世界とつながる“創造交差点”を天神に 「(仮称)CIC Fukuoka」、「(仮称)Venture Café Fukuoka」2025 年春(仮称)新福岡ビル内に開設
~(仮称)Venture Café Fukuoka は 2024 年秋より天神エリアにて先行プログラムスタート~
CICのイノベーションキャンパスは、快適なワークスペース、入居するスタートアップの成長を強く後押しする支援プログラム、世界に繋がるグローバルなコミュニティを提供しています。CICの東京に次ぐアジア2拠点目の開設を目指し、両社で2022年7月より検討を進め、この度、(仮称)新福岡ビルへのイノベーションキャンパスの開設を正式に決定いたしました。
当施設は(仮称)新福岡ビルのコンセプトである“創造交差点meets different ideas”の象徴であるスカイロビーの7階に位置し、ビル内のさまざまな機能を交わらせることで、集団の枠を超えたコミュニケーションを誘発します。施設の機能としては、24時間365日利用可能なプライベートオフィスやコワーキングスペース、会議室、アメニティスペースなどを計画しています。
当施設の開設にあわせて、CICの姉妹組織でイノベーションコミュニティを世界14都市に展開・運営する非営利団体「Venture Café」と当社が協働し、『(仮称)Venture Café Fukuoka(ベンチャーカフェ フクオカ)』をビル開業前の2024年秋に立ち上げ、誰もが気軽に参加できる多様なプログラムを毎週天神エリアで開催いたします。毎週という高頻度でプログラムを実施するのはアジアでは「Venture Café Tokyo」に次ぎ2つ目の拠点となります。
2025年春の当ビル開業後には、6階スカイロビーにおいて「Venture Café」のプログラムを実施することで、オフィステナントやCICの入居者、来訪者など多様な人々が集い、繋がり、新しいビジネス・文化を生み出すコミュニティの創出を目指します。
(仮称)新福岡ビルでは、CICという世界トップクラスのイノベーションキャンパスを迎えることで、“いつも何か新しいアイデアに出会え、創造を生み出す場”として、新たなビジネスやイノベーションの創出を促し、九州・アジアの成長をけん引してまいります。
(仮称)CIC Fukuokaの概要
スタートアップを中心に、国内外のさまざまな企業、ベンチャーキャピタル、大学・研究機関、政府・自治体機関、弁護士といったプロフェッショナルファーム等が集積する施設。入居するスタートアップの成長を強く後押しする支援プログラムやイノベーションを促進する綿密なコミュニティを提供。
ビジネスの成長が著しいアジア圏とのネットワークが強い福岡の中心地・天神で、多種多様なイノベーターに場所・機会・資源を提供することで、多岐にわたるビジネス・イノベーションの創出を支援します。
【名称】
(仮称)CIC Fukuoka
【開業】
20254年春(予定)
【施設構成】
(仮称)新福岡ビル7階
・プライベートオフィス 約140室(1~4名利用)
・コワーキングスペース 約40席
・会議室 14室
・アメニティスペース(キッチン・カフェスペース、ゲームルームなど)
【面積】
約3,500㎡(約1,058坪)
【施設イメージ】
<廊下・共用スペース>
<キッチン・カフェスペース>
<廊下・プライベートオフィス>
<会議室>
(仮称)Venture Café Fukuokaの概要
(仮称)CIC Fukuokaのオープンに合わせて、姉妹団体のVenture Caféは、毎週木曜日開催の主要プログラム「Thursday Gathering(サーズデー・ギャザリング)」等、誰でも参加できるオープンなイノベーション促進、交流、教育プログラムやイベントの運営、コミュニティの構築、加えてイノベーターを世界のコミュニティに結びつける活動を福岡へと拡大します。
CICの姉妹組織であるVenture Caféは2009年に創設、世界16都市でスタートアップ向けイベントを定期的に開催しており、スタートアップ企業をはじめ、大企業、大学・研究機関、フリーランス、学生など多種多様な人が集まることが特徴です。
このうち11の都市では毎週という高頻度でプログラムを開催し、ビジネス分野別コミュニティを構築することでビジネスの形成と成長を通じて地域の経済発展を推進していくことを目的としています。
【名称】
(仮称)Venture Café Fukuoka
【創設】
2024年秋(予定)
【開催場所】
2024年秋~:天神エリア
2025年春以降:(仮称)新福岡ビル 6階スカイロビー
<(仮称)新福岡ビル開業後にプログラムの実施会場となる6階スカイロビーイメージ>
<Venture Café Tokyoのプログラムの様子>
【プレイベント】
2024年2月13日(火) Fukuoka Growth Next(福岡市中央区大名)にて開催予定
※自由参加
※詳細は決まり次第ご案内いたします
CIC・西鉄代表者メッセージ
<CIC創業者 CEO ティム・ロウ>
この度、これまで福岡の発展に大きな役割を果たされてきた西鉄様との密な連携により、無事本プロジェクトへの合意が得られ、「(仮称)新福岡ビル」にCICの新たな拠点が誕生することが決定したことを、大変嬉しく思います。
