【アンケート調査】日本一周旅行のプランもあるクリスタルクルーザー菫(すみれ)の旅
・一生に一度は「日本一周旅行」をしてみたい人 ・富裕層のお客様はプライベートな“和のおもてなし”“老舗旅館”を好む傾向 ・旅に出てアクティブに動きたい男性、癒しと食を求める女性
株式会社阪急交通社(大阪市北区梅田 代表取締役社長 酒井淳)では、“ゆとり・くつろぎ”を重視した、当社保有のオリジナルバス、クリスタルクルーザー「菫(すみれ)」(以後、菫)で行く上質なバス旅行を展開しています。中でも日本一周旅行は人気が高く、2019年の発売以来、大変好評をいただいています。
このたび、昨年10月から今年の1月にかけて「菫」のツアーに参加されたお客様にアンケートを実施しました。日本一周旅行やバス旅について、富裕層の意識が浮き彫りとなり、興味深い結果となりました。
当社の強みでもある「菫」の添乗員とバスガイドの声とともに、2025年の「菫」商品もご紹介します。

【参加者調査】
Q1:一生に一度は日本一周旅行をしてみたいですか?
9割が日本一周旅行をしたいと回答。分割して参加したい33%、希望のコースがあればしたい28%等。
一方、1割の方は興味がないという回答でした。その理由は、「ペットがいるため長旅ができない」、
「年齢的に一度に行くのは無理」という声が寄せられました。日本一周旅行への強い憧れがあるようです。

【添乗員・バスガイド調査】日本一周旅行についての所感
◆日ごとにお客様同士が打ち解けて仲良く、「菫」を我が家のように感じてくださる。
定員が18人というのも、コミュニケーションが深まる一因のようです。
・桜満開の東京を出発し、雪景色の北海道や初夏を思わせる新緑の九州へと季節の移ろいを感じられる旅です。
日ごとに参加者が打ち解けていく様子が感じとれます。
・ペアリングコーヒー(詳細は後述)と一緒に提供する「ご当地おやつ」が気に入り、お土産に買い求める方もいらっしゃいます。
・体調(胃腸)管理をしてもらうため、提供する食事メニューを、適宜事前にお伝えしています。
・最大でも18人のため、お客様同士が仲良くなり「菫」を我が家のように楽しんでくださっています。
・最終日の「菫PARTY」で、旅のフォトムービーをご覧になり、涙される方をお見かけします。
◆富裕層のお客様は外資系デラックスホテルよりも、プライベートな“和のおもてなし”“老舗旅館”を好む傾向。
【参加者調査】
Q2:泊まりたい宿泊施設の種類と部屋タイプは?
泊まりたい宿泊施設は「豪華リゾートホテル」32%、「老舗旅館」30%と、意外にも「外資系デラックスホテル」は1割未満でした。部屋のタイプは「露天風呂付」と「離れ」と答えた人があわせて6割に上り、プライベートな時間を重視する人が多いことがわかりました。「温泉でゆっくりしたい」、「老舗旅館とはいえ古いだけは困る」「小規模な高級旅館を希望」等の声も寄せられました。
昨今、増加傾向にあるオールインクルーシブの宿泊施設へのニーズも一定数ありました。

■「菫」商品の宿泊 おもてなし温泉・露天風呂付部屋・寝具(ベッド)へのこだわり
コロナ禍を経て、高級志向や唯一無二、ウェルビーイング、ゆったり等へ趣向が変化しています。
「菫」商品では、宿泊施設のグレードを高めるとともに、温泉名宿、部屋数の少ないおもてなし宿、露天風呂付客室等の利用を増やしています。
また、お客様からご要望の多いベッドを可能な限り用意し、足腰への負担を軽減しています。
◆アクティブ派が多いのは意外にも男性。女性は「癒し」と「食」を求める。
【参加者調査】
Q3:日ごろ興味を持つことは?(実践の有無を問わず)
富裕層の方は、「美術館訪問」や「寺社仏閣めぐり」等、文化的なことに興味を持っているようで、「食べ歩きやグルメ旅」への興味は女性が男性を上回りました。

Q4:旅行で行ってみたい場所や観たい・体験したいことは?
1位 絶景(日本らしい、季節限定、高山植物等)
2位 天体・星空観測
3位 美術館(大原美術館、足立美術館、全国の国立美術館や博物館等)
4位 温泉めぐり
5位 個人では行きにくい旧跡の建物や古典観劇
Q5:Q4の理由は?
旅行で行きたい・体験したいのは「絶景」「天体・星空観測」「美術館」が上位に上がりましたが、その理由では男女で違いがみられました。男性が「歴史文化】【新スポット」を重視するアクティブな志向を示した一方、女性は「癒し」を求める回答が多かったのは興味深い結果です。

