【新国立劇場】オペラ公演『ボリス・ゴドゥノフ』公演映像を無料配信中!
~OperaVisionにて世界中に新国立劇場のオペラを発信します~
映像で新国立劇場の本格的な公演をお楽しみいただけます。
2022年11月に新制作上演したオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』の公演映像を、2023年3月24日(金)深夜から6か月間、OperaVisionおよび新国デジタルシアターにて無料公開しています。
OperaVisionは、EUの文化支援プログラムCreative Europeの支援の下、Opera Europeが監修するヨーロッパ最大級のオペラ映像配信プラットフォームです。新国立劇場は2022年2月よりOperaVisionのプロジェクトパートナーとなっており、現在2022年5月に新制作上演した『オルフェオとエウリディーチェ』を4月7日(金)まで配信中です。
『ボリス・ゴドゥノフ』は、1600年前後の動乱時代に実在したロシア皇帝ボリス・ゴドゥノフを題材にムソルグスキーが完成させた唯一のオペラです。ポーランド国立歌劇場との共同制作により、同劇場芸術監督のマリウシュ・トレリンスキの演出、大野和士オペラ芸術監督の指揮で新制作上演された本プロダクションは、物語の中心に皇帝ボリスと息子フョードルの関係を据え、最高権力者であるボリスの罪の意識と葛藤、民衆の生々しい姿を描き出すことにより、作品が内在する権力闘争の残酷さを浮き彫りにし、大きな話題を呼びました。
性格表現に秀でたギド・イェンティンス、アーノルド・ベズイエンといった強力な布陣、そして、ゴデルジ・ジャネリーゼ、工藤和真ら新進気鋭の歌手たちが織り成す、観る人の心に訴えかける見ごたえ満載の公演です。
本配信により、世界中のオペラファンの皆様に新国立劇場のオペラ公演をお楽しみいただければ幸いです。
※このプロダクションは1869年の原典版を基調に、1872年の改訂版を一部組み合わせています。
2023年3月25日(土)午前3時(24日(金)深夜)~ 9月24日(日)午後7時
◆配信メディア
Opera Vision 公式サイト(https://operavision.eu/performance/boris-godunov-0)
新国デジタルシアター(https://www.nntt.jac.go.jp/stream/)
◆配信内容
新国立劇場2022/2023シーズンオペラ
新制作『ボリス・ゴドゥノフ』
収録日:2022年11月17日(木)
ロシア語上演/日本語、英語、ロシア語字幕付
【指 揮】大野和士
【演 出】マリウシュ・トレリンスキ
【美 術】ボリス・クドルチカ
【衣 裳】ヴォイチェフ・ジエジッツ
【照 明】マルク・ハインツ
【映 像】バルテック・マシス
【ドラマトゥルク】マルチン・チェコ
【振 付】マチコ・プルサク
【ヘアメイクデザイン】ヴァルデマル・ポクロムスキ
【合唱指揮】冨平恭平
【児童合唱指導】林 ゆか、伊藤邦恵
【ボリス・ゴドゥノフ】ギド・イェンティンス
【フョードル*】小泉詠子
【クセニア】九嶋香奈枝
【乳母*】金子美香
【ヴァシリー・シュイスキー公】アーノルド・ベズイエン
【アンドレイ・シチェルカーロフ】秋谷直之
【ピーメン】ゴデルジ・ジャネリーゼ
【グリゴリー・オトレピエフ(偽ドミトリー)】工藤和真
【ヴァルラーム】河野鉄平
【ミサイール】青地英幸
【女主人】清水華澄
【聖愚者の声】清水徹太郎
【ニキーティチ/役人】駒田敏章
【ミチューハ】大塚博章
【侍従】濱松孝行
【フョードル - 聖愚者(黙役)】ユスティナ・ヴァシレフスカ
【合 唱】 新国立劇場合唱団
【児童合唱】TOKYO FM 少年合唱団
【管弦楽】東京都交響楽団
共同制作:ポーランド国立歌劇場
*本プロダクションでは、この2役はクセニアの友人という設定です。
◆あらすじ
【プロローグ】戴冠式を前に群衆が集まっている。ゴドゥノフは最高位の僧ピーメンと緊張関係にある。幼いドミトリー皇子の死の幻影に慄くゴドゥノフだが、戴冠式の彼の演説は人々の心を掴む。
【第1幕】6年後。ピーメンは僧グリゴリーに、自分こそ現皇帝に殺害されたドミトリーの生まれ変わりと信じ込ませていた。グリゴリーはドミトリーの僭称者となる。宮殿へ向かうグリゴリーは二人の僧と共に宿屋に立ち寄る。追手が到着するが、僧たちに惨殺される。
