少数株ドットコム・山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞【経済学】ジョ ルディ・ガリ――企業の価格設定からインフレの動きを解き明かしたニューケインジアン
企業の値付けと将来へのインフレ期待からインフレ動学を分析し、ニューケインジアン金融政策論を体系化した功績から、引用栄誉賞とノーベル賞の行方を読み解く
非上場企業の株式流動化プラットフォームを運営する少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役会長:山中 裕、以下「当社」)は、ノーベル賞の有力な先行指標として知られるクラリベイト引用栄誉賞(Clarivate Citation Laureates)を取り上げる特別ウェビナー『山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞』を開催いたします。本シリーズでは、Web of Scienceの膨大な引用データからノーベル賞級と目される研究者を、一人ずつ解説します。今回は経済学分野よりジョルディ・ガリ氏を取り上げるセッションを、2026年10月9日に開催することをお知らせいたします。
当社は、資本市場の最前線を読み解くうえで、学術の最前線が生み出す知見が、やがて産業や投資の地形を塗り替えることを重視しております。クラリベイト引用栄誉賞は、その胎動をいち早く映す指標にほかなりません。
本セッションでは、2009年にクラリベイト引用栄誉賞(当時トムソン・ロイター)に選出されたジョルディ・ガリ(Jordi Galí)氏を取り上げます。バルセロナの国際経済研究センターCREIのシニア研究員、ポンペウ・ファブラ大学教授で、選出理由はジョン・B・テイラー、マーク・ガートラーとともに評価された「金融政策に関する研究」です。東大経済学部卒の投資家であり、同国で自ら実業(医療・教育・農業等)を展開する当社代表取締役会長の山中裕が、同氏の業績と受賞可能性を解説いたします。

■1.ウェビナー開催の背景
クラリベイト引用栄誉賞(Citation Laureates)は、Web of Scienceの引用データを分析し、ノーベル賞級の影響力を持つ研究者を選出する顕彰制度です。2002年の開始以降、選出者のうち89名が実際にノーベル賞を受賞しており、受賞予測の有力な先行指標とされています。
ガリ氏の出発点は、「物価は景気が変化しても、すぐには調整されない」という考え方です。企業は価格を変更できる時期が異なり、値上げの判断では足元の限界費用だけでなく、将来の費用や需要への予想も織り込みます。1999年にマーク・ガートラーと発表した「Inflation Dynamics」では、企業の価格設定から導かれるニューケインジアン・フィリップス曲線を実データで分析し、インフレと景気の関係を単なる統計上の相関ではなく、企業行動から説明しようとしました。
2000年にはリチャード・クラリダ、ガートラーとの共同研究で、中央銀行がインフレや景気にどう金利を反応させるかと、マクロ経済の安定性との関係を分析しました。また1999年には、技術ショックの後に短期的には労働時間が減少するという結果を報告し、実物的景気循環理論をめぐる議論にも影響を与えています。主著『Monetary Policy, Inflation, and the Business Cycle』(2008年、第2版2015年)では、ニューケインジアン・モデルを体系的に整理しました。
ECBや米連邦準備制度など各国中央銀行のコンサルタントを務め、2012年には欧州経済学会会長に就任。2005年にYrjö Jahnsson Awardを受賞し、2025年にはブランシャール、ウッドフォードとともにBBVA財団Frontiers of Knowledge Awardを受賞しました。近年は家計の違いや低金利下の金融政策など、標準モデルをより現実的な方向へ拡張しています。
私は、原材料高が一時的か長期的かという企業や家計の見立てが、その後の値付けと相場を大きく変えると実感してきました。インフレを企業の行動から説明したガリ氏の受賞可能性を、本ウェビナーで読み解きます。
■2.本ウェビナーの主なトピック
本ウェビナーでは、主に以下の4つのトピックについて詳しく解説を行います。
(1)企業の価格設定とインフレ動学
限界費用と将来予想から値付けを捉え、ニューケインジアン・フィリップス曲線を実証した研究。
(2)期待が現在の物価を動かす
将来のインフレ期待が、現在の価格設定や実質金利を通じて経済に及ぼす影響。
(3)ニューケインジアン理論の体系化
需要・価格設定・政策ルールを一つのモデルにまとめた主著と、家計の違いへの拡張。
(4)引用栄誉賞とノーベル賞の行方
2009年の同時選出やBBVA賞受賞を踏まえた、受賞可能性の読み解き。
■3.開催概要
日時: 2026年10月9日(ノーベル賞発表に先立つ特別回)
タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「クラリベイト引用栄誉賞を読み解く」特別回(経済学)『ジョルディ・ガリ――インフレの動きを企業の値付けから解き明かした経済学者』
形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費: 無料(事前登録制)
対象者: インフレや金融政策・マクロ経済に関心のある方、ノーベル賞・引用栄誉賞の予測に関心のあるビジネスパーソン、物価動向を重視する投資家
申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「クラリベイト引用栄誉賞 経済学・ガリ」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。
■4.今後の展望
『山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞』シリーズでは、話題性や印象論に流されることなく、引用データという客観的な「構造」から、学術の最前線とノーベル賞の行方を冷静に読み解いてまいります。今後も少数株ドットコムでは、科学と経済の最前線を投資と社会の文脈に接続し、当社ならではのグローバルインテリジェンスを提供してまいります。
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【本件に関するお問い合わせ先】
少数株ドットコム株式会社
担当部署: 広報担当窓口 info@shosukabu.com
https://note.com/syousuukabu_koho
【関連リンク】
男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com
CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/
投資ブラザーズ:https://m.youtube.com/watch?v=2MG5joxYNn8&ra=m
コスモ株式会社(代表取締役社長:森 堅次、本社:大阪市東成区)に対する株主総会事前質問状送付に関するお知らせ:https://note.com/syousuukabu_koho/n/nde846ac1ff91
株式会社河野メリクロンに対する質問状兼経営改善要求書送付に関するお知らせ:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19356418
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■当社代表プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。
保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。
日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。
株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。
投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。
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会社概要
少数株ドットコム株式会社
URL: https://www.shosukabu.com/
業種: サービス業
本社所在地: 東京都練馬区東大泉三丁目37番7号
電話番号: 03-3590-4667
代表者名: 山中 裕
上場: 未上場
資本金: 9000万円
設立: 2023年03月
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