日本初“小学生のための”モンテッソーリ教育本！『学ぶのが好きになる！小学生のためのモンテッソーリ教育』が発売

大人の理解とワクワクが、子どもの意欲を呼び起こします！

河出書房新社

2023年12月11日 08時00分

株式会社河出書房新社（東京都渋谷区／代表取締役小野寺優）は、「モンテッソーリ教育」普及のために幅広く活躍するモンテッソーリ・ファーム代表、0－12歳のモンテッソーリ教師・あべようこさんによる新刊『学ぶのが好きになる！小学生のためのモンテッソーリ教育』を刊行いたしました。

今年10月、史上初の将棋八冠制覇を成し遂げた棋士・藤井聡太さんが幼児期に受けた教育法としても知られるモンテッソーリ教育。これまで世界的企業の創始者、芸術家などを多く輩出し、世界中で人気のモンテッソーリ教育ですが、小学校教育があることをご存じでしょうか？

日本では幼児教育メソッドとしてよく知られていますが、実は、海外では小学生以上の教育機関があり、日々豊かな教育が行われているのです。

『学ぶのが好きになる！小学生のためのモンテッソーリ教育』は、日本初の、“小学生向け”に特化したモンテッソーリ本です。

モンテッソーリ小学校教師の国際資格（AMI公認）を持ち、幼児と小学生が通えるモンテッソーリ教室「モンテッソーリ・ファーム」を東京・自由が丘に立ち上げたあべようこさんが、日本ではほとんど知られていないモンテッソーリの小学校教育について、その魅力あふれる教育内容を存分に紹介します。

■『学ぶのが好きになる！小学生のためのモンテッソーリ教育』の特徴

モンテッソーリの小学校教育の基本は、宇宙や世界のありとあらゆることに関する、子どもの興味を引き出すことです。幼児期（0－6歳）は「何？」だった問いが、「なぜ？」へと変わる児童期（６-12歳）に、大人が「興味の種」を蒔くと、子どもは世の中に興味を持ち、自ら学ぶことが大好きになります。

「何？」よりも「なぜ？」を知りたがる
想像力が豊かになり、抽象化できるようになる
正義感が強くなる
ヒーローにあこがれる …… etc.

といった、小学生（児童期）の特性、特徴を理解し、好奇心を引き出す教育方法を、本書では写真や図を入れながら具体的に紹介します。

大人の理解とワクワクが、子どもの意欲を呼び起こします

また、モンテッソーリ教育では、宇宙や地球の誕生、人間が文明を築いた過程など、大きな枠組みから学び始め、次第に細部へフォーカスしていく学習法も特徴の一つです。

その要となる「グレートストーリー」というお話を耳で聴くことで、子どもたちは想像を豊かにするのですが、この本では特別に「地理」「生物」「歴史」「言語」「数・幾何学」といった教科ごとのグレートストーリーを、マンガ家・蛸山めがねさんがマンガ化。楽しく親しみやすいマンガで掲載しています。

©蛸山めがね

モンテッソーリ教育による「小学生の子ども」の見方、発達の仕方から、各教科の授業方法、大人がお子さんにおうちでできる教育法まで、様々なヒントが盛り込まれた本書。

小学生のためのモンテッソーリ教育に関心を持つ、すべての方々に役立つ貴重な一冊です。

【著者紹介】

あべようこ

モンテッソーリ・ファーム代表。0-12歳のモンテッソーリ教師。

上智大学文学部教育学科卒。国際モンテッソーリ協会(AMI)公認(0-3歳)(6-12歳)国際教師資格取得、日本モンテッソーリ協会(JAM)公認(3-6歳)教師資格取得。モンテッソーリ教育を広めるため、モンテッソーリ教育のポータルサイト「イデー・モンテッソーリ」の運営や、マンガや音声で伝える活動を行っている。日本に児童期以降のモンテッソーリ教育が受けられる場所をつくるため、2022年に世田谷区に「モンテッソーリ・ファーム」をオープン。モンテッソーリ小学校開校準備も進めている。

【書誌情報】