【宮崎県新富町】九州最大の形象埴輪群「宮崎県百足塚古墳出土埴輪」復元に向けてガバメントクラウドファンディングが6月17日(火)10時にスタート

目標金額500万円。国の重要文化財に指定される貴重な埴輪の復元を目指し、ふるさと納税を活用

こゆ財団

田園風景に広がる古墳群(宮崎県児湯郡新富町)

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:岡本啓二、以下こゆ財団という)が本社を置く、新富町が、町内に位置する「百足塚古墳(むかでづかこふん)」から出土した埴輪の復元を目的としたガバメントクラウドファンディングを開始することをお知らせします。

本プロジェクトは、2025年6月17日(火)10時〜2025年9月14日(日)23時59分までの期間中、トラストバンク社(URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/4064)にて実施されます。

1400年の時を経て姿を現した西日本有数の「形象埴輪」を後世に伝えたい     

百足塚古墳から出土した形象埴輪

新富町は、同古墳群の史跡整備事業を進めており、その端緒として平成9年度から同16年度までに百足塚古墳の確認調査を行いました。その結果、古墳の規模や形状、埋葬主体の位置などに加え、墳丘や周溝から多量の埴輪が発見されるなど、当時の古墳の様子が明らかになってきています。

クラウドファンディング実施の背景:国の重要文化財指定と次世代継承

2025年3月、新富町にある「百足塚古墳(むかでづかこふん)」から出土した80点近い埴輪が新たに国の重要文化財に指定されることになりました。百足塚古墳は、古墳時代後期に当たる6世紀中ごろに築かれたと推定されていて、一ツ瀬川左岸の台地に広がる「新田原(にゅうたばる)古墳群」に属する全長約82メートルの前方後円墳、国の史跡にも指定されています。

今回、国の重要文化財に指定されることになったのは、この古墳から出土した78点の埴輪で、このうち17点が現在新富町総合交流センターに展示されています。

百足塚古墳の発掘調査の様子

百足塚古墳で発見された形象埴輪は、ほぼ同時期に造られ継体天皇陵と目されている大阪府今城塚古墳で発見された形象埴輪の種類や内容が近く、政権の中枢を担った大王の埴輪祭祀が導入されたものと推測されます。

百足塚古墳から出土した埴輪は古墳時代後期の埴輪祭祀を考える上で重要であるとともに、中央政権と南九州との政治的・文化的影響を考える上でも注目される資料となっています。今後、これらの出土遺物を貴重な考古資料として現代に活かし、次の世代に引き継いでいくこと、そして日本国民の共有財産として多くの皆さんにご覧いただくために、計画的に修復・復元作業を行っていくべく、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングの実施に至りました。

こゆ財団は、新富町を訪問する企業担当者を古墳群への案内や、2023年12月には「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」として古墳ライトアップイベント開催など、貴重な地域資源である古墳群の価値と魅力を伝える取り組みを継続して行なってまいりました。

クラウドファンディング実施概要

プロジェクト名

はにわ復元クラファンプロジェクト

実施期間

2025年6月17日(火)10時〜2025年9月14日(日)23時59分

申込方法

https://www.furusato-tax.jp/gcf/4064

クラウドファンディングのリターン・特典

リターン品イメージ
リターン品イメージ

今回、支援者いただいた方には、[寄付者や支援者に提供されるリターンや特典]を提供します。

※詳細はクラウドファウンドページよりご参照ください。

今後の展開              

2025(令和7)年度  形象埴輪の復元作業計画策定。

2026(令和8)年度  形象埴輪の復元作業。

2027(令和9)年度  復元した形象埴輪の公開

※現時点での目標年度です。諸般の事情により事業が遅れる場合もあります。

※今回の取組みは、令和8年度から形象埴輪の復元作業を行うためのプロジェクトです。

78点に及ぶ埴輪については、長期間に渡る復元作業が必要と考えています。

皆さまの温かいご支援が、未来への大きな一歩となります。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

なお、令和7年3月21日重要文化財として答申を受けた「宮崎県百足塚古墳出土埴輪」について、主たる埴輪の展示を開始します。

【展示会に関して】

「踊る女性埴輪」「跪く男性埴輪」といった「宮崎県百足塚古墳出土埴輪」の主たる埴輪の展示を開始します。

・展示開始日時:令和7年6月17日(火)

・場所:新富町総合交流センター

・新規展示内容:踊る女性埴輪、跪く男性埴輪、太鼓形埴輪 等

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(略称:こゆ財団)

2017年4月に、宮崎県新富町が設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円以上の「新富ライチ」に代表される農産物のブランディングや商品開発で外貨を稼ぎ、町や人財育成に再投資するモデルで持続可能な地域の実現を目指しています。主幹事業である新富町ふるさと納税の運営では、2017年から2024年までの8年間で累計100億円以上の寄附額を記録しており、新富町と多様な企業との連携事業や生活利便性の向上に役立てられています。

https://koyu.miyazaki.jp/about/

メディア掲載事例:日経新聞/日経MJ/Forbes JAPAN/事業構想/ソトコト/TURNS/日本農業新聞/全国農業新聞 ほか

新富町ふるさと納税:https://furusato-shintomi.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
広告・宣伝・PR
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://koyu.miyazaki.jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1
電話番号
0983-32-1082
代表者名
齋藤潤一
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2017年04月