東京発ボーイズグループ・UNIVER23が7人体制に。TOKYO MXアニメタイアップ曲「BOOGEYCAT」リリース&タイ・バンコク初遠征。新体制7人が語る、グループの現在地と未来。
MV撮影の裏話、タイのセブン-イレブンの猫、気まずい同い年の話——笑いあり、熱さあり。UNIVER23の"今"がぎっしり詰まった7人全員インタビュー。
写真:nae.jay
ロケーション:BUZZ PICT赤坂

"東京23区から世界へ"——7人になったUNIVER23が、怒涛の夏を駆け抜けた。
新メンバーTAITO加入による7人新体制、TOKYO MX放送アニメ『ネコのクラちゃん ~クラレ王国 大陸のLutte Amor~』エンディングテーマ「BOOGEYCAT」リリース、そして初の海外遠征となるタイ・バンコクでのライブ。
2026年の夏、UNIVER23はとにかく動き続けた。
「23 to the world」というキャッチフレーズを掲げ、東京から世界を目指すボーイズグループが今、どんな景色を見ているのか。ファンの総称「UNION」たちに愛される7人全員にじっくり話を聞いた。
▌はじめまして、UNIVER23です。
まずは、UNIVER23を初めて知る方へ。7人それぞれに自己紹介をしてもらった。

TAITO(たいと)/オールラウンダー/東京都出身
「TAITOです。担当はオールラウンダーで、出身は東京です。笑顔が素敵です」
最年少ながら、グループの中で周りをよく見ている存在だという。
「意外と周りを見てて、まとめる役をこれからできたらいいなと思ってます」と穏やかに語る。しかしメンバーからは「UNIVER23の中で一番変」とも評されており、その二面性がどうやら魅力らしい。

EK(えいこう)/ラップ担当/静岡県出身
「担当はラップです。チャームポイントはいつも笑顔なところです」
自らを「カリスマ」と言い放つ、グループのムードメーカー。
一方でTAITOからは「意外と繊細な部分もある」と明かされており、その振れ幅がEKの真骨頂だ。

YURI(ゆうり)/メインボーカル/福岡県出身
「メインボーカルです。好きな食べ物は納豆が大好きです」
「尖った人たちが多い中で、グループに入りやすい雰囲気を作れたら」と語る、グループの"緩衝材"的存在。
MCとしてもしっかり場を仕切りながら、わちゃわちゃすると一番うるさくなるというギャップもご愛嬌。

RAKU(らく)/オールラウンダー/秋田県出身
「担当はオールラウンダーです。チャームポイントは元消防士だということです。守ります」
元消防士というインパクト抜群の経歴の持ち主。
メンバーからは「サイコパス」と評されつつも、YURIいわく「優しいお父さんみたいな温かさを感じる時がある」とのこと。
狂気と温もりを行き来する不思議な存在感がRAKUの魅力だ。

AMANE(あまね)/メインボーカル/神奈川県出身
「担当はメインボーカルで、チャームポイントは太陽のような明るいボーカルです」
自らを「ラストピース(最後の砦)」と称するAMANE。
RAKUからは「情熱的なところが見える」と語られており、その熱量が太陽のような歌声を支えているのかもしれない。

TAKERU(たける)/ビジュアル担当/埼玉県出身
「担当はビジュアルです。チャームポイントは小さい顔で、韓国語が話せます」
最年長ながら「親戚のおじちゃんみたいなポジション」のいじられキャラ。AMANEいわく「みんなの小さいところに気づいてくれる」と、実はメンバーをよく見ている気遣い屋の一面も。

YU-KI(ゆうき)/メインダンサー/東京都出身
「担当はメインダンサーです。特技は円周率をめちゃくちゃ言えることです。好きな食べ物は油そばです」
ステージ上での爆発力が持ち味のメインダンサー。
怖い話が大の苦手というビビリな一面を持ちながら、ひとたびステージに立てば誰よりも激しく踊る。その落差が、ファンの心をつかんで離さない。
UNIVER23をまだ知らない方へ——YURIより

「UNIVER23は宇宙をテーマにしていて、無限の可能性を秘めているということで、かっこいい曲からセクシーな曲、可愛い曲まで幅広くやっています。万人が楽しめるコンテンツを提供できるグループだと思います」
▌Chapter 1|7人になった理由——TAITOという新しい光