【第2幕】ゴドゥノフは数年の支配に疲れ切っている。娘クセニアは婚約者の死を悼み、息子フョードルは、将来の自分の治世の展望を話して、父の涙を誘う。ゴドゥノフの臣下シュイスキーは、皇帝の弱みに付け込むことを思い立ち、ゴドゥノフにウグリッチで目撃したことを克明に語り聞かせる。彼の地での行為を思い起こすゴドゥノフの前に、死んだドミトリーの天使のような姿の幻影が現れる。宮殿に迫るドミトリーの僭称者は、復讐の天使なのだろうか。
【第3幕】ゴドゥノフはまたも悪夢を見る。ウグリッチの子供たちがゴドゥノフを取り囲む。フョードルが憎しみに満ちた目で父を見る。父の罪を非難しているのだ。現実にフョードルは高熱で朦朧とし、「ゴドゥノフがドミトリーを殺害した」という聖愚者の糾弾を繰り返している。
【第4幕】無秩序状態の議会へゴドゥノフが登場。シュイスキーは狂乱寸前の皇帝を嘲笑う。ピーメンが人々の病を癒すという亡きドミトリーの幽霊の話をし、ゴドゥノフを挑発する。ゴドゥノフは苦しみながら己の罪を告白する。そこへドミトリーの名を語る僭称者グリゴリーが登場、議会は混乱に陥る。ゴドゥノフはフョードルを呼び死が迫っていることを伝えるが、息子は理解できない。
【フィナーレ】集団の暴動が続く中、僭称者グリゴリーは自らが新たな皇帝であることを宣言する。
*本あらすじは演出に準拠しています。
OperaVision公式サイト https://operavision.eu/(英語・フランス語・ドイツ語)
オペラ部門は2018年9月に世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演すると共に、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。
次代を担うアーティスト育成も新国立劇場の事業の大きな柱の一つであり、オペラ、バレエ、演劇の3つ研修所を擁し、充実した研修を実施しています。
所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/
OperaVisionは、EUの文化支援プログラムCreative Europeの支援の下、Opera Europeが監修するヨーロッパ最大級のオペラ映像配信プラットフォームです。新国立劇場は2022年2月よりOperaVisionのプロジェクトパートナーとなっており、現在2022年5月に新制作上演した『オルフェオとエウリディーチェ』を4月7日(金)まで配信中です。
『ボリス・ゴドゥノフ』は、1600年前後の動乱時代に実在したロシア皇帝ボリス・ゴドゥノフを題材にムソルグスキーが完成させた唯一のオペラです。ポーランド国立歌劇場との共同制作により、同劇場芸術監督のマリウシュ・トレリンスキの演出、大野和士オペラ芸術監督の指揮で新制作上演された本プロダクションは、物語の中心に皇帝ボリスと息子フョードルの関係を据え、最高権力者であるボリスの罪の意識と葛藤、民衆の生々しい姿を描き出すことにより、作品が内在する権力闘争の残酷さを浮き彫りにし、大きな話題を呼びました。
性格表現に秀でたギド・イェンティンス、アーノルド・ベズイエンといった強力な布陣、そして、ゴデルジ・ジャネリーゼ、工藤和真ら新進気鋭の歌手たちが織り成す、観る人の心に訴えかける見ごたえ満載の公演です。
本配信により、世界中のオペラファンの皆様に新国立劇場のオペラ公演をお楽しみいただければ幸いです。
※このプロダクションは1869年の原典版を基調に、1872年の改訂版を一部組み合わせています。
- 配信概要
2023年3月25日(土)午前3時(24日(金)深夜)~ 9月24日(日)午後7時
◆配信メディア
Opera Vision 公式サイト(https://operavision.eu/performance/boris-godunov-0)
新国デジタルシアター(https://www.nntt.jac.go.jp/stream/)
◆配信内容
新国立劇場2022/2023シーズンオペラ
新制作『ボリス・ゴドゥノフ』
収録日:2022年11月17日(木)
ロシア語上演/日本語、英語、ロシア語字幕付
【指 揮】大野和士
【演 出】マリウシュ・トレリンスキ
【美 術】ボリス・クドルチカ
【衣 裳】ヴォイチェフ・ジエジッツ
【照 明】マルク・ハインツ
【映 像】バルテック・マシス
【ドラマトゥルク】マルチン・チェコ
【振 付】マチコ・プルサク
