既婚者に聞いた「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」ランキングをLIFULL HOME'Sが発表
回答者の中で夫婦仲が良好な割合が多い順にランキング化!1位は「家事分担」9月14日には大和ハウス工業と「家事シェア」と住まいづくりに関するセミナーを開催決定!
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、パートナーと同居している既婚男女2,558名を対象にアンケートを実施し、「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」を調べました。
育ってきた環境が違えば考え方や習慣も違うのが当たり前!勢いでの同棲・同居は失敗のもと?
8月31日は「I Love You」の日。「831」は8つのアルファベット・3つの単語・ひとつの意味(8 letters、3 words、1 meaning)という意味を持っており、英語圏では「831」が「I Love You」であると広く知られていることから記念日として制定されたそうです。
好きな人とは一緒に住みたくなるもの。一方で、育ってきた環境の違う2人が一緒に暮らしていくことは必ずしも容易なことではありません。そこで、2人の同棲・同居が上手くいくためにはどんな話し合いが必要なのかを経験者アンケートを基に紐解きました。
調査結果サマリー
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同棲・同居タイミング:
「結婚前から」が約6割 -
同棲・同居前に話し合ったことの有無による夫婦仲の差:
事前に話し合ったことのある夫婦の方が「良好」割合が15ptほど高い -
同棲・同居前に話し合ったこと:
最も多いのは「お金の管理方法」、共働きと専業主婦/主夫世帯間でギャップがあったのは「生活費の分担」と「家事の分担」 -
同棲・同居前に話し合っておくべきことランキング:
総合1位は「家事分担」。世帯別でも全てTOP5圏内にランクイン -
パートナーの「家事」に対する不満:
女性の方が不満大きく。中でも「どちらの担当でもない家事を率先してやらない」は男女間で大きな差
【同棲・同居タイミングについて】「結婚前から」が約6割
現在のパートナー(夫/妻)と一緒に住んだタイミングについて聞いたところ、最も多かったのは「結婚後」(40.6%)でしたが、「婚約・結婚前」(38.4%)、「婚約中」(19.5%)と「結婚前から」一緒に住む方が多数派でした。
【同棲・同居前に話し合ったことの有無による夫婦仲の差】事前に話し合ったことのある夫婦の方が「良好」割合が15ptほど高い
同棲・同居前に話し合ったことがある割合は66.5%と過半数になりました。
現在の夫婦仲について同棲・同居前に話し合ったことがある人とない人別に調べたところ、「事前に話しあったことがある」と回答した人の中で夫婦仲を「良好」(「とても良い」「どちらかと言えば良い」計)と答えた割合は78.8%となりました。一方で、「事前に話しあったことはない」と回答した人の中で夫婦仲を「良好」と答えた割合は64.3%となっており、約15ptの差がつきました。
【同棲・同居前に話し合ったこと】最も多いのは「お金の管理方法」、共働きと専業主婦/主夫世帯間でギャップがあったのは「生活費の分担」と「家事の分担」
現在のパートナー(夫/妻)と一緒に住むにあたり事前に話し合ったことを聞いたところ、共働き世帯・配偶者控除世帯・専業主婦/主夫世帯・すべてにおいて「お金の管理方法」(共働き世帯48.3%、配偶者控除世帯44.6%、専業主婦/主夫世帯37.5%)が1位、「生活費の分担(家賃・食費・光熱費など)」(共働き世帯38.2%、配偶者控除世帯29.1%、専業主婦/主夫世帯24.2%)が2位となり、お金にまつわる項目が上位を占めました。
続いて、共働き世帯と専業主婦/主夫世帯で比較したところ、差異が大きかったのは「生活費の分担(家賃・食費・光熱費など)」(差異14.0pt)、「家事の分担」(差異12.8pt)となりました。共働きの場合は共に収入があり、共に家事に費やせる時間に制限があるため、専業主婦/主夫世帯よりも課題として想起されやすいようです。
【同棲・同居前に話し合っておくべきことランキング】総合1位は「家事分担」。世帯別でも全てTOP5圏内にランクイン
各内容について、「話し合った」と回答した人の中に夫婦仲が良好な人(「とても良い」「どちらかと言えば良い」計)がどれだけいるかを調べ、割合が高い順に「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」としてランキング化しました。夫婦仲が良好な人の回答割合が最も高かったのは「家事分担」(夫婦仲の良好割合84.4%)、続いて「連絡に関すること(方法・タイミング・頻度など)」(同84.2%)、「されたら嫌なこと/譲れないこと」(同83.9%)となりました。
