貝印主催の帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition 2024」和紙工房「りくう」佐藤友佳理氏が審査員として参加決定
本コンテストは、「帽子文化の創出」「帽子デザイナーの育成」を目的としたデザインコンテストとして、40年以上に渡り裁縫ハサミを製造販売してきた貝印が、フランス国家最優秀職人章の称号を持つ、Hat & Head piece designerの日爪ノブキ氏と、OVERRIDEなどを展開する日本有数の帽子メーカーである株式会社栗原の代表取締役社長 栗原亮氏を審査員として招き、本年が3度目の開催となります。
今年は和紙デザイナーとして活躍中の佐藤友佳理氏を審査員として迎えることとなりました。
3年目を迎える本年は、「Origin of hat〜あなたにとっての帽子の原点〜」というテーマで作品を募集します。初めて帽子を被った日、初めて帽子を自分で買った日、誰かにプレゼントした日。人と帽子の印象的な出会い、記憶に残っている帽子は、人の数だけ無限にあります。あなたにとっての帽子の原点、あなたと帽子のストーリーをアイデアに昇華してください。
優秀賞受賞者には貝印の裁縫ハサミと制作費を贈呈し、実際に帽子※を制作いただきます。その後、2024年11月8日開催予定のイベントでの作品展示を経て、最優秀賞を受賞された1名には、ファッション研修(パリor日本、総額約100万円)、貝印「縫製ハサミ『O』」、メディアインタビューを贈呈いたします。また、審査員特別賞者には賞金5万円を贈呈いたします。
デザインのエントリーは2024年7月16日(火)23:59まで受け付けています。
皆様からのご応募をお待ちしております。
※帽子にはハットおよびヘッドピース全般を含みます
佐藤友佳理氏からのコメント
第三回目のKAI Hat & Head-piece Competition、テーマは「Origin of Hat〜あなたにとっての帽子の原点〜」ということで、どのような作品が集まるのか、今からとても楽しみにしています。
私は、和紙という素材に3Dプリンターなどのデジタル技術を掛け合わせて制作をしていますが、テーマに沿いながら作品のコンセプトやビジュアルを考える作業が大好きです。自分の持てるアイデアや技術、和紙という自国の誇れる素材、それらの要素や魅力を分解し、再構築して和紙の新たな魅力を引き出す。なかなか良い案が定まらず苦しい時もありますが、コンセプトとビジュアルと機能的な部分が全て調和し像を結んだ瞬間には、神がかったものを感じられます。
そして実際手を動かし、試行錯誤の末に作品が仕上がった時の高揚感や、作品を見た方の心が動いたと感じる瞬間は、制作を続ける大きな原動力です。
「Origin of Hat〜あなたにとっての帽子の原点〜」というテーマに思いを巡らせて形にすることは、あなた自身のオリジナリティや持ち味を探究するきっかけとなり、その経験は今後の創作活動において、大いに役立ってくれることと思います。
佐藤友佳理氏 プロフィール
愛媛県の手漉き和紙の産地で育つ。ロンドンへの留学をきっかけにファッションモデルとして活動する。帰国後、桑沢デザイン研究所でビジュアルデザインを学び、2010年に故郷の手漉き和紙の産地にて和紙制作に取り組み始める。
2012年に現在の工房に移り、名水百選観音水を使い自然に囲まれた環境で制作を続ける。RIMOWA表参道店オリジナル照明、LOUIS VUITTON店舗の装飾、インターコンチネンタル横浜Pier8へのアート制作や、日産ARIYAのセレモニーへラッピングボックスの制作など、幅広いクライアントワークを行う。
近年では、3Dプリンターをはじめとするデジタルファブリケーションを作品に取り入れることの可能性に着目し立体の作品を多く手がけており、デザイン・工芸の国内外の賞を受賞している。大阪芸術大学プロダクトデザインコース 特別講師。
審査員紹介
2004年に文化服装学院アパレルデザイン科を首席で卒業後、渡伊。イタリアのメーカーよりアンダーウェアのデザイナーとしてコレクションを発表する。帰国後、国内外の舞台やミュージシャンの帽子・ヘッドピースを手がけ、同時にアーティスト活動として「NOBUKI HIZUME」を展開。2009年よりフランスに拠点を移し、数々のグランメゾンのパリコレクション用の帽子を手掛けている。2019年、フランス国家最優秀職人章に認定。※フランス国家最優秀職人章(Meilleur Ouvrier de France:MOF)は、フランス文化の継承者にふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号で、日本の重要無形文化財(通称、人間国宝)認定制度に相当すると言われている。同年、帽子ブランド「HIZUME」をスタートさせる。FW22、FW23のLOEWEのコレクションにおいては伝統的な帽子作りの技術を生かし洋服作りにも挑戦している。
株式会社栗原 代表取締役社長、兵庫県出身。
青山学院大学卒業後、大手アパレルメーカーのワールドに入社。
その後、家業の栗原に入社し、「裏原宿」と呼ばれる地域にオープンした、カジュアルな帽子専門店「OVERRIDE」を成功させる。以降、直営店による多店舗展開を実現する。2003年、社長に就任。
グローバル刃物メーカーの貝印にてCMOをつとめつつ、スウェーデンのクリエイティブ企業、グレートワークスでのCCOも兼任。近年は、クリエイティブディレクターとして、国内外で表現制作や企業プロモーション制作を行いながら、俳優の夏木マリ氏のパフォーマンス「PLAY×PRAY」の動画演出や、漫画家のタナカカツキ氏が手掛ける「渋谷SAUNAS」のエグゼクティブアドバイザーもつとめるなど、幅広く活動。2019年には、ForbesJapan誌「世界を変えるデザイナー39人」に、2021年には日経「マーケターオブザイヤー2021」にも選出。
「KAI Hat & Head-piece Competition 2024」 応募概要
【募集テーマ】
Origin of hat~あなたにとっての帽子の原点~
第一次審査としてデザイン画を募集、通過後実際に帽子を制作いただきます。
【募集期間】
2024年4月24日(水)11時00分〜7月16日(火)23時59分まで
【作品条件】
優秀作品として選出された場合に、2024年10月18日までに実際に制作・送付可能なもの
※ご応募いただく作品は未発表のオリジナル作品に限らせていただきます。
※選出された作品の制作に関しては、1作品につき最大2万円までの制作費用を負担いたします。
【審査基準】
デザイン、テーマ・コンセプト、技術、構造・表現力、機能性
※審査員が追加になる場合があります。
※厳正なる審査の上、優秀賞受賞者にのみメールにて当選のご連絡をします。
※審査結果についてのお問い合わせには一切応じることはできません。
【応募資格】
1.応募作品が優秀賞を受賞した際に、
実際に制作していただく作品の現物を日本国内の貝印プロジェクトチームに提出できる方
2.国籍・居住地(日本国内・海外)等は不問
【応募方法】
https://www.kai-group.com/kaihat/
【公式インスタグラム】
https://www.instagram.com/kai_hat_headpiece_competition/
貝印株式会社
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰 https://www.kai-group.com
本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410 (フリーアクセス・ひかりワイド)
当コンテストに関するお問い合わせ先
「KAI Hat & Head-piece Competition」PR事務局
(株式会社アンティル内)
e-mail:kaihat@vectorinc.co.jp
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※キャンペーン以外のお問い合わせには対応できかねますのでご了承ください。
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