2021年 世界主要国のビール消費量
~2年ぶりに前年より増加、新型コロナウイルスによる影響が回復傾向~
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき計170の世界主要国および各地域における、2021年のビール消費量をまとめました。この調査は1975年分から統計を開始しています。
トピックス
■世界のビール総消費量は、約1億8,560万kl(前年比4.0%増)で、新型コロナウイルスによる影響の回復傾向が見られる。東京ドームをジョッキに見立てると、約150杯分に相当。
■国別では、中国(前年比5.6%増)が19年連続で1位。日本(前年比5.2%減)は15年ぶりに順位を一つ落とし、8位。インド(前年比28.2%増)は、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく24位に順位を落としたものの、2021年は14位へ回復した。
■上位10か国ではアメリカ、ブラジル、ロシアがコロナ禍前の2019年比においてもプラスで着地。
■地域別では、アジア(前年比3.5%増)の構成比が31.4%となり、14年連続で1位。
2021年の世界のビール総消費量は、新型コロナウイルス感染拡大の影響緩和により前年より約713万kl(大びん633ml換算で約113億本)増え、約1億8,560万kl(前年比4.0%増、大びん633ml換算で約2,932億本)となりました。東京ドームをジョッキに見立てると、約150杯分(東京ドーム1杯は約124万kl)に相当します。
1.国別ビール消費量(表1)
・中国(前年比5.6%増)が2003年から19年連続で1位となりました。
・日本(前年比5.2%減)は2007年から15年ぶりに順位を一つ落とし、8位となりました。
・インド(前年比28.2%増)が24位から14位と、大きく回復しました。
2.地域別ビール消費量(表2)
・14年連続トップのアジア(前年比3.5%増)は、中国(前年比5.6%増)、
インド(前年比28.2%増)などが増加し、前年増になりました。
3.国別一人当たりビール消費量(表3)
・チェコ共和国が1993年から29年連続で1位となりました。
・上位35カ国のうち、前年より消費量が減った国は8カ国でした。
・日本は33.2L、大びん633ml換算で約52.5本(-2.7本)と前年減になりました。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
出典: ・各国ビール協会などへのアンケート調査 (当社が実施したもの)
・The Barth Report Hops 2021/2022 (BARTH−HAAS GROUP)
・GlobalBeverageForecastsSeptember2022 (GlobalData Plc)
※2013年度以降、調査データ会社を変更したため、過去レポートと数値が合致しないこともある
・2020年・2021年の日本の消費量は株式会社醸造産業新聞社の推計による
※日本の消費量については、ビール、発泡酒、新ジャンルの合計
注: ・四捨五入のため、数値が必ずしも一致しない場合がある
・前年実績が今年の調査で変更になった国については、変更した数値で前年比を算出している
※前年の世界総消費量も最新の値に変更している(1億7,750万kl ⇒ 1億7,846万klへ変更)
2021年 国別ビール消費量
・世界の総消費量は、約1億8,560万kl。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け2020年は前年よりマイナスだったものの、2021年は回復が見られ、前年比4.0%増となった。
・中国(前年比5.6%増)は19年連続で1位となったが、それ以外のアジア主要国を見ると、日本(前年比5.2%減)、べトナム(前年比5.5%減)、韓国(前年比3.2%減)、タイ(前年比3.0%減)はダウントレンド。
・2019年13位から2020年24位に順位を落としたインド(前年比28.2%増)が2021年は14位と、大幅に回復した。
・上位10か国でコロナ禍前の2019年(総消費量:約1億9,020万kl)と比較すると、アメリカ(19年比1.5%増)、ブラジル(19年比9.5%増)、ロシア(19年比7.6%増)がプラスで着地した。
2021年 地域別ビール消費量
・地域別では、アジア(前年比3.5%増)の構成比が31.4%と、14年連続で1位。
・1位のアジア(前年比3.5%増)は、日本(前年比5.2%減)、 ベトナム(前年比5.5%減)、韓国(前年比3.2%減)などが減少となるも、中国(前年比5.6%増)、インド(前年比28.2%増)などが増加し、前年を上回った。
・2位のヨーロッパ(前年比3.2%増)は、ドイツ(前年比2.1%減)が減少となるも、ロシア(前年比3.4%増)、イギリス(前年比12.7%増)が増加し、前年を上回った。
・3位の中南米(前年比5.8%増)は、ブラジル(前年比5.0%増)、メキシコ(前年比4.7%増)などが増加し、前年を上回った。
・4位の北米(前年比0.9%増)は、アメリカ(前年比1.1%増)は増加、カナダ(前年比1.9%減)は減少した。
2021年 国別一人当たりビール消費量
・ チェコ共和国は29年連続で1位となった。
