休業中の姉妹ホテルを想い、奥能登復興への願いを込め、1000年の伝統を持つ「揚げ浜式」製塩による塩を使った限定メニューを提供開始【メルキュール富山砺波リゾート＆スパ】

　富山県・砺波（となみ）平野を見下ろす高台に位置するオールインクルーシブのリゾートホテル「メルキュール富山砺波リゾート＆スパ」（所在地：富山県砺波市安川字天皇330番地／支配人：大東 宏史）では、2024年の能登半島地震および同年9月の豪雨災害で甚大な被害を受けた石川県・奥能登の復興を応援する特別プランの販売を開始しました。1000年続く塩づくりの技が生んだ、石川県珠洲（すず）市の「揚げ浜式」による製塩。震災と豪雨により一時塩田は閉鎖を余儀なくされていましたが、多くのボランティアの力と地域の支えにより、今年ようやく塩づくりが再開されました。本プランでは、その「揚げ浜塩」を使った特別メニューを提供します。

プラン提供の背景

　当ホテルの姉妹ホテル「メルキュール能登リゾート＆スパ」は能登半島地震により休業が続いており、このホテルに所属していた一部のスタッフは、現在メルキュール富山砺波リゾート＆スパで勤務を続けています。今回、道の駅「すず塩田村」での塩づくりが再開されたのを機に、「何か支援ができないか」との思いから、現地でしか手に入らない貴重なこの塩をスタッフ自ら調達し、同じく石川県で生産される黒毛和種のブランド牛「能登牛」に添えて提供することにしました。「能登牛の陶板焼き ～揚げ浜塩を添えて～」は、きめ細かな肉質と豊富なオレイン酸を含む芳醇な味わいが特徴の能登牛を、まろやかな“揚げ浜塩”で引き立てる一品となっています。

日本最古の塩づくり文化が残る、道の駅「すず塩田村」

桶で海水をくみ上げ砂地に撒き、太陽と風で乾燥させる「揚げ浜式製塩法」

石川県珠洲市の道の駅「すず塩田村」は、日本で唯一「揚げ浜式製塩法」を継承しています。桶で海水を汲み上げ、砂地に撒いて太陽と風で乾燥させた砂から塩分を抽出し、かん水（濃い塩水）を釜で焚き上げて塩を作るという、極めて原始的かつ手間のかかる伝統技法です。1000年以上もの歴史をもち、国の重要無形民俗文化財・世界農業遺産にも登録されており、一粒の塩ができるまでには、多くの手間と時間、そして熟練の技術が求められます。完成した塩は、塩辛さが少なく、豊かな海の旨みと甘みが口の中に広がり、素材本来の味を引き立ててくれることから、料理人からも高い評価を受けています。

震災直後の塩田の様子

2024年1月の能登半島地震後、どうにか仮復旧していた塩田も、同年９月の豪雨災害により土砂が流入し、再び塩づくりが出来なくなりました。その後、多くのボランティア、珠洲市の支援により土砂の撤去が完了し、今年も4月25日に塩づくりの安全と豊作を願う神事「塩浜祝い」が執り行われ、5月1日より今年の塩づくりを始めることができました。

プラン概要

【プラン名】　

［復興応援・能登牛陶板焼き付］能登牛を珠洲の塩で贅沢に味わうオールインクルーシブ＜夕朝食付プラン＞

【販売期間】2025年8月31日（日）まで

【特別メニュー提供時間】夕食 17:︎30〜21:︎︎00 （20:30最終入店）

【提供場所】メルキュール富山砺波リゾート&スパ　2階　ビュッフェレストラン「Locavore（ロカボール）」

【料金】1泊オールインクルーシブ　14,300円～（夕食、朝食、ラウンジ、温泉などを含む（2名1室利用時の1名あたり料金、税・サ込、入湯税150円別）

【備考】　

　※仕入れ状況により提供の無い日、また予告無く提供期間が変更・終了となる場合があります。

　※ランチの提供無し、ドリンク等一部有料。

【予約・詳細】https://mercure-toyamatonami-resortandspa.jp/plan/notogyu-allinclusive/

メルキュール富山砺波リゾート＆スパ

砺波平野を見下ろす高台に位置するホテル

野趣あふれる温泉露天風呂

北陸、砺波平野を見下ろす高台に位置するリゾートホテル。オールインクルーシブで夕朝食のビュッフェ、レストランでのアルコールやラウンジでのドリンクをゆったりと楽しむことができます。大浴場には内風呂、サウナ、越中となみ野温泉の露天風呂を備え、温泉に浸かりながら大自然に癒されるひとときを提供します。

【所在地】 富山県砺波市安川字天皇330番地

【TEL】 03-5539-2617（予約センター）

【公式サイト】 https://mercure-toyamatonami-resortandspa.jp/

メルキュールについて

ローマ神話の旅の神、マーキュリーからインスピレーションを得たメルキュール ホテルは、1973年の創業以来、単に快適な眠りをご提供する場としてではなく、その地域の魅力を深く感じることができる、質の高いサービスを大切にしています。メルキュールは、リオ、パリ、バンコク、その他世界各地で「ディスカバー・ローカル」のプログラムを通じて、お客様にその土地ならではの体験をお届けしています。インテリアデザインからその地域の食文化や飲み物にいたるまで、その土地ならではのものに触れていただける空間、おもてなしをご用意しています。メルキュール ホテルは、都心、ビーチ、山あいなど、70か国以上に1,000以上のホテルを展開しています。メルキュールは、110か国以上に5,600以上の施設を展開する世界有数のホスピタリティ・グループであるアコーの一員であり、さまざまな特典、サービス、体験を提供するライフスタイル・ロイヤルティプログラムALL（オール）の参加ブランドです。

アコーについて

フランス・パリを拠点とするアコーは、世界110ヶ国で5,600を超えるホテルやレジデンス、10,000を超えるレストラン、バー施設を展開し業界を牽引しているホスピタリティグループです。ラグジュアリーからエコノミーまで約45のホテルブランド、さらにEnnismoreと共にライフスタイル分野にも手を広げるなど、業界で多様かつ完全に統合されたエコシステムを展開しております。ALLは、ホテルに滞在中そして滞在の枠を超えてアコーグループがお約束しているユニークな体験をメンバーに提供する予約プラットフォームおよびロイヤリティプログラムです。また、グループはビジネス倫理、責任あるツーリズム、持続可能な環境保護、コミュニティとのかかわり、多様性、包括性を通じて前向きな行動を推進することに焦点を当てています。 1967年に設立されたアコーはフランスに本社を置き、米国のユーロネクストパリ証券取引所（ISINコード：FR0000120404）およびOTC市場（証券コード：ACCYY）に上場しています。詳細については https://group.accor.com をご覧ください。

※2025年6月20日配信時点での情報です。画像はイメージです。