【ワインと音楽】アメリカの伝説のロック評論家「レスター・バングス」の著作集発売を記念して、代官山にて一夜限りのワインと音楽のイベントが開催。

ロックが最も輝いた1970年代の伝説の評論家レスター・バングスの著作集「サイコティック・リアエクションズ・アンド・キャブレター・ダング」が初の邦訳。発売を記念したイベントが7月4日（金）夜に開催。

株式会社トンカチ

2025年6月20日 15時07分

株式会社トンカチ（東京都渋谷区、代表：勝木悠香理）は、アメリカの伝説的ロック評論家レスター・バングス。その著作集「サイコティック・リアエクションズ・アンド・キャブレター・ダング」の初邦訳を、2025年7月4日（金）に発売します。
その記念すべき刊行を祝して、代官山に突如オープンした期間限定バー「BAR_ナンノオト？」にて、出版記念イベントを開催します。

イベントタイトルは「レスター・バングスのなんの夜？」。
レスターが亡くなる1982年4月30日までにリリースされた音楽だけを流しながら、レスターが愛した“あの頃の音”とともに、スウェーデンワインやウイスキーを特別価格でお楽しみいただける一夜です。

レスター・バングスのなんの夜？
What the Night? — A Lester Bangs Celebration

開催日程：
2025年7月4日（金）
18:00 開始／ 22:00 終了予定

会場：
BAR_ナンノオト？
東京都渋谷区代官山町1-1 Grava代官山 6F
https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/about-tonkachi/kissa_bar

ドリンク：
スウェーデンワインをはじめ、各種ドリンクをイベント特別価格でご提供
1ドリンク：1,000円
※著作集を当日ご購入の方には、1ドリンク無料チケットを進呈

選曲テーマ：
1982年4月30日（レスター・バングスの命日）までに発表された音楽のみを選曲

ゲストDJ：
・高橋JUKO（BAR・CRIMJON 主催）
・HO（パワーショベル）

詳細はこちら

■ ご注意事項

ご予約優先となります。事前予約はこちらから
※7月4日（金）の枠をご予約ください。
※システムの都合上、時間枠が表示されますが、ご予約時間にかかわらず、18：00〜22：00にご参加いただけます。

※当日は現金のみ、キャッシュオン形式でのお支払いとなります。

■ご案内

トンカチの裏ライフワークだったレスター・バングス著作集の邦訳。
ようやく刊行されるその日を祝して、トンカチが“思いつき”で始めたBARで、小さくも濃い夜を開催します。
おひとりさまも、音楽に詳しくない方も、ワインが初めてという方も、大歓迎。
トンカチ、レスター、ロック、スウェーデン、代官山…その交差点に、ぜひお立ち会いください。

サイコティック・リアクションズ・アンド・キャブレター・ダング（2025年7月4日発売）

レスター・バングス　Lester Bangs

1948年12月14日ー1982年4月30日

レスターのキャリアは大学時代、雑誌「ローリングストーン」の読者によるアルバムレビューを募集する企画に応募したことから始まった。独学で築いた荒々しい言葉遣いと極めて鋭利な文章は人気を集め、ローリングストーンでニッチな地位を確立した。1973年「ミュージシャンを侮辱した」という理由で解雇されるまで、ローリングストーンで執筆を続けた。

その後、寄稿した雑誌「Creem」でも、騒々しく急進的な批評は止まらなかった。ある時は、アメリカのロックバンド、J・ガイルス・バンドのコンサート中に、タイプライターを手にステージに上がり、聴衆に見られながらリズムに合わせてキーを叩き批評でライブした。Fusion、Playboy、Penthouse、New Musical Express、Phonograph Record Magazine、Village Voiceなどさまざまな出版物に寄稿する。1982年、ドラッグの過剰摂取が原因で33歳という若さで生涯を閉じた。

2024年発売　
　「レスター・バングス　伝説のロック評論家、その言葉と生涯（原題：LET IT BLURT）

音楽について語ることが、表現し行動することであった激動的な1970年代。その真っ只中を生きて死んだ、伝説のロック評論家レスター・バングスの評伝、日本初書籍化。一人の、これ以上ないほどにクチの悪い男が「文学としてのロックンロール / ロックンロールとしての文学」を作り出すまで！

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ジム・デロガティス（著者）
1964年生まれ。アメリカの音楽評論家、ジャーナリスト、大学の准教授。世界で唯一のロックンロールトークショーであるラジオ『サウンド・オピニオン』の共同司会者。シカゴ・サンタイムズ紙でポップ・ミュージック評論家として 15年間寄稿した。彼自身ドラマーであり、80年代初頭から数々のインディー・ロック・バンドに在籍してきた。現在のパンクトリオ、ヴォルティスは2000年から活動しており、最近7枚目のアルバム『This Machine Kills Fascists』をリリースした（Cavetone Recordsからレコードで発売中、Spotifyでストリーミングも可能）。彼もレスター同様、ローリング・ストーン誌在職中に、否定的な批評を書いたために解雇されている。