【京都岡崎 蔦屋書店】絵画における4次元性を探究する、澤あも愛紅 個展「並んだ時間」を2023年5月20日(土)より開催
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/gallery/33410-1101490502.html
- 概要
澤あも愛紅は、岐阜県出身。京都市立芸術大学大学院に美術研究科絵画専攻油画を修了後、京都を拠点に活動しています。「絵画における4次元性について」をテーマに制作しており、普段の生活の中で4次元(時間軸に限らず、3次元から認識不可能な状態)だと感じる瞬間や現象をカメラを通して記録し、絵画に置き換えて作品にしています。
主にキャンバスと熱で湾曲させたアクリル板を支持体として油彩で描画された作品は、通常作品の展示の際の決まりごと(アイラインに作品の中心を揃える、ホワイトキューブの壁面に絵を展示するなど)から少しずれた状態、壁から浮かせたり床に自立させたりといった展示方法を用い、より4次元を示すのにふさわしい素材、技法、見せ方を追求しています。
湾曲した画面や、固定されずに揺らぐ平面作品は、描かれたもののイメージが直接的に伝わらず、その形状や空間を含めて立体化された作品として見えてきます。
「並んだ時間」と題された本展で澤は、普段から描いている代表的な3つのモチーフのうち、考古資料を選んでいます。
時間と歴史が蓄積されたものとして捉えられたモチーフが、空間に4次元の「時間」を生み出します。作家が仕掛ける作品空間で、いつもと異なる視覚体験を体感してください。
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本展「並んだ時間」について 澤あも愛紅
偶然、異なる物体の形が重なって見えた時、''4次元"が垣間見える。
切り取られたイメージをそれぞれ貼りつけ4次元の具現化を試みた。
不安定に引っ掛けられたキャンバス、半透明の湾曲した樹脂板は"絵画"であり、空間から切り離された窓として機能する。ある限られた見方にとらわれずに、視点をずらして見つめ直す事でその存在に気づく。
シリーズとして、乗り物・考古資料・なまもの、があり、それぞれを無機質・時間・リアリティのメタファーとして扱っている。今回の展示では考古資料のイメージに限定した。
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アーティスト・ステートメント
浮いた/湾曲した絵画は不安定な状態で空間に置かれる。
正面から対象物と向き合えないために生じるズレから、別の視点からイメージと向き合うことを通して絵画のあり方について問う。
澤あも愛紅
- 作品販売について
2023年5月20日(土)10:00より店頭販売開始
※一部作品はアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」で同日10:00より販売開始
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
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アーティストプロフィール
澤あも愛紅 SAWA Amo Aicou
1993 岐阜県生まれ
2017 京都市立芸術大学美術学部絵画専攻 卒業
2019 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修士 課程 絵画専攻 修了
〈個展〉
2018.6 「amo aicou」 京都市立芸術大学 小ギャラリー
2020.8 「円の裏は、四角」 artists space TERRAIN
2021.4 「 Front View」 GOOD NATURE STATION 4F ホテルロビー
〈グループ展〉
2017.11 「ひとがたったばかりの座席のぬくもり」 大枝土蔵
2018.3 「間間」 The Terminal Kyoto
2019.2 「京都市立芸術大学 制作展 」京都市立芸術大学
2019.6 「紙より薄いが、イメージより厚い。」児玉画廊
2021.3 スーパーマーケット”アルター”市場vol.2 BnA Alter Museum
2021.8「ノランナラン/Norang/Narang」Books×Coffee Sol.
2021.11 「歪な避暑地」myheirloom pre-open exhibition Room_412
2022.3 KYOTO ART LOUNGE EXHIBITION「ベールの光景」COCON KARASUMA
2022.3 「下京まちなかアートギャラリー」下京区役所
2022.8「うつつの暇」gallery TOWED
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展覧会情報
澤あも愛紅個展「並んだ時間」
期間|2023年5月20日(土)~6月6日(火)※6月5日(月)は休館
8:00~20:00 ※初日のみ10:00~20:00
会場|京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール
主催|京都岡崎 蔦屋書店
お問い合わせ|075-754-0008(営業時間内)
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/gallery/33410-1101490502.html
※終了日は変更になる場合があります。
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GALLERY EN
書店とシームレスにつながる「GALLERY EN」は、作り手が作品に込めた思いや技術を表現し、お客様にお伝えする空間です。アートや伝統工芸品を通して、「こころを動かすものとの出あい」を体感していただき、京都岡崎の地で、人と人、人とアートがつながってたくさんの縁が生まれる場所になるようにという思いを込めています。日本の工芸品や民芸品を紹介する展示スペースを「EN シェルフ」、全長9mの白壁は「EN ウォール」として、現代アート作家を中心とした作品を展開していきます。
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京都岡崎 蔦屋書店
文化都市、国際都市 京都にふさわしく「アート」「日本の暮らし」をテーマにコンシェルジュが厳選した本や雑貨を揃えています。劇場・美術館・公園に隣接した文化空間にて珈琲を飲みながら本を読んだり、アートギャラリーや工芸ギャラリーをお楽しみ頂けます。
住所|〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ1階
電話番号|075-754-0008
営業時間|店舗ホームページをご確認ください。
ホームページ| https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/
Twitter|https://mobile.twitter.com/EventKyoto
Instagram|https://www.instagram.com/kyoto.okazaki_tsutayabooks/
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CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
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