夢二郷土美術館創立60周年「夢二と歌舞伎」展 会期 2026年3月27日(金)~6月21日(日)<岡山>

歌舞伎に触発された夢二の名品と資料で、舞台と絵画の往還を読む

両備ホールディングス株式会社

公益財団法人両備文化振興財団 夢二郷土美術館本館(所在地:岡山県岡山市中区|https://yumeji-art-museum.com/)では、2026年3月27日より創立60周年企画展「夢二と歌舞伎」を開催いたしますのでお知らせいたします。

近年、映画などを通じて歌舞伎が改めて世界的にも高く再評価され、若年層にも広く認識されています。本展は大正ロマンを代表する総合芸術家の竹久夢二と歌舞伎との深い関係に光を当てた展覧会です。

夢二は、幼少期を過ごしたふるさと岡山の地で芝居に親しみ、義理人情を軸とする物語や、役者の表情や所作、衣装、化粧といった舞台芸術特有の美に強く魅了されました。歌舞伎の演目や登場人物を主題とする数多くの作品には、舞台上の一瞬の感情や余韻が見事に盛り込まれています。また、浮世絵の役者絵も丹念に研究し、過去の表現を踏まえながら独自の造形へと発展させていった点も注目されます。

一方、現代の歌舞伎界においても、古典の継承にとどまらず、異なる芸術領域との対話を通じた新たな舞台表現が模索されています。そのなかで、夢二の描いた抒情的な世界観が舞台芸術へ、現代的な感性によって再構築される試みも行われています。

本展では、歌舞伎に触発されて制作を行った夢二の作品と、時代を経て現代の舞台芸術にも影響を与え続ける夢二の美意識という、双方向の関係を丁寧に辿ります。絵画と舞台、近代と現代が共鳴する場で、芸術の繋がりを見つめ直す機会となるでしょう。

◆主催 (公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館

◆場所 岡山県岡山市中区浜2-1-32

◆開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)、4月7日(火)は12:00~17:00

◆休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、ゴールデンウィーク中の4月28日(火)~5月6日(水・振休)は休まず開館

◆入館料(税込) 大人800円、中高大学生400円、小学生300円

 ※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。割引の併用は不可。※ゆめびぃ会員は入館無料

【作品点数】107点(予定)

屏風作品4点、軸装作品29点、額装日本画8点、スケッチ・水彩画等10点、木版7点、著作本装幀本24点、楽譜5点、雑誌7点、その他(千代紙など)13点(内初公開2点)

出品作品について

作品解説:竹久夢二《一力》 1915(大正4)年  絹本着色 168.9×349.8cm

竹久夢二《一力》夢二郷土美術館蔵

本作は歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』の一幕「一力茶屋」がモチーフとなっている。江戸時代に起こった史実をもとに創作された人気のエピソードで、主君の仇打ちを胸に秘めて祇園に通う大石内蔵助がその真意を隠すために遊女たちと戯れる場面である。夢二式デザインのきものがそれぞれ華やかで、身体のラインは夢二の特徴的なS字の構図で描かれている。《こたつ》(今回不出品)と対の屏風作品で、1915(大正4)年3月に富山市桜木町の「渦巻亭」で制作されたもの。現存する夢二の作品の中で最大級の作品である。

竹久夢二《一座の花形》夢二郷土美術館蔵
竹久夢二《梅川忠兵衛》夢二郷土美術館蔵
竹久夢二《沼津の平作》夢二郷土美術館蔵

初公開作品

「正木不如丘旧蔵 外遊スケッチ」のうち

《琴を弾く女性》紙・鉛筆 1931-32(昭和6-7)年

《三味線を持つ女》紙・鉛筆 1931-32(昭和6-7)年

   

 「正木不如丘旧蔵 外遊スケッチ」は、1931-33年の間夢二がアメリカとヨーロッパに外遊した際に持ち歩いたスケッチブックに描かれたもの。日本に戻って結核を患い、息を引き取るまでの最期を看取った正木不如丘に、夢二が託した遺品である。海外に居ながらも祖国日本の芸術文化に関心を寄せ続けた夢二の心情がうかがえる。