・ 上位35カ国では、消費が減った国は8カ国。
・ リトアニアは2019年19位、2020年6位、2021年は3位と急伸長している。
■世界のビール総消費量は、約1億8,560万kl(前年比4.0%増)で、新型コロナウイルスによる影響の回復傾向が見られる。東京ドームをジョッキに見立てると、約150杯分に相当。
■国別では、中国(前年比5.6%増)が19年連続で1位。日本(前年比5.2%減)は15年ぶりに順位を一つ落とし、8位。インド(前年比28.2%増)は、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく24位に順位を落としたものの、2021年は14位へ回復した。
■上位10か国ではアメリカ、ブラジル、ロシアがコロナ禍前の2019年比においてもプラスで着地。
■地域別では、アジア(前年比3.5%増)の構成比が31.4%となり、14年連続で1位。
2021年の世界のビール総消費量は、新型コロナウイルス感染拡大の影響緩和により前年より約713万kl(大びん633ml換算で約113億本)増え、約1億8,560万kl(前年比4.0%増、大びん633ml換算で約2,932億本)となりました。東京ドームをジョッキに見立てると、約150杯分(東京ドーム1杯は約124万kl)に相当します。
1.国別ビール消費量(表1)
・中国(前年比5.6%増)が2003年から19年連続で1位となりました。
・日本(前年比5.2%減)は2007年から15年ぶりに順位を一つ落とし、8位となりました。
・インド(前年比28.2%増)が24位から14位と、大きく回復しました。
2.地域別ビール消費量(表2)
・14年連続トップのアジア(前年比3.5%増)は、中国(前年比5.6%増)、
インド(前年比28.2%増)などが増加し、前年増になりました。
3.国別一人当たりビール消費量(表3)
・チェコ共和国が1993年から29年連続で1位となりました。
・上位35カ国のうち、前年より消費量が減った国は8カ国でした。
・日本は33.2L、大びん633ml換算で約52.5本(-2.7本)と前年減になりました。
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
出典: ・各国ビール協会などへのアンケート調査 (当社が実施したもの)
・The Barth Report Hops 2021/2022 (BARTH−HAAS GROUP)
・GlobalBeverageForecastsSeptember2022 (GlobalData Plc)
※2013年度以降、調査データ会社を変更したため、過去レポートと数値が合致しないこともある
・2020年・2021年の日本の消費量は株式会社醸造産業新聞社の推計による
※日本の消費量については、ビール、発泡酒、新ジャンルの合計
注: ・四捨五入のため、数値が必ずしも一致しない場合がある
・前年実績が今年の調査で変更になった国については、変更した数値で前年比を算出している
※前年の世界総消費量も最新の値に変更している(1億7,750万kl ⇒ 1億7,846万klへ変更)
2021年 国別ビール消費量
【解説】
・世界の総消費量は、約1億8,560万kl。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け2020年は前年よりマイナスだったものの、2021年は回復が見られ、前年比4.0%増となった。
・中国(前年比5.6%増)は19年連続で1位となったが、それ以外のアジア主要国を見ると、日本(前年比5.2%減)、べトナム(前年比5.5%減)、韓国(前年比3.2%減)、タイ(前年比3.0%減)はダウントレンド。
・2019年13位から2020年24位に順位を落としたインド(前年比28.2%増)が2021年は14位と、大幅に回復した。
・上位10か国でコロナ禍前の2019年(総消費量:約1億9,020万kl)と比較すると、アメリカ(19年比1.5%増)、ブラジル(19年比9.5%増)、ロシア(19年比7.6%増)がプラスで着地した。
2021年 地域別ビール消費量
【解説】
・地域別では、アジア(前年比3.5%増)の構成比が31.4%と、14年連続で1位。
・1位のアジア(前年比3.5%増)は、日本(前年比5.2%減)、 ベトナム(前年比5.5%減)、韓国(前年比3.2%減)などが減少となるも、中国(前年比5.6%増)、インド(前年比28.2%増)などが増加し、前年を上回った。
・2位のヨーロッパ(前年比3.2%増)は、ドイツ(前年比2.1%減)が減少となるも、ロシア(前年比3.4%増)、イギリス(前年比12.7%増)が増加し、前年を上回った。
・3位の中南米(前年比5.8%増)は、ブラジル(前年比5.0%増)、メキシコ(前年比4.7%増)などが増加し、前年を上回った。
・4位の北米(前年比0.9%増)は、アメリカ(前年比1.1%増)は増加、カナダ(前年比1.9%減)は減少した。
2021年 国別一人当たりビール消費量
【解説】
・ チェコ共和国は29年連続で1位となった。
・ 上位35カ国では、消費が減った国は8カ国。
・ リトアニアは2019年19位、2020年6位、2021年は3位と急伸長している。
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