<物価高とリユース活用に関する意識・実態調査> 高額リユース品購入の最大の壁は「品質不安」

〜約8割が「品質保証」を重視。プロの保証でリユース利用層の約5割が購入意欲向上。物価高で拡大するリユース市場の成長を後押し〜

株式会社メルカリ

株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、20代~60代の男女1,040人を対象に「物価高とリユース活用に関する意識・実態調査」を実施しました。

調査実施背景

昨今、生活を取り巻く様々なモノの価格が上昇する中、節約や賢い消費の選択肢として「リユース品」を活用する消費者の動きが広がっています。

なかでも価格高騰が著しいのが、「スマートフォン」や「ブランド品」です。スマートフォンはAI需要によるメモリ価格急騰などを背景に、2026年には平均販売価格が前年比6.9%上昇すると予測されています(※1)。ブランド品も同様に価格上昇の傾向が続いており、近年はハイブランド各社による価格改定の動きが相次いで見られます。新品購入のハードルが高まる中、こうしたカテゴリーでリユース品を検討する消費者はさらに増えることが見込まれます。

メルカリは「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションを掲げ、事業を展開しています。生活者の経済的負担が増す中、リユース市場の現状や課題を把握し、価値の循環をさらに広げていくため、本調査を実施しました。

※1:カウンターポイントリサーチ株式会社 Global Smartphone Shipment Tracker and Forecast(2025年12月18日)https://japan.counterpointresearch.com/insights/2026-smartphone-shipment-forecasts-revised-down-as-memory-shortage-drives-bom-costs-up/

調査結果サマリー

・物価高の影響で、約5人に1人がリユース品の購入を「検討する頻度が増えた」と回答。一方、約5割は、直近1~2年間でリユース品を購入していない実態も明らかに

・リユース品を購入しない背景には、汚れや衛生面、品質、価格の妥当性、偽物・コピー品への懸念など、さまざまな不安が存在

・リユース品への不安は高額品ほど高まる傾向。「高額ブランドのバッグ」などでは約7割が不安を実感し、低価格帯との差は27.1ptに

・高額リユース品の購入を阻むのは、自分では判断しきれない「品質への不安」。内部の劣化や本物かどうかへの懸念が上位に

・「高額ブランドのファッションアイテム」「スマートフォン・PC・タブレット」のリユース品購入時、8割以上が「品質保証」を重視

・「プロの品質保証(整備・クリーニング・真贋鑑定など)」がある場合、リユース利用層の約5割が高額リユース品を「購入してもよい」と回答

調査概要

  • 調査時期:2026年5月20日(水)~2026年5月21日(木)

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査対象:

    • 事前調査 20代~60代の男女10,000人

    • 本調査 20代~60代の男女1,040人(※2)

※2:『直近1~2年間で、リユース品を「習慣的に購入している」「時々購入している」と回答した520人(リユース利用層)』と『直近1~2年間で、リユース品を「ほとんど購入しない」「全く購入しない」と回答した520人』、合計1,040人

  • 留意事項:

    • 本調査における「高額ブランドのファッションアイテム」は、主にバッグ、時計・ジュエリー、衣類・靴を想定しています。

    • 端数処理(四捨五入)の関係で、合計が100%にならない場合があります。

調査結果詳細

1. 物価高の影響で、約5人に1人がリユース品の購入を「検討する頻度が増えた」と回答。一方、約5割は、直近1~2年間でリユース品を購入していない実態も明らかに
事前調査において、物価高の影響でリユース品の購入を検討する頻度はどのように変化したかを質問したところ、「検討することが増えた」(6.4%)、「検討することがやや増えた」(14.4%)となり、約5人に1人(計20.8%)が「検討する頻度が増えた」と回答しました。


一方で、直近1~2年間でリユース品をどの程度購入したかを質問したところ、「全く購入しない」(51.0%)と回答した人が約5割を占めました。物価高を背景にリユース品への関心が高まっているものの、実際の購入には至っていない人が多い実態が浮き彫りとなりました。

2. リユース品を購入しない背景には、汚れや衛生面、品質、価格の妥当性、偽物・コピー品への懸念など、さまざまな不安が存在
直近1~2年間でリユース品を「ほとんど購入しない」「全く購入しない」と回答した人に、その理由を質問したところ、1位「商品の汚れや衛生面が気になる」(48.0%)、2位「故障や劣化などの品質に不安がある」(40.9%)、3位「適正な価格かどうかわからない」(31.3%)、4位「欲しい商品が見つかりにくい/見つからない」(24.1%)、5位「偽物やコピー品ではないか不安」(22.4%)となりました。このようにリユース品を購入しない背景には、さまざまな不安が存在することが明らかになりました。

