埼玉県主催「令和５年度彩の国みどりの優秀プラン賞」「プラウドタワー川口」が「最優秀プラン賞」を受賞

緑化計画において模範となる施設として、通行人にも配慮した設計や既存樹を保全した点等が評価

野村不動産ホールディングス株式会社

2023年11月8日 13時00分

　野村不動産株式会社（本社：東京都新宿区/代表取締役社長：松尾大作、以下「当社」）は、2020年に埼玉県・川口市に竣工した分譲マンション「プラウドタワー川口」が、埼玉県が主催する「令和５年度彩の国みどりの優秀プラン賞」において、「最優秀プラン賞」を受賞したことをお知らせいたします。

　「彩の国みどりの優秀プラン賞」は、埼玉県「ふるさと埼玉の緑を守り育てる条例」に基づき義務付けられた対象敷地内における緑化計画の中から、特に優秀で他の模範となる計画が表彰されるもので、令和5年度は1,855 件の中から4件が選定、その中で「プラウドタワー川口」が「最優秀プラン賞」を受賞しました。

本プレスリリースのポイント

１．対象物件1,855件の中から「プラウドタワー川口」が「最優秀プラン賞」を受賞

２．一般の方も通行可能で親しみやすいオープンな緑化計画や、既存樹の保全等が評価

３．プラウドは開発エリアの既存樹・景観に配慮したランドスケープデザインを各物件で採用

「令和５年度彩の国みどりの優秀プラン賞」受賞式（2023年10月26日）写真左：当社取締役専務執行役員吉村　哲己写真右：埼玉県　大野元裕知事

プラウドタワー川口：エントランスゲート

多目的広場

北側全景

■「プラウドタワー川口」の緑化への取組について

　「プラウドタワー川口」は、2020年に竣工した総戸数200戸の大規模分譲マンションです。近接する川口西公園からの連続性を意識しながら、敷地内にマンション住民以外の方も利用可能な多目的広場、貫通通路の設置、既存樹の保全を行うとともに敷地面積の約18.5%：約685㎡の緑化を行っています。（埼玉県の基準緑化面積は敷地面積の5%：約185㎡）

　このたびの受賞にあたり「エントランス部分に圧迫感を与えないように遊具を設置したりするなど一般の方も通行可能で親しみやすいオープンな緑化計画がなされている。既存の樹木を保全している点も併せて評価できる」との評価を受けています。

<「プラウドタワー川口」概要>

所在	埼玉県川口市飯塚1丁目
交通情報	京浜東北・根岸線「川口」駅徒歩4分
構造・規模	RC造21階地下1階建
建物竣工時期	2020年1月
敷地面積	3,692.68m2
戸数	200戸
売主	野村不動産株式会社
施工	三井住友建設株式会社

■「プラウド」の分譲住宅における緑化・ランドスケープデザインへの取組み

　当社の分譲マンションシリーズ「プラウド」では、物件敷地内の単なる緑化に留まらず、デザイン性、住民・地域及び社会のコミュニティや生物多様性に配慮した「ランドスケープデザイン」を採用しています。「ランドスケープデザイン」とは自然環境と人間の良好な関係構築を目指す行為であり、建物建築時に外部空間の設計において、景観と造作物（建築物）を一体的に構想していく取組みです。特に、もともとその土地に根付き、歴史を長く見守ってきた既存樹については、開発時にできる限り残せるように建物配置を検討し、物件のシンボルツリーとして保全するなど、区分所有者様や近隣住民の方がその土地に継続して愛着を持っていただき、歴史を紡いでいけるような開発を行っています。

　また、野村不動産グループでは、2030年までのマテリアリティ（重点課題）の一つに、「生物多様性」を掲げており、新築物件および保有する不動産において、生物多様性に配慮した緑地づくりに取り組む集合住宅やオフィスビルなどを評価・認証する「ABINC 認証（いきもの共生事業所®認証）」※1をはじめとした生物多様性認証の積極的な取得を継続して目指しています。

※1 JBIB（一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ）が開発した、いきもの共生事業所R推進ガイドラインの考え方に沿って計画・管理され、

かつ土地利用通信簿で基準点以上を満たし、当審査過程において認証された事業所のこと。

<ABINC 認証取得実績（2017年以降）>

認証取得年度	認証取得施設・住宅
2017年度	プラウドシティ吉祥寺（集合住宅版）プラウドタワー武蔵小金井クロス（集合住宅版）プラウドシーズン稲城南山（戸建住宅団地版）名古屋市西区則武新町3丁目計画（集合住宅版）
2018年度	HARUMI FLAG〔ABINC ADVANCE認証取得〕ザ・ガーデンズ大田多摩川（集合住宅版）
2020年度	プラウドタワー目黒MARC（都市・SC版）南山クラブハウス（戸建住宅団地版）
2021年度	プラウドシティ武蔵野三鷹（集合住宅版）（更新）プラウドシティ小竹向原（集合住宅版）
2022年度	（仮称）世田谷区中町三丁目計画（集合住宅版）（仮称）幕張新都心若葉住宅地区(B-4街区)(集合住宅版)