モータースポーツ振興ワーキンググループが国内モータースポーツの振興策をJAF会長に答申
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の矢代隆義会長は5月23日(水)、第2次JAFモータースポーツ振興ワーキンググループから、その振興策についての答申を受け取りました。
JAFは国内モータースポーツの活性化を図るため、関連する各種団体や組織が連携して取り組むべき振興策をとりまとめることを目的とした「第2次JAFモータースポーツ振興ワーキンググループ」(座長 柿元邦彦氏)を2017年4月に設置していました。中長期の視点で今何をするべきかを考察するとの方針で、外部有識者からの意見や外部研究機関による調査報告を踏まえ、多角的に今後のモータースポーツ普及・振興のあり方を検討してきました。
このたび、モータースポーツを広く世間に知らしめ関心を持つ人を増やし、体感する場を提供するために「トップを光らせ、底辺を拡大する」方策を主体としたモータースポーツ振興策が答申としてまとまり、グループの柿元座長から矢代会長に答申が手渡されました。
今後JAFでは、本答申で提案された各種の具体策について、関連する各団体および組織と連携し、できるだけ多く実現するよう前向きに取り組んでまいります。
「モータースポーツ振興策についての答申」の主な概要は下記の通り。
(1) JAFモータースポーツ審議会直属のプロモーション・タスクフォース「モータースポーツ振興委員会(仮称)」を設置して下記について具体的な検討を行う。 ① トップを光らせる ② 底辺を拡大する ③ 女性の活躍する舞台作り ④ JAFの持つ強大な広報媒体のネットを含む活用策 ⑤ 魅せるモータースポーツ化などプロモーション全般の検討 (2) JAFモータースポーツ専門部会の委員構成の適正化と部会間の連携強化・年齢分布の適正化 (3) 変化する時代に対応するため、5年後を目途に第3次JAFモータースポーツ振興ワーキンググループを設立 以上 |
注)「第1次JAFモータースポーツ振興ワーキンググループ」は12年前の2006年10月に設置され、2008年6月に当時のJAF会長に対して答申を提出しています。
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