コンテンツ拡充とデータ活用により、お客様の悩みに応じた最適なソリューションを提案健康経営支援サービス 「KIRIN naturals」のサービス体系を刷新！

～10月末の導入拠点数は2021年末比で約2割増と好調～

　キリンビバレッジ株式会社（社長 吉村透留）は、健康経営を支援する法人向けサービス「KIRIN naturals（キリン ナチュラルズ）」のサービス体系を12月よりリニューアルします。「KIRIN naturals」の導入拠点数は、2022年10月末時点で451拠点に達し、2021年12月末時点と比較して約2割伸長しています。2024年末には、2022年比約3倍の拠点数の導入を目指します。

　昨今、従業員の健康保持・増進の取り組みが、従業員の活力向上や生産性向上等の組織活性化をもたらすとの認識のもと、健康経営を推進する企業は年々増加※1しています。また、企業の福利厚生費の中で、医療・健康に関する費用は伸長しており、中でも健康診断や人間ドックなどのヘルスケアサポート費用の割合は増加していることから、健康投資にシフトしていると考えられます。※２

　また、経済産業省が実施している「健康経営優良法人認定制度」の中で、「大規模法人部門」の上位層を選定する「ホワイト500」においては、2022年より認定要件の「評価・改善」が必須となりました。これにより、従来の健康経営支援サービスは、健康課題の可視化や健康改善に寄与する施策の提供が主流でしたが、今後は健康改善モニタリングのニーズが高まると推察されます。そこで今回、高まるニーズに対応するサービス体系へリニューアルし、健康経営をトータルで支援するサービスへ進化させます。
※1 健康経営優良法人認定制度は2016年度から始まり、申請数は年々増加。(出典：経済産業省ホームページ)
※2 出典：第64回 福利厚生費調査結果報告（経団連）

■「KIRIN naturals」 サービス体系リニューアルのポイント

※ウェルネスストアのイメージ図

・従来の3プランから、従業員向けにWeb上で健康サービスを展開する「ウェルネスストア」とオフィス向けに健康アイテムの置き型販売サービスを展開する「ウェルネススタンド」の2プランに集約。
・当社のリソースだけでなく、動画配信サービス、eラーニング、各種サーベイなどの複数の企業サービスとの協業によるエコシステム※３を構築し、契約法人企業が抱える課題に対して総合的なアプローチが可能となった。
・キリングループのデータ分析ノウハウを活用し、蓄積されたデータを活用して従業員のニーズを把握し、パーソナライズしたサービスを提供。悩みに応じた最適なソリューションを提案することで、健康経営のPDCAを支援する。
※3 複数の企業がパートナーシップを組み業界の枠を超えて共存共栄していく仕組み

■導入拠点数増加の要因
・2022年1月より、展開エリアを首都圏中心から全国へ本格的に拡大。法人向け自動販売機の営業ノウハウを生かし、企業の健康経営の支援を提案するCSV※4営業を実践している。
・契約法人企業の要望を受けてセミナーのカスタマイズや追加を行い、コンテンツを拡充した。
・2022年8月より「ウェルネスストア」内のECサイトで「花王ヘルシア」の販売を開始し、商品ラインアップを充実させた。
※4 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造

　当社は、「KIRIN Naturals」のサービスにICTを活用することで新たな価値を創出し、健康経営の推進に貢献していきます。

　キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

■「KIRIN naturals」新サービス概要について