続いて、世帯別にランキング化したところ、総合1位の「家事分担」はいずれの世帯においてもTOP5にランクインしました。家事分担について事前に話し合った割合は共働き世帯が29.1%に対し、専業主婦/主夫世帯は16.3%と差がありましたが、専業主婦/主夫世帯でもしっかり話し合っておくことが重要なようです。
また、共働き世帯・専業主婦/主夫世帯ともに1位は「連絡に関すること(方法・タイミング・頻度など)」となりました。
【パートナーの「家事」に対する不満】女性の方が不満大きく。中でも「どちらの担当でもない家事を率先してやらない」は男女間で大きな差
せっかく家事分担をしても、その先が上手くいかなければ意味がありません。そこで、パートナー(夫/妻)の「家事」に関する不満について4項目(「家事を担当したがらない」「担当の家事をし忘れる」「家事の質が悪い」「どちらでもない家事を率先してやらない」)で聞いたところ、全ての項目で女性の不満が男性を上回りました。
中でも、「どちらでもない家事を率先してやらない」については不満を抱える(「とても不満がある」「やや不満がある」計)男性が30.3%なのに対し、女性は56.0%と大きな差が生まれています。最近は「名もなき家事」という言葉も定着してきましたが、名前の認知が上がっても「名もなき家事を見つける・率先してやる」という行動にはまだ紐づいていない人も多いようです。
LIFULL HOME'S住まいの窓口 高瀬一輝(たかせいっき)のコメント
お互いが気持ちよく家事のできる設備・間取りを考えることも大切
夫婦仲の良好は、お互いに納得した「家事分担」が大事であると同時に、家事と密接な関係にある住まいの設備や間取り選びも重要だと考えます。たとえば、料理担当は妻で、洗い物担当は夫。しかし、キッチン選びは妻に任せてしまい、妻の身長に合わせた台の高さが夫には合わず、洗い物をする度に腰痛に悩まされてしまったり。間取りも、家事効率を重視して水廻りは1階に集め、洗濯室に衣類の収納を大きく設けた結果、リビングがかなり狭くなってしまうなど。効率も大事ですが、お互いが気持ちよく家事ができ、快適に過ごせることも夫婦仲の良好には欠かせません。住まいの設備や間取りを選ぶ際は、相手任せにせず、夫婦で真剣に話し合って決めることが大切です。
9月14日、大和ハウス工業×LIFULL HOME'Sによる「共働き夫婦にオススメ!“名もなき家事”から考える住まいづくりセミナー」開催予定!(オンライン可能・参加費無料)
仕事も家事も毎日大忙し。実は掃除・料理などに比べて見落とされがちな「名もなき家事」が、忙しさの拍車をかけているのかもしれません。そんな皆さまの暮らしを楽にする「家事シェア」と住まいづくりに関するセミナーを開催します。
第1部はゲストに育児をしながらテレビ等で大活躍の横澤夏子さんと、「名もなき家事」にむきあう武蔵野大学の梅田悟司さんらを迎えて、家事と住まいづくりについてトークセッションを行います。
第2部はファイナンシャルプランナーの山田健介さんが共働き夫婦に最適なローンの仕組みをわかりやすく解説します。フリーアナウンサーの本村由紀子さんと一緒に学んでみませんか。
開催日:2024年9月14日(土)10:00〜12:00
参加方法:オンラインまたは現地参加
参加費:無料
特設ページURL: https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/fair/event20240914/index.html
調査概要
期間:2024年7月12日 ~ 2024年7月26日
調査対象者:1都3県に在住の既婚男女
調査方法:インターネット調査
有効回答数:2,558人
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります。
LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME'Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。
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株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/)
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして約60の国と地域でサービスを提供しており、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。
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