【添乗員・バスガイド調査】お客様が車内でどう過ごされているか?
◆ 車内で、音楽を聴いたり睡眠をとる等、自宅のリビングでくつろぐように過ごす人が多い。
「音楽を聴く」、「寝る」、「車窓(からの眺めを楽しむ)」が上位になりました。意外にも「会話」をする人は少なく、「菫」の車内でもプライベートな時間を過ごす人が多いようです。

■旅行は、観光地の散策で普段より多く歩くことや、長い時間の移動するため、知らずしらずのうちに疲れるものです。「菫」は、移動も旅の大切な一部としてくつろげるようしつらえています。
・ドリンクサービスは、朝と長めの移動前には、ほぼ毎回オーダーを伺います。
多品種の飲料(詳細は「菫」ドリンク種類を参照)を搭載。特注のドリンクホルダーやカップホルダー等を使用し、バスが揺れてもこぼれないように提供しています。
お客様から「朝からビールが飲めるのは格別」「いつものアレで」とオーダーされることも多くあり、個々のお客様の好み(お砂糖やミルクの有無、アルコールの飲み方等)を覚えるようにしています。
・提供の多いドリンク上位を聞いたところ1位コーヒー、2位紅茶、3位りんごジュース。
・アルコール上位を聞いたところビールが1位で4割を占め、2位ワイン、3位日本酒。


■「菫オリジナルコーヒー」が一番人気
・車内で豆を挽きドリップします。
・「菫オリジナルコーヒー」は、菫の華やかさをイメージしたフローラルな印象のブレンドコーヒーです。バス製造とともに芦屋RIOコーヒーで開発。
・長期間の旅では、ご当地のお菓子にマッチするシングルオリジンコーヒーを4種類からペアリングして提供。香りとテイストが、訪れた土地の思い出をより深めます。
左から、豆のグラインダー(奥)、コーヒー豆、ドリップ機、カップホルダー →

【参加者調査】
Q6:記念日に行きたいレストランは?
記念日に行きたいレストランは、「和食懐石」が約4割で最多、次いで「老舗すし店」ということから、富裕層は“和のおもてなし”を求める傾向にあるようです。

■「菫」商品の食事 夕食は和食懐石を、昼食にはフレンチを中心に
旅の醍醐味の一つである食事には、四季折々の山海の食材を中心に、各地の地元の旬の食材を取り入れています。
夕食は宿の和食懐石を用意することが多いため、昼食にはフレンチや各地の名店にご案内しています。
アンケート調査
【調査方法】
1.「菫」の旅 参加者
調査期間:2024年10月中旬~2025年1月中旬出発
回答者:40歳代~80歳代 男女124名(男性50名 女性74名)
居住地:東京都、大阪府等、18都府県
旅行日数:日帰り~15日間
2.「菫」の添乗員・バスガイド
調査期間:同上
回答者:添乗員11名・バスガイド10名(東京・大阪)
2025年「菫」代表的な商品
■日本一周旅行12日間 旅行日数を12日間に短縮(昨年までは15日間)
コンセプト:
名湯めぐり。フェリー宿泊以外は全て名湯温泉宿に宿泊します。
<名湯>草津、月岡、登別、雲仙、別府 鉄輪、道後、三朝、城崎
温泉ソムリエが初日の宿まで同乗し、温泉の魅力や正しい入浴を説明
行程:
東京ステーションホテル=北信越(群馬・新潟)~<新日本海フェリー>泊~小樽・北海道→<飛行機>→福岡=雲仙・別府=愛媛=尾道=鳥取=兵庫・大阪
出発日:
2025年4月7日(月)、5月20日(火)、29日(木)、9月2日(火)、
10月14日(火)、23日(木)、11月11日(火)、27日(木)計8設定
旅行代金:1,500,000円(おひとり様 2名1室利用)、2,000,000円(おひとり様 1名1室利用)
詳細URL(一例) https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=JF57T&p_hei=10