UNIVER23は、2025年4月のデビューから1年以上を6人で走り続けてきた。そこに7人目として加わったのが、TAITOだ。
「UNIVER23は6人でやってきて、すごい勢いがあるグループだなと思っていた時に、"23 TO THE WORLD"というキャッチコピーを本当に実現するタイミングで入れてもらった感じです。最初にオファーをもらった時は、この6人で作り上げてきたものに自分が入って合うのかな、って最初はめっちゃ不安でした」(TAITO)
しかし不安の裏側には、大きな期待もあった。
「同い年のYU-KIがメインダンサーをやっていて、自分もダンスが得意なので、そこでバチバチに上がっていけたらって思っていたので、それがすごい楽しみでした」(TAITO)
一方、既存メンバーはTAITO加入をどう受け止めていたのか。
「加入という話を受けた時に、嬉しさはもちろんあったんですけど、そのタイミングがUNIVER23がいろいろ始まっていくタイミングでもあったので、ちょっと不安な面もあって。でも入ってきた時にその不安を払拭してくれたと思います」(EK)
「率直には……ちょっと気まずくて(笑)。加入する前からたまたま8月2日が同じ誕生日って知って、勇気を振り絞って話しかけたんですけど、そこから会話が続かなくて。加入まで至っちゃったんで、ずっと気まずかったんです。今もちょっと気まずい(笑)」(YURI)
TAITOが笑いながら「一番仲いいのに」と返す。この絶妙なやり取りが、すでに7人の関係性の豊かさを物語っていた。
AMANEは当初、新メンバーの加入に反対していたと明かす。しかしそれには理由があった。
「新メンバーを入れることは反対だったんですけど、TAITOならいいですよと自分からプロデューサーに伝えました。TAITOはダンスも歌もパフォーマンススキルがあるのを、一緒にいろんな活動してきた中で知っていたので。ただ……UNIVER23は6人、変な奴ばかり集まったグループだったんで、真面目な子が入ってくることを期待していたんですけど、ちょっと変な奴が追加されちゃって(笑)。7人で変な人になっちゃいました」(AMANE)
TAKERUはTAITOと事務所の同期。その活動ぶりを間近で見てきた立場から、こう語る。
「1周年まで6人で誰も欠けることなくやってきて、ここまで来たら6人でやっていこうって感じだったんですけど、TAITOだったらすごい、いい起爆剤になるんじゃないかなと思って、一緒にやりたいなって思ったので、率直に楽しみでした」(TAKERU)
7人になったことで、グループはどう変わったのか。EKがその変化をこう表現した。
「一人一人の個性がある。その全員がまとまった時に一つの大きな色になるんですけど、その中でも足りない部分を補うメンバーが入ってきた。より一層、色が混ざり合っても真っ黒にならずに、虹色のようないい色に変わっていく感じのグループになったなと思います」(EK)
▌Chapter 2|「BOOGEYCAT」——可愛さと狂気が交差する新曲の裏側

2026年8月13日リリース。TOKYO MX放送アニメ『ネコのクラちゃん ~クラレ王国 大陸のLutte Amor~』のエンディングテーマ「BOOGEYCAT」。UNIVER23の新体制初楽曲となったこの曲は、どのように生まれたのか。
タイアップ決定の知らせは、グループ全体でのミーティングの場で突然告げられた。
「飛び跳ねて喜びました。メジャーデビューをしたいっていうのがみんなの元々の目標で、その中で一つ地上に出られるものがやらせていただけるっていうので、すごい嬉しかった記憶があります」(AMANE)
「もうびっくりしすぎて鳥肌が立って、鳥になるかと思いました(笑)。せめて猫になれよって話なんですけど」(YU-KI)

アニメのタイトルから、メンバーたちは当初「可愛い曲が来るのかな」と想像していたという。しかし届いた楽曲は、予想を大きく裏切るものだった。
「最初、可愛い曲がくるのかなってイメージだったんですけど、いざ曲が届いたら、なんかちょっとピエロっぽい感じの狂気じみた音とか歌詞とかもあって。その狂気じみたピエロっぽい感じが自分にぴったりだって言われて、この曲は自分がセンターを担うことが多いです」(RAKU)
楽曲のコンセプトについては、TAKERUがこう説明する。
「新体制1発目の楽曲になるということもあって、UNIVER23らしく、ここからさらに加速していくよっていうのが伝わる楽曲にしたいというプロデューサーの思いも含めて、猫という可愛らしさとUNIVER23らしいかっこいい狂気的なコンセプトが混じった楽曲になりました」(TAKERU)

MVの撮影現場では、ある"ハプニング"が名場面を生んだ。
「猫のダンスをする時に、リムレスのメガネを全員がつけていて、それを外して投げるダンスがあるんですけど、MV撮影では何回も撮り直して。暗い撮影現場でメガネを投げるとどこかに行っちゃって、探してもう一回撮り直すっていうのを結構繰り返しました。でもすごい綺麗に撮っていただいて、いいシーンになりました」(TAITO)
「元々の振りは最初メガネを取る予定がなくて、MV撮影の雰囲気を見てプロデューサーが『取るダンスにしてみたら?』って提案してくださって、そのダンスになったんです」(TAKERU)
ライブで真似してほしいポイントについては、AMANEが熱く語ってくれた。
「一番キャッチーな部分はインターパートです。サビが終わってから始まるパートで、TAITOを中心に三角形になって踊る振り付けがあって、猫の身振り手振りがたくさん入った振り付けになっています。手だけでも遊べるし、全身でも踊れる振り付けになっているので、ぜひ真似してもらえたら嬉しいです」(AMANE)
そして新体制1発目の楽曲に初参加したTAITOは、こう振り返る。
「デモの音源が届いた時に、UNIVER23にとってすごいフックになる曲だなと思って。7人でやるってなったらすごいワクワクしました」(TAITO)
▌Chapter 3|東京からバンコクへ——タイで感じた「23 to the world」