会期中のイベント

プレゼント

会期中和装でご来館の方全員にオリジナル夢二絵はがきをプレゼント。

学芸員によるギャラリートーク

日程:2026年4月18日(土)、5月10日(日)14:00~14:20 

企画展担当学芸員による作品解説です。申込不要。参加費:無料(要入館料)

第63回文化講座「明治・大正期の歌舞伎界と夢二の描いた〈人情〉」

日程:2026年4月4日(土)17:30~19:00

17:30~18:30 講座、18:30~19:00 貸し切り鑑賞

講師:金智慧氏(京都大学人文科学研究所 助教)

定員:60名(要予約・先着順)

お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(TEL、E-mail)

参加費(税込):1,500円、大学生以下は1,000円(入館料込、ゆめびぃ会員は500円)

貸切特別鑑賞会「宵の夢二 解説つきプレミアムツアー」

日程:2026年5月2日(土)17:00~18:00 

閉館後の美術館を貸し切りで学芸員の解説とともに楽しむことができるお土産付きツアー。御庭番頭ねこ「黑の助」もお迎えします。 

定員:最少催行人数5名(要予約・先着順)

参加費(税込):一般1,300円、中高大学生900円、小学生800円

お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(TEL、E-mail)

坂東玉三郎による映像「夢二慕情」特別上映会

特別協力:松竹株式会社

日程:2026年5月3日(日・祝)

17:30 開場

17:35-18:00 「夢二と歌舞伎」展の学芸員の解説付き貸切鑑賞

18:00-18:40  映像「夢二慕情」上映

内容:

夢二が愛した3人の女性たちを坂東玉三郎が演じ、夢二の半生を描いた映像作品「夢二慕情」(原案 岩谷時子)を、夢二作品に囲まれた美術館の展示室で特別上映をいたします。この映像は2025年に南座での「坂東玉三郎特別公演」の演目の中で初めて上映されました。映像中に登場する作品の《立田姫》も展示されている空間で優美な映像の世界をお楽しみください。

上映前には学芸員による解説付きで「夢二と歌舞伎」展を貸切にてご鑑賞いただけます。

<映像>「夢二慕情」について

原案:岩谷 時子

語り手 たまき・彦乃・お葉:坂東 玉三郎

竹久夢二:坂東 功一

夢二の声:三原 邦男

映像制作:松竹株式会社

定員:60名(要予約・先着順)

お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(TEL、E-mail)

参加費(税込):1,500円、大学生以下は1,000円(入館料込、ゆめびぃ会員は500円)

イベント「夢二郷土美術館のArt×Well-Being~夢二作品に囲まれて行う美姿勢づくり~」

アート空間で心身を整えてみませんか。閉館後の美術館の展示室で初心者でも簡単に取り組める美しい姿勢づくりを専門のトレーナーに教えていただきます。

開催日:2026年5月30日(土)17:30-18:30

場所:夢二郷土美術館本館 展示室

参加費(税込):2,000円(入館料込・ゆめびぃ会員は1,000円)

定員:先着20名(要予約)

講師:RR Conditioning & SPA コンディショニングコーチ

お申込み先:夢二郷土美術館 本館まで(TEL、E-mail)

〈お客様からのお問い合わせ、イベントのお申込み先〉

夢二郷土美術館 本館

〒703-8256 岡山市中区浜2-1-32

TEL:086-271-1000

Fax:086-271-1730

E-Mail:contact@yumeji-art-museum.com

※上記イベント等は状況により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。

両備グループ https://ryobi.gr.jp/

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アート・カルチャー
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会社概要

URL
https://www.ryobi-holdings.jp/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
岡山県岡山市北区下石井2-10-12 杜の街グレース オフィススクエア5F
電話番号
086-232-2118
代表者名
三宅 健夫
上場
未上場
資本金
4億円
設立
1910年07月