■北海道一周12日間 人気商品、お客様の声から2022年に誕生
行程:
羽田空港・東京駅発=大洗港~<さんふらわぁ>泊~苫小牧港=ニセコ=丘珠空港→<飛行機>→利尻(利尻・礼文島の移動は、菫以外のバス)鴛泊港~礼文島~宗谷=紋別=知床=阿寒・釧路=十勝・富良野→<飛行機>→羽田空港
出発日:2025年6月5日(木)、19日(木) 、7月8日(火)、21日(月・祝)
旅行代金:1,300,000円(おひとり様 2名1室利用)、1,800,000円(おひとり様 1名1室利用)
詳細URL(一例) https://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=J51031&p_hei=10
「菫」の旅の傾向
・富裕層の関心の高い、美術館や寺社仏閣等、芸術性や文化的価値の高い商品を揃えました。
・豪華リゾートホテルへの関心や、老舗旅館、露天風呂付の需要が高いことからから、特別感のある宿泊施設を用意。昨今人気の高い「オールインクルーシブ」タイプに宿泊する商品も揃えました。
・旅の楽しみの食事は、希望の多い和食懐石を中心に、昼食にはフレンチを提供する等、四季折々の食材を取り入れ、食の楽しみを演出しています。
・行程にゆとりをもたせ、実際に訪れたからこそできる“コト体験”や、特別な案内人の説明を聞くことで、旅先での知見を深める観光を提供しています。
・予約の取りにくい人気の船や列車のコラボ商品も登場。
「菫」の演出について
「菫」には、お客様満足度の高いドライバー・バスガイド・添乗員が連係して乗務します。
訪問先の天候やお客様の体調を気遣いながら快適な旅となるよう、「菫」の旅の演出の仕上げをしています。特に、添乗員・バスガイドは乗務するにあたり、「菫」専用の研修を行っています。
■「菫」サービス
事前に健康状態や苦手なもの、気を付けることをうかがい、宿泊・食事施設と調整しています。
特に【長期間商品(日本一周旅行含む)】では…
・初日、「菫セレモニー」と称して、シャンパンで華やかに乾杯し旅の門出を祝います。
・ご当地の銘菓にあわせたシングルオリジンコーヒーをペアリングして提供します。
・日本一周旅行の最終日のランチでは、「菫PARTY」と称して、フラッシュ型ムービーに編集した旅の思い出写真をレストランで上映し旅を振り返ります。日本一周以外の7日間以上の商品では、車内で上映します。
・日本一周旅行では、メディカルアシスタントサービスと契約し、24時間健康状態についての相談が可能です。
・旅行の終了後、お客様が撮影された写真データをお預かりし、フォトアルバムに仕上げてプレゼントします。
・宅配サービス付(日本一周旅行は、自宅⇔旅先の往復+1回、7日~11日間は往復、他は行程次第)。
■「菫」の備品
ブランケット、おしぼり、スリッパ、靴ベラ、イヤホン、ヘッドホン、S字フック、傘、カップホルダー、双眼鏡、「菫」車内案内冊子、使い捨てカイロ(冬)、雑誌、音楽CD、プレゼント用写真撮影チェキほか
■「菫」ドリンク種類
アルコール:ビール2種、ワイン赤白、日本酒、ハイボール、ウイスキー、焼酎等
ソフトドリンク:
コーヒー、アイスコーヒー、紅茶(温2種・アイスティ)、ミネラルウォーター、ジュース(りんご、ジンジャエール、オレンジ)、日本茶(温3種/冷1種)等
※アンダーラインは7日間以上の旅行のみ搭載

■「菫」とは
・「阪急らしさを感じる 上質なくつろぎ空間」をコンセプトに、同じ仕様のバスを2台製造し、2019年4月運行をスタートしました。
・ゆとりとくつろぎの空間を提供するため、定員は18人に限定し、移動の際も快適に楽しんでいただくことを念頭に開発しました。
・春と秋のベストシーズンに、日本一周旅行を提供するほか、日本各地をめぐりながら四季折々の景色を楽しむ高付加価値旅行を提供しています。
「菫」基本情報

・外装飾はバーガンディ、天井はオフホワイト
・頭上の荷棚を外し、区切りの少ない窓ガラスから広く眺望を確保
・定員は18人、座面は快適な座り心地を追求したモケットを採用
・広々とした化粧台付きトイレは、壁紙・照明・置物にこだわる
・座席はシートシェルを特注し手荷物収納BOXを配置(BOXサイズ:縦13cm×横45cm×深さ30cm)
・通常のリクライニング109°は最大129°まで可能 後ろに気兼ねせずリクライニングできる
・シートピッチは、新幹線のグランクラスとほぼ同じ1220mm
・レッグレストと特注のフットレスト付
・各席には特注のドリンクホルダーとインアームテーブルを装備
・USB電源端子と100V用コンセントをboxと肘置き側面2箇所に装備、 Wi-Fi完備
「菫」は、唯一無二な存在を目指し、上質なくつろぎ空間を維持するために、2024年から2025年にかけて運行の合間に大小規模のメンテナンスを行っています。
これからも、「菫」は全国各地を訪れ、四季折々の旬の食材を楽しむことのできる高付加価値のバス旅を演出し、お身体に優しく、快適でシームレスな「ゆとりの旅」を提供してまいります。
株式会社阪急交通社 https://www.hankyu-travel.com/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/ccb268661caea154587fa17c5feb3d806c3c2d32.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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