クラダシ、大学との共同研究実施先が決定

~茨城大学ならびに法政大学の研究室と持続可能な社会の実現を目指す~

株式会社クラダシ

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:河村晃平、以下「クラダシ」)は、ソーシャルグッドな世界の実現を目指し、クラダシ基金を活用した共同研究先の募集をしておりました。このたび、茨城大学・石島恵美子研究室と法政大学・土肥将敦研究室の2つ研究室と共同研究を行うことが決定しましたので、お知らせいたします。

クラダシは、フードロス削減を目指し、賞味期限が切迫した食品や季節商品、パッケージの汚れやキズ・自然災害による被害などが原因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で販売しています。また、その売り上げの一部でさまざまな社会貢献活動を支援しています。

さらに、クラダシが自ら社会貢献活動を行うために創設したクラダシ基金(※1)を活用して地方創生事業、フードバンク支援事業、教育事業、食のサステナビリティ研究会に取り組んでいます。クラダシはこれまでも、ソーシャルグッドの輪を広げることを目指し、今後社会を創る次世代に向けて、大学生向けのSDGs特別講座や、中学・高校生向けのフードロス課題やキャリアについての特別授業などを行ってまいりました。

また、クラダシは持続可能な社会の実現を目指し、優先して取り組むべきテーマとして5つのマテリアリティを特定しています。そのなかでも、「ソーシャルグッドな世界の実現」に資する取り組みとして、次世代に向けた教育は重要だと位置づけています。

このような背景から、このたび教育分野への支援や取り組みを強化することを目的に、大学および大学院のゼミや研究室への研究支援先を募集いたしました結果、茨城大学・石島恵美子研究室と法政大学・土肥将敦研究室の2つの研究室と共同研究を行うことが決定いたしました。

茨城大学 教育学部 石島恵美子研究室の研究は、「干し芋残渣のアップサイクル及び食品ロス学習プログラムの開発」という研究をされており、干し芋生産農家を取り巻く産官学協働プロジェクトを通じて、地域コミュニティを強化し、持続可能な地域づくりに貢献することを目指しています。

法政大学 現代福祉学部 土肥将敦研究室では、「食品業界におけるソーシャルイノベーションプロセスの国際比較」という研究を行っており、日本の食品業界における商習慣である

「3分の1ルール」が、どのような文脈や論理で日本社会に定着してきたのか、またそれらが政府の各種取り組みのほか、民間企業による主体的な取り組みによってどのような制度変化がもたらされているのかについて、国内事例のみならず海外の事例と併せて比較研究することで、日本の消費者の現状を整理することを目的としています。

クラダシは、2つの研究室への支援として、研究費用の支援に加え、クラダシが有するネットワークやリソースへのアクセスを提供するとともに、社会課題の解決につながる研究を加速させ、未来のソーシャルアントレプレナーの育成を目指してまいります。

※1クラダシ基金とは:

クラダシ自らが社会貢献活動を行うために創設した基金で、「Kuradashi」における支援先の1つです。地方創生事業・フードバンク支援事業・教育事業・食のサステナビリティ研究会の社会貢献活動に充てられています。

■採択した共同研究の概要

①茨城大学 教育学部 石島恵美子研究室

研究テーマ:干し芋残渣のアップサイクル及び食品ロス学習プログラムの開発

② 法政大学 現代福祉学部 土肥将敦研究室

研究テーマ:食品業界におけるソーシャルイノベーションプロセスの国際比較

■共同研究の支援内容

【研究支援内容】

  • 研究費の助成(寄付)上限100万円

  • クラダシのノウハウ、ネットワーク、データ提供など

  • 対象期間:採択決定から2025年3月末まで

【条件】

  • 研究テーマがクラダシのマテリアリティの1つ又は複数に即していること

研究テーマ例:
ソーシャルグッドな世界の実現:NPOの資金調達、ソーシャルインパクト計測と開示

フードロス削減と環境への貢献:フードロス削減、廃棄物リサイクル

おいしい食へのアクセスの向上:子ども食堂、スマート農業  など

※上記はあくまで例であり、上記のテーマに限りません。

  • ゼミ・研究室名での応募であり、研究実施の最終責任者が指導教官であること

  • 寄付金に対して、領収書を発行すること

  • 応募時に資金用途の記載が可能であること、また、何にいくら使用したかの報告を実施すること

  • 11月に中間報告書、翌2月に最終報告書を提出すること

  • 11月に中間報告会(オンライン)、翌2月に最終報告会(クラダシオフィス)を実施すること

■クラダシのマテリアリティ

クラダシは、持続可能な社会の実現と経営を目指し、5つのマテリアリティを特定しています。(※2)

  1. ソーシャルグッドな世界の実現

  2. フードロス削減・環境への貢献

  3. おいしい食へのアクセスの向上

  4. 企業と人が共に成長できる場所

  5. コーポレートガバナンスの強化

※2サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report

■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは

Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットです。

フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、おトクに販売しています。さらに、売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体への寄付やクラダシ基金として活用し、SDGs17の目標を横断して支援しています。

楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。 

URL:https://www.kuradashi.jp/

■株式会社クラダシについて

代表者氏名:河村晃平

設立:2014年7月

本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F

URL:https://corp.kuradashi.jp/

【サービス紹介】

・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/

・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund

・冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」:https://tsurukame-kitchen.com/

【クラダシのサステナビリティ】

・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/

・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report

【2024年6月末時点の主な累計実績】

・フードロス削減量:23,993トン     ・経済効果:116億7,364万円

・CO2削減量 :63,606t-CO2      ・支援総額:144,184,220円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。



すべての画像


ビジネスカテゴリ
EC・通販学校・大学
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社クラダシ

67フォロワー

RSS
URL
https://corp.kuradashi.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区上大崎3丁目2−1 目黒センタービル 5F
電話番号
-
代表者名
関藤 竜也
上場
東証グロース
資本金
3億1008万円
設立
2014年07月