福岡はアジア各国からの直行便が多くあるだけではなく、アントレプレナーシップが浸透している街であり、新しいアイデアやビジネスに対するオープンな姿勢があると感じました。さらに、「(仮称)新福岡ビル」は福岡県天神地区の中心部に位置し、1フロアサイズが西日本最大級のビルであり、県内さまざまなエリアからのアクセスも良いロケーションです。この場所にCICがオープンすることで、今後福岡の重要なイノベーションハブになっていくと確信しています。
CICは、日本最大級のスタートアップハブであるCIC Tokyoや世界各国の拠点において得た、イノベーションカルチャーやスタートアップエコシステムの醸成の知見を福岡でも活かし、さまざまなプレイヤーたちと共に活発なイノベーションキャンパスを築いて行きます。
<CIC Japan会長 梅澤高明>
この度「(仮称)CIC Fukuoka」、そして「(仮称)Venture Café Fukuoka」を、「(仮称)新福岡ビル」にオープンできる運びとなったこと、大変喜ばしく思っております。
福岡のさらなる発展に強くコミットされている西鉄様との共同プロジェクトとして、同社のフラッグシップとなるビルで、福岡最大規模の都心型イノベーションキャンパスを立ち上げることに大きな期待と責任を感じております。
福岡の新たなイノベーションの中心地、さらに福岡と九州各都市、東京、アジアを繋ぐ結節点となることを目指して、西鉄様とともに準備を進めて参りたいと思います。
<西日本鉄道株式会社 代表取締役社長執行役員 林田浩一>
当社が推進する大型開発「福ビル街区建替プロジェクト」は、本年10月に上棟し、2025年春の開業に向けた準備が本格化してまいりました。その中で、世界トップクラスのイノベーションキャンパスを運営されているCIC様を正式にお迎えできることを大変嬉しく思います。
当プロジェクトでは、「創造交差点 meets different ideas」を開発コンセプトに掲げており、アジア諸国に近接する福岡の立地特性を活かし、グローバルなイノベーションハブとしてスタートアップ企業が世界とのネットワークを広げていくための創出拠点となることを期待しています。福岡のまちのさらなる活性化とアジアにおけるプレゼンス向上に向けて、共に盛り上げていきましょう。
(参考)CIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター)の概要
起業家やスタートアップの成長をサポートするイノベーションキャンパスを世界展開するグローバルリーダー
【創立】
1999年
【従業員数】
200名以上
【代表者】
創業者・CEO ティム・ロウ
【本社所在地】
米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市
【事業所数】
CICイノベーションキャンパス :世界4ヵ国・ 8拠点
Venture Café プログラム実施(関連プログラムも含む) :世界4ヵ国・14都市
【事業内容】
イノベーションキャンパスの運営
現在は、スタートアップを中心としたイノベーションに関心を持つ企業が全世界で2,300社以上入居しており、1999年の創設以来CICに入居したを利用して成長した企業は1万8,300社以上に及んでいます。また、2022年1年間で1999年から2021年にかけてCIC入居企業(グループ会社を含む)がベンチャーキャピタル等から調達した資金は、合計約137.2億ドル(約10.709億兆円)で、またそれらの入居企業のグループ企業を含めると合計約170億ドル(約2.5兆円)の資金調達に成功しています、2001年以降に公表されている入居企業の企業価値は、78億ドル(約1兆円)を超えています。
■グローバルネットワーク
(参考) 福ビル街区建替プロジェクト開発コンセプト
【ビルコンセプトイメージ】
(参考) (仮称)新福岡ビル概要
【事業名称】
福ビル街区建替プロジェクト
【所在地】
福岡市中央区天神一丁目11番
【敷地面積】
約8,600㎡(約2,600坪)
【延床面積】
約147,000㎡(約44,000坪)
【階数】
地上19階、塔屋1階、地下4階
【建物高さ】
約97m
【設計者】
基本設計 株式会社日建設計
実施設計 鹿島建設株式会社
【外装デザイン】
Kohn Pedersen Fox Associates(KPF)
※スカイロビー、オフィス共用部、1階共用部の内装デザインも担当
【商業内装デザイン】
株式会社乃村工藝社
【ホテル内装デザイン】
株式会社NAP建築設計事務所
【施工者】
鹿島・安藤ハザマ・松本・西鉄建設 特定建設工事共同企業体
【用途】
オフィス、商業、ホテル、カンファレンス
【竣工】
2024年12月(予定)
【開業】
2025年春(予定)
(参考) 福ビル街区建替プロジェクトのこれまでの動き(全体計画および環境面)
2018年8月 第1期事業の建替計画を決定
2019年11月 福ビル街区(福ビル・天神コアビル・天神第一名店ビルを含む街区)街区全体での同時開発を決定
2020年11月 「感染症対応シティ」に向けた安全・安心なビルへ計画変更
2021年4月 「DBJ Green Building 認証」のプラン認証最高位ランクを取得
2022年6月 「LEED GOLD®」予備認証を取得
2022年11月 ZEB認証を取得
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