3. リユース品への不安は高額品ほど高まる傾向。「高額ブランドのバッグ」などでは約7割が不安を実感し、低価格帯との差は27.1ptに
リユース品を購入することにどの程度不安を感じるかを質問したところ、「高額ブランドのバッグ」(70.7%)、「スマートフォン・PC・タブレット」(69.9%)となり、いずれも約7割が不安を感じていることがわかりました。 また、「低価格帯のバッグ」で不安を感じる人は(43.6%)だった一方、「高額ブランドのバッグ」では(70.7%)となり、不安を感じる割合が27.1pt高いことがわかりました。

4. 高額リユース品の購入を阻むのは、自分では判断しきれない「品質への不安」。内部の劣化や本物かどうかへの懸念が上位に
高額リユース品の購入に不安を感じると回答した人(※3)に、高額リユース品の購入を阻む具体的な要因について質問したところ、「高額ブランドのファッションアイテム」では、1位「偽物・コピー品の懸念」(73.3%)、2位「衛生面(汚れ・臭いなど)」(59.7%)、3位「写真や説明と実物の相違」(53.5%)となりました。また、「スマートフォン・PC・タブレット」では、1位「動作不良・故障のリスク(バッテリー劣化など)」(73.3%)、2位「保証やアフターケアの欠如」(46.3%)、3位「データの初期化が適切に行われているか」(42.9%)となりました。

これらの結果から、真贋や内部の劣化といった自分では判断しきれない「品質への不安」が高額リユース品の購入をためらわせる大きな障壁となっていることがうかがえます。

※3:「高額ブランドのバッグ、時計・ジュエリー、衣類・靴」のリユース品購入に対して「とても不安がある」「やや不安がある」と回答した863人と、「スマートフォン・PC・タブレット」のリユース品購入に対して「とても不安がある」「やや不安がある」と回答した821人

5. 「高額ブランドのファッションアイテム」「スマートフォン・PC・タブレット」のリユース品購入時、8割以上が「品質保証」を重視
リユース品を購入する際に「品質の保証があること」は、どの程度重要だと思うかを質問したところ、「高額ブランドのファッションアイテム」では、「とても重要」(55.8%)、「やや重要」(27.4%)を合わせた計83.2%が「重要」と回答しました。「スマートフォン・PC・タブレット」においても、「とても重要」(58.6%)、「やや重要」(27.3%)を合わせた計85.9%が「重要」と回答しました。いずれのカテゴリーでも8割以上が「品質保証」を重視しており、高額リユース品の購入において、品質への安心感が重要な判断材料となっていることがうかがえます。

6. 「プロの品質保証(整備・クリーニング・真贋鑑定など)」がある場合、リユース利用層の約5割が高額リユース品を「購入してもよい」と回答
リユース利用層に対し、プロによる品質保証(整備・クリーニング・真贋鑑定など)があれば、高額品でもリユース品を購入しても良いと思うかを質問したところ、「スマートフォン・PC・タブレット」(51.7%)、「高額ブランドのバッグ」(51.2%)、「高額ブランドの時計・ジュエリー」(49.0%)、「高額ブランドの衣類・靴」(47.7%)となり、いずれのカテゴリーにおいても「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した人が約5割にのぼりました。
また、リユース未利用層においても約2割が購入意欲を示しており、「プロの品質保証」が新たな需要を喚起し、市場拡大の大きな鍵となることが示唆されます。

今回の調査では、物価高によりリユース品の購入検討者が増える一方で、「高額ブランドのファッションアイテム」や「スマートフォン・PC・タブレット」においては、「自分では判断しきれない品質への不安」がリユース活用をためらう大きな要因となっていることがわかりました。しかし、「プロの品質保証」があればその不安は払拭され、高額リユース品の購入を後押しするとともに、リユース市場のさらなる拡大につながる可能性が示されました。

メルカリは「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションのもと、お客さまがより安心・安全にリユース品を活用できる環境を整え、これからも社会における価値の循環をサポートしてまいります。

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会社概要

株式会社メルカリ

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
電話番号
-
代表者名
山田進太郎
上場
東証プライム
資本金
125億5020万円
設立
2013年02月