アスエネ、FTSE対応支援により全支援企業でスコアが向上

ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」のコンサルティングサービスによる支援を通じて、FTSE Blossom Japan Index選定基準に到達した企業も

アスエネ株式会社

2025年6月26日 13時00分

アスエネ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：西和田浩平、以下「当社」）が提供するサプライチェーン調達のESG評価クラウド「ASUENE ESG」において、FTSE RussellのESGインデックス対応を目的としたコンサルティング支援を実施した結果、全支援企業においてESGスコアの向上を実現しました。また、この度の当社の支援を通じ、一部企業は、FTSE Blossom Japan Indexの選定基準であるスコア3.3以上に到達しました。

背景

FTSE Russellは、世界的なESG評価機関です。日本ではプライム市場上場企業をはじめとした約1,400社に対し、企業の開示情報に基づいて年2回（6月末・12月末）ESGスコアを公表し、一定以上のスコア基準などを満たした企業をFTSE Blossom Japan IndexおよびFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexなどに組み入れています。企業にとって、これらのインデックスへの組み入れは機関投資家からの資金流入に直結する重要な指標であり、ESG情報開示の強化が求められています。

一方で、企業に回答の有無の選択権はなく、FTSE側が自動的に選定・評価を行う仕組みのため、企業の情報開示戦略とその精度がスコアに大きく影響します。

「ASUENE ESG」によるFTSE対応支援では、評価結果分析、開示支援、スコアシミュレーション取り組み方針の策定、社内体制整備に至るまでワンストップで対応しています。

この度、過去に当社の支援を受け、2025年6月末にスコアが開示された企業を対象に調査を行った結果、全社で前回よりスコアが上昇しました。さらに、支援企業のうち23%は、新たにFTSE Blossom Japan Indexへの選定基準スコア（3.3以上）に到達しました。

「ASUENE ESG」による支援内容と特長

「ASUENE ESG」はサプライチェーンのESG評価を支援するクラウドサービスを提供しています。FTSE、MSCI、S&P CSA（DJSI）など広範なESG評価機関への対応支援をしています。

当社のFTSE対応における支援の特長は以下のとおりです。

・FTSEの評価ロジックを踏まえた情報開示

FTSEのデータベースおよび過去事例に基づくナレッジを活かし、調査項目の意味を正しく理解したうえでの情報開示を支援します。

・メソドロジーの理解と戦略策定

スコア算定ロジックを把握し、企業が未実施の施策に対しても実行可能な戦略の策定を支援します。

・実務経験に基づいたコンサルティング

大手企業でESG開示を実務として担当していたコンサルタントがチームを構成しており、現場の課題や業界慣行に即した具体的なアドバイスを提供します。

・レビュー期間中のコメント対応支援

FTSEのレビュー期間中における企業からのコメント対応を支援し、スコアアップに向けた最後の一押しをサポートします。

当社では、ESGスコアの維持・向上を目指す企業に対して、「ASUENE ESG」を起点としたワンストップでの支援（方針策定、実行支援、第三者保証など）を今後も強化してまいります。

「FTSE ESGスコア向上のポイント」無料セミナー開催

セミナー名：【2025年6月最新版】FTSE ESGスコア向上のポイント～企業価値向上に向けた実務対応とTOPIX連携による今後の影響

日時：2025年6月30日（月）13:00-14:00

開催方法：オンライン（Zoom）

費用：無料

申し込みURL：https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_NGscmdagSHaS9gJaLgvhbw#/registration

「ASUENE ESG」について

「ASUENE ESG」は、企業のサプライチェーンのESG（E：環境、S：社会、G：ガバナンス）経営の取り組みを可視化できるESG評価クラウドサービスです。GRIやTCFDなど国際的なESGフレームワークに準拠したアンケートを活用し、サプライヤーのESGリスクを評価・可視化するとともに、改善に向けた支援を行います。人権デュー・デリジェンスや、FTSE、MSCIなど国内外の規制やイニシアチブに対応した高度なコンサルティングも提供しています。
ASUENE ESGサービスサイト：https://asuene.com/rating