2026年8月28日・29日、タイ・バンコクで開催された「バンコク日本博2026」。UNIVER23にとって初めての海外遠征となったこのライブは、メンバーたちの意識を大きく変えた。
「言語が違う国なので不安もあったんですけど、いざライブのステージに立つと、タイの皆さんも熱狂的にライブを楽しんでくれて。言語の壁を超えて、同じ音楽が好きだという気持ちで一緒に楽しめる空間でした」(RAKU)
日本のライブとの違いについても印象的なエピソードが語られた。
「歓声の大きさが全然違って、こっちもめちゃくちゃバイブスが上がりました」(YU-KI)
「日本のファンの方たちは表情にすごい出してくれるんですけど、向こうの方たちはダイレクトに、声や体全体を使って表現してライブを楽しんでくれる。そこが文化の違いというか、その違いが見れてすごい面白かったです」(TAKERU)
デビューから1年以上での海外進出。YURIは、その実感をこう語る。
「元々最初からこのコンセプトを掲げて、メンバー全員が本気で"23 to the world"を体現しようと本気で活動してきたんですけど、まさか活動開始から1年ちょっとで本当にto the worldしちゃうとは思っていなくて。このコンセプトが現実味を帯びた瞬間と言いますか、ちょっと熱いなと思いました」(YURI)
オフの時間も、メンバーとの思い出が詰まっていた。

「今回は一人一部屋での宿泊で、それはそれでちょっと楽だったんですけど、ちょっと寂しい気持ちもあって。みんなでタイ語も英語もわからない中、頑張って注文してガパオライスを食べたのが楽しかったです。通貨の計算にみんなで苦戦したりも(笑)」(RAKU)
「最終日にみんなで市場を散策したんですけど、その様子はVLOGとして公式YouTubeに公開予定なので、ぜひチェックしてみてください」(TAKERU)
そして、加入からわずか1週間ほどで海外遠征に参加したTAITOは——。
「告知が出た時はまだ加入も発表されていなかったんですけど、本当に加入して1週間ちょっとで海外遠征をさせてもらって。4日間ずっと一緒にいたので、それまでできていなかったみんなでご飯を食べることとかができて、すごく楽しい遠征になりました」(TAITO)
タイ遠征を終えたUNIVER23は、さらに視野を広げる。2026年10月には初のヨーロッパ遠征としてベルギー公演が決定しており、タイで得た経験とさらに磨きをかけたパフォーマンスで、新たな景色に挑む。
「タイでも、自分たちが経験していないことを経験しに行って、すごく自分たちの中でも成長もしたし、足りない部分も多く見つかって。また10月にベルギーに行けるということで、タイよりも人がもっと集まるとも聞いていますし、その分もっと努力をしていいパフォーマンスを届けないといけないと思っています。"23 to the world"というこのコンセプトを、ちゃんと体現できればなと思っています」(EK)
▌締め|ファンへのメッセージ

この夏を駆け抜けたUNIVER23。これからどんなグループを目指すのか。そしてファンへの想いを、7人それぞれに語ってもらった。
TAITO「今推してくれているファンの人たちへ。7人体制になってこれからも、もっと成長していくんですけど、推していてすごく自慢したくなるようなグループに成長しようと思っているので、これからも応援してください」
EK「足りない部分はちゃんとメンバー同士で補いながら、たくさんいいパフォーマンスを皆さんに届けていきますので、これからも僕たちのことを一人一人ちゃんと見てくれればなと思っています」
YURI「海外遠征が立て続けに決まっていたり、どんどん大きくなっていく予定なので、自分のペースでいつまでも僕たちのことを応援してくれたらなと思います」
RAKU「ファンの皆さんに恩返しができるような、応援していてよかったなと思ってもらえるような活動を心がけてやっていきたいと思っています。これからも応援していただけると嬉しいです」
AMANE「いろんな過程があっての今と、これからをたくさん一緒に見ていけたらと思っています」
TAKERU「新体制になっていろいろ挑戦させていただけるようになったのは、ずっとそばで支えてくださったUNIONのみんながいたからでしかないので、これからも一番近くで、一緒に成長していく過程を見届けていただけたら嬉しいです」
YU-KI「もちろん今よりもかっこよくなるし、この世の中のどのグループよりもでかくなるので、後悔させないので、ぜひこれからも信じて僕たちについてきてくれたら嬉しいです」
「23 to the world」東京から世界へ。その言葉が、今年の夏、確かな現実になり始めた。7人になったUNIVER23の物語は、まだ始まったばかりだ。

▌UNIVER23 最新曲「BOOGEYCAT」
2026年8月13日リリース
TOKYO MX放送アニメ『ネコのクラちゃん ~クラレ王国 大陸のLutte Amor~』エンディングテーマ
TOKYO MX 毎週水曜 18:30〜18:45 放送
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