大阪体育大学と骨格認識AIを活用したスポーツパフォーマンス分野における価値創造を目指す包括的産学連携協定を締結
トップアスリート育成やバーチャルスポーツの高度化、地域の健康増進を通じた社会的価値の創出および人材育成について共同で協議を開始
当社は、学校法人浪商学園 大阪体育大学(注1)(以下、大阪体育大学)と、スポーツパフォーマンス分野(注2)において最先端テクノロジーを活用し、デジタルトランスフォーメーション(DX)による社会的価値の創出および人材育成を目指す包括的な産学連携協定を締結しました。
本協定に基づき、両者は骨格認識AIを活用した体操競技をはじめとする各種スポーツにおけるトップアスリートの育成および他分野での活用について共同で協議を開始します。
大阪体育大学は、「大体大ビジョン2031」で掲げる「本物」の教育・研究・社会貢献のさらなる充実を目指し、「DX・AX検討推進プロジェクト」を始動し、デジタル技術の活用(DX)と人工知能の活用(AIトランスフォーメーション:AX)を進め、教育・研究・社会貢献を通じて、スポーツを基点とした社会の変化や新たな価値創造への貢献を目指しています。
この取り組みの中で、当社が体操採点支援システムの開発で培った、「Uvance」の「AI Technologies and Solutions」を通じて提供する人の動きを高精度かつ即時に3次元デジタル化する骨格認識AIが、国際審判基準に準拠したAIトレーニングシステムとして大阪体育大学の体操競技部向けに採用されました。
従来は選手やコーチの経験や主観に大きく依存していた、体操競技を始めとするスポーツのパフォーマンスや技術の評価を、骨格認識AIを活用してデジタル化します。競技ごとに数値化すべき項目を定義し、リアルタイムに選手の動作を数値化することにより、データを活用したトレーニングメソッドを創出し、競技力の向上やトップレベルのアスリート育成を支援します。
また、大阪体育大学において体操競技を含むスポーツ科学やバイオメカニクスに関する講義で本技術を活用することで、技術の活用や研究を行える人材の育成を目指します。
今後について
当社は今後、大阪体育大学と共同で、リアルスポーツに加えて、バーチャルスポーツ(注3)の高度化への取り組みについても検討します。バーチャルスポーツの研究に骨格認識AIを活用することで、運動に苦手意識を持つ若年層や高齢者向けに手軽で安全にスポーツを体験する機会の創出を目指します。バーチャルスポーツを通じた身体能力向上の効果を骨格認識AIにより可視化し、成長する実感を体験することで、体験者の運動習慣を後押しし、スポーツ人口の拡大と社会的価値の創造にもつなげていきます。
また、大阪体育大学の地域連携プログラムと、当社の骨格認識AIおよびUvance Partnerが保有する多様な最先端AIテクノロジーを組み合わせることで、スポーツを起点とした高齢者の健康増進や、子どもたちの運動習慣の形成といった地域の課題解決に貢献します。
当社は、社会課題を起点とする事業モデル「Uvance」のもと、Uvance Partnerである大阪体育大学とともにデータとAIを活用することで、人材育成やスポーツの高度化を実現し、人々のウェルビーイングの向上を前進させます。
Powered by Uvance / Uvance Partnerについて
「Uvance」の目指す持続可能な世界に向けたサスティナビリティ・トランスフォーメーションには、多様な知見と技術を結集し、共に未来を創造するパートナーの存在が不可欠です。これらUvance Partnerは、「Uvance」のオファリングを組み込み、最先端技術やノウハウを活かした革新的なPowered by Uvance製品の開発・提供、またはその活用を通じた社会や組織への普及を担います。富士通は、Uvance Partnerと共に成長し、ビジネスの拡大と社会課題の解決に向けて取り組んでいきます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
注釈
注1 学校法人浪商学園 大阪体育大学:
所在地:大阪府泉南郡、学長:神﨑 浩
注2 スポーツパフォーマンス分野:
競技や運動における身体の使い方や能力発揮を、科学的視点から研究・支援する分野。
注3 バーチャルスポーツ:
ネット環境に接続されたスポーツ器具やデジタル技術を用いて、仮想空間で実際に体を動かして行う競技。
関連リンク
当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

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