【ヘアメイクデザイン】ヴァルデマル・ポクロムスキ
【合唱指揮】冨平恭平
【児童合唱指導】林 ゆか、伊藤邦恵
【ボリス・ゴドゥノフ】ギド・イェンティンス
【フョードル*】小泉詠子
【クセニア】九嶋香奈枝
【乳母*】金子美香
【ヴァシリー・シュイスキー公】アーノルド・ベズイエン
【アンドレイ・シチェルカーロフ】秋谷直之
【ピーメン】ゴデルジ・ジャネリーゼ
【グリゴリー・オトレピエフ(偽ドミトリー)】工藤和真
【ヴァルラーム】河野鉄平
【ミサイール】青地英幸
【女主人】清水華澄
【聖愚者の声】清水徹太郎
【ニキーティチ/役人】駒田敏章
【ミチューハ】大塚博章
【侍従】濱松孝行
【フョードル - 聖愚者(黙役)】ユスティナ・ヴァシレフスカ
【合 唱】 新国立劇場合唱団
【児童合唱】TOKYO FM 少年合唱団
【管弦楽】東京都交響楽団
共同制作:ポーランド国立歌劇場
*本プロダクションでは、この2役はクセニアの友人という設定です。
◆あらすじ
【プロローグ】戴冠式を前に群衆が集まっている。ゴドゥノフは最高位の僧ピーメンと緊張関係にある。幼いドミトリー皇子の死の幻影に慄くゴドゥノフだが、戴冠式の彼の演説は人々の心を掴む。
【第1幕】6年後。ピーメンは僧グリゴリーに、自分こそ現皇帝に殺害されたドミトリーの生まれ変わりと信じ込ませていた。グリゴリーはドミトリーの僭称者となる。宮殿へ向かうグリゴリーは二人の僧と共に宿屋に立ち寄る。追手が到着するが、僧たちに惨殺される。
【第2幕】ゴドゥノフは数年の支配に疲れ切っている。娘クセニアは婚約者の死を悼み、息子フョードルは、将来の自分の治世の展望を話して、父の涙を誘う。ゴドゥノフの臣下シュイスキーは、皇帝の弱みに付け込むことを思い立ち、ゴドゥノフにウグリッチで目撃したことを克明に語り聞かせる。彼の地での行為を思い起こすゴドゥノフの前に、死んだドミトリーの天使のような姿の幻影が現れる。宮殿に迫るドミトリーの僭称者は、復讐の天使なのだろうか。
【第3幕】ゴドゥノフはまたも悪夢を見る。ウグリッチの子供たちがゴドゥノフを取り囲む。フョードルが憎しみに満ちた目で父を見る。父の罪を非難しているのだ。現実にフョードルは高熱で朦朧とし、「ゴドゥノフがドミトリーを殺害した」という聖愚者の糾弾を繰り返している。
【第4幕】無秩序状態の議会へゴドゥノフが登場。シュイスキーは狂乱寸前の皇帝を嘲笑う。ピーメンが人々の病を癒すという亡きドミトリーの幽霊の話をし、ゴドゥノフを挑発する。ゴドゥノフは苦しみながら己の罪を告白する。そこへドミトリーの名を語る僭称者グリゴリーが登場、議会は混乱に陥る。ゴドゥノフはフョードルを呼び死が迫っていることを伝えるが、息子は理解できない。
【フィナーレ】集団の暴動が続く中、僭称者グリゴリーは自らが新たな皇帝であることを宣言する。
*本あらすじは演出に準拠しています。
- インタビュー映像
- OperaVisionとは?
世界各地の歌劇場や音楽フェスティバル団体が持つオペラの公演記録映像を無料で配信するプラットフォームです。欧州連合(EU)の文化支援プログラムであるCreative Europeの支援のもと運営されており、現在新国立劇場を含む17か国30団体が参加しています。新国立劇場はアジア圏唯一の加盟団体です。
OperaVision公式サイト https://operavision.eu/(英語・フランス語・ドイツ語)
- 新国立劇場について
新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、1997 年秋に開場しました。オペラパレス、中劇場、小劇場の特色ある3つの劇場を有し、年間約300ステージの主催公演を実施しています。
オペラ部門は2018年9月に世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演すると共に、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。
次代を担うアーティスト育成も新国立劇場の事業の大きな柱の一つであり、オペラ、バレエ、演劇の3つ研修所を擁し、充実した研修を実施しています。
所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/
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