「第21回 すららカップ」結果発表 半数以上の児童生徒の学習時間が増加!

「努力量」で競うイベントが自己調整学習スキルを身につけるきっかけになることを示唆

すららネット

AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:湯野川孝彦)は、50日間かけて実施していた「第21回 すららカップ」の結果発表と授賞式を2025年2月15日にオンラインで開催しました。

              
今回の「すららカップ」の参加者のうち、646人の児童生徒から回答を得られたアンケートでは、半数以上がイベント参加前より学習時間が増えたという回答が得られました。その中でも学年相当の学習時間を満たしていなかった参加者のうち、中高生の約6割、小学校高学年の約4割で学習時間が増加したことがわかりました。学習時間や実施単元数などの学習データを努力量として競い合うイベントが、自己調整学習スキルを身につけるきっかけになることが示唆されました。

年齢や地域、国境をも超えて仲間と「頑張りや努力」で競い合い

自己調整学習スキルの習得と向上を目指す

「すららカップ」とは、すららネットの ICT 教材「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」「Surala Math」「すらら にほんご」を利用する世界中の子どもたちが、学年や居住地域を問わず、偏差値や点数ではなく「総学習時間」や「学習ユニット数」などの「努力量」を競い合うイベントです。「すららカップ」では、約1か月半のイベント期間を通じて、学力に関わらず子どもたち(および先生・保護者)が自己効力感を得て、「子どもたちが自ら学んでいく力」である自己調整学習スキルを習得・向上させていくことを目指しています。

 

受賞者、参加者からのコメントで目立つ「学習の習慣化」「がんばった結果」

第21回目となった今回の「すららカップ」は、国内外で当社の教材を利用中の約25万人の子どもたちが参加対象です。総学習アワード全国ランキング1位は、リード進学塾岐阜西校の小森雅也さんが見事受賞されました。小森さんは「自分で立てた学習時間目標の達成に向け、学校の休み時間などの隙間時間を使うことを意識した。おかげで理科や社会のテストの順位が上がった」と目標達成の工夫とそれによる結果を報告してくれました。そのほかオンライン授賞式では、全21種のアワードの受賞者を発表し、上位の受賞者からは受賞の感想やコメントをもらいました。

受賞者や参加者からのコメントで印象的だったのは「学習の習慣化」と「頑張った結果」の2つのワードです。総合学習アワードで第2位を受賞した東京立正高校の生徒は、「毎日『すらら』にログインすることを習慣化することから始めた」と成果につながったポイントを教えてくれました。また「学習する習慣が以前よりついたので挑戦してよかった」などの感想も寄せられました。さらに、ルーキー部門1位の青森市立新城中学校の生徒は「日々の積み重ねが結果となった」と努力が結果につながったエピソードを話してくれました。

当社代表の湯野川は「努力する力はつまり学習をする力です。自分で学習をし、自分自身を成長させる力、いわゆる『自己調整学習』という非常に素晴らしい力が身についたといえるでしょう。勉強だけでなくこれから先の人生で何か成し遂げたいことがあった時にきっと役立つ力です。この力を身につけたみなさんの人生が楽しみです」と表彰式の終わりの言葉として受賞者、そして参加者を称えました。

喜びのコメントをする受賞者のみなさんとすららネット代表湯野川

 

58%の参加者が勉強時間が増加。自己調整学習スキル習得への第一歩へ

自己調整学習とは、学習者が自ら効果的な学習行動を選択し、目標を設定し、その達成を目指す学習方法です。それを踏まえ今回の今回の「すららカップ」は、事前に期間中に達成したい学習時間の目標を選んで学習する「ミッション達成賞」、決まった日数学習する「コツコツ学習賞」など、賞の受賞を目指すうちに、「目標を設定し、計画的に学習する」という学習行動を自然と取れるアワードを設けました。この狙いを確認すべく、「すららカップ」実施前後で子どもたちにアンケートを実施し、自己調整学習のはじめの一歩といえる学習時間の変化を確認したところ、イベント参加後に58%の児童生徒が「学習時間が増えた」と回答しました。その中でも、学年相当の家庭学習時間※を満たしていなかった児童生徒のうち、中高生の約6割、小学校高学年の約4割で学習時間が増加したことがわかりました。学習時間や実施単元数などの学習データを努力量として競い合うイベントが、学習習慣をつけるきっかけになることが示唆されました。

また、期間中学習計画を立てて取り組んだ児童生徒は約半数。うち約2割がすららネットがイベントのために用意した「らくらく目標カレンダー」を活用していたこともわかりました。日頃学習計画を立てる習慣がなかったが、今回このカレンダーを活用して取り組んだとの回答も確認できました。

※1日の家庭学習時間目安として学年×10分と設定

※中高生は参加前の学習時間がほとんどしない~1時間、小学校高学年では参加前の学習時間がほとんどない~30分の児童生徒

「すららカップ」が自己調整学習スキル習得の第一歩である、学習習慣の習得のきっかけになったことが示唆されました。

■株式会社すららネット   

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念に掲げ、AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材「すらら」「すららドリル」などを開発・提供しています。現在、国内の2,600校以上の学校や学習塾で導入され、約25万人の児童生徒が利用しています。全国の公立学校や有名私立学校、大手塾での活用が広がる一方、不登校や発達障がい、経済的困難な状況の子どもたちにも学習機会を届けることで、教育課題の解決に取り組んでいます。2017年には、代表的な EdTech スタートアップ企業として東証マザーズ市場(現東証グロース市場)に上場しました。

・コーポレートサイト    https://surala.co.jp/

・サービスサイト          https://surala.jp/                      

 

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会社概要

株式会社 すららネット

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URL
https://surala.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区内神田1丁目14-10 PMO内神田7階
電話番号
03-5283-5158
代表者名
湯野川 孝彦
上場
東証グロース
資本金
2億8965万円
設立
2008年08月