の創造だ

 新しく意味を生み出す行為

 価値を下げる文章は書かない

「新たな気づき」があるか

 書くことで人とつながる


第2章 「書く力」とは構築力である

1 「引用力」をつける

 書くための読書術

 読み込む力は、書くことを前提にすると上がる

「こなす読書」をめざす

 制限時間の中で読む

 問題意識を持って読む

「引用」の技を学ぶ

 テキストを読み手と共有するメリット

 おもしろいと感じたことをグループ分けする

 引用のポイントを外(はず)さないコツ

 引用から文章を組み立てる

「気づき」がおもしろさを生む

2 「レジュメ力」をつける

 キーワードを拾い、メモをつくる

 構想に役立つメモのつくり方

 性格の違う三つのキーコンセプトをつくる

 キーコンセプトは切り口になる

 レジュメは文章の設計図

 長い文章を書くトレーニング

3 文章は「3の法則」で構築する

 キーワードからキーフレーズへ

 関連のない三つのキーコンセプトをつなぐ

 三つのキーコンセプトを図化する

 暗黙知を呼び覚ます

 章、節、項目を見きわめる

 私の論文トレーニング

 読書感想文で三つのポイントを選ぶ練習

トレーニングメニュー 映画の活用


第3章 「文体」を身につける

1 文体が文章に生命力を与える

 主観的なことを書く

 文体は構築力の上に築かれる

 生命力は文体ににじみ出る

 生命力と構築力

 音読すると文章の生命力がわかる

 対自分の文章と対他人の文章の違い

2 文体は立ち位置で決まる

 文章の身体性とは何か

 自分の立ち位置を意識する

 自分のポジションを決める

3 オリジナルな文章を書く

 立つ位置で構築の仕方が変わる

 書きやすい立ち位置を見つける

 主観と客観のバランスをとる

 取捨選択することで頭を高速回転させる

 アレンジ次第で文体は変わる

 触発されてオリジナリティが生まれる

トレーニングメニュー 日記の活用


文章力を鍛えるおすすめ本150選


  • 著者略歴

齋藤孝(さいとう・たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場。NHKEテレ「にほんごであそぼ」総合指導を務める。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。『読書力』(岩波書店)、『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)、『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)、『こども孫子の兵法』(日本図書センター)など著書多数。著書発行部数は1000万部を超える。


  • 書籍概要

書名 :原稿用紙10枚を書く力 増補新装版
著者 :齋藤 孝
発売日:2023年9月9日
判型 :文庫
頁数 :240ページ
定価 :880円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp

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会社概要

株式会社 大和書房

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URL
http://www.daiwashobo.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区関口1-33-4
電話番号
03-3203-4513
代表者名
佐藤 靖
上場
未上場
資本金
1100万円
設立
1961年07月