少数株ドットコム・山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞【経済学】清滝 信宏――担保価格と信用制約が景気を増幅する仕組みを示したマクロ経済学者
地価の下落が借入を細らせ、投資減少がさらに資産価格を押し下げる「信用循環」を理論化した功績から、引用栄誉賞とノーベル賞の行方を読み解く
非上場企業の株式流動化プラットフォームを運営する少数株ドットコム株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役会長:山中 裕、以下「当社」)は、ノーベル賞の有力な先行指標として知られるクラリベイト引用栄誉賞(Clarivate Citation Laureates)を取り上げる特別ウェビナー『山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞』を開催いたします。本シリーズでは、Web of Scienceの膨大な引用データからノーベル賞級と目される研究者を、一人ずつ解説します。今回は経済学分野より清滝信宏氏を取り上げるセッションを、2026年10月9日に開催することをお知らせいたします。
当社は、資本市場の最前線を読み解くうえで、学術の最前線が生み出す知見が、やがて産業や投資の地形を塗り替えることを重視しております。クラリベイト引用栄誉賞は、その胎動をいち早く映す指標にほかなりません。
本セッションでは、2010年にクラリベイト引用栄誉賞(当時トムソン・ロイター)に選出された清滝信宏(Nobuhiro Kiyotaki)氏を取り上げます。プリンストン大学のHarold H. Helm ’20 Professor of Economics and Bankingで、選出理由はジョン・ムーアとともに評価された「清滝=ムーア・モデルの構築」です。東大経済学部卒の投資家であり、同国で自ら実業(医療・教育・農業等)を展開する当社代表取締役会長の山中裕が、同氏の業績と受賞可能性を解説いたします。

■1.ウェビナー開催の背景
クラリベイト引用栄誉賞(Citation Laureates)は、Web of Scienceの引用データを分析し、ノーベル賞級の影響力を持つ研究者を選出する顕彰制度です。2002年の開始以降、選出者のうち89名が実際にノーベル賞を受賞しており、受賞予測の有力な先行指標とされています。
清滝氏の研究の核心は、「資産価格は景気の結果であるだけでなく、次の景気変動を生み出す原因にもなる」という考え方です。1997年にムーアと発表した「Credit Cycles」では、土地などの耐久資産が生産手段であると同時に借入の担保でもある経済を考え、資産価格の下落が担保価値と借入可能額を減らし、投資減少がさらに価格を押し下げる仕組みを示しました。
この相互作用により、小さく一時的なショックでも生産と資産価格に大きく持続的な変動が生じ得ます。資産が安くなっても、担保価値が減っているため買い手が資金を調達できず、下落が自動的には止まりません。バーナンキ、ガートラーらの金融アクセラレーターが借入費用の上昇を重視するのに対し、借入上限そのものが担保価値で制限される点に特徴があります。
研究はこれにとどまらず、1987年のブランシャールとの独占的競争の研究、1989年のランドール・ライトとの貨幣の探索理論、2019年のムーアとの流動性と金融政策の研究へと広がります。1997年中原賞、1999年Yrjö Jahnsson Award、2010年Stephen A. Ross Prize、BBVA財団Frontiers of Knowledge Awardなどを受賞しています。
私は、地価や株価の下落が担保を通じて企業の投資余力を奪う局面を、市場で何度も目にしてきました。資産価格と信用の連鎖を理論化した清滝氏の受賞可能性を、本ウェビナーで読み解きます。
■2.本ウェビナーの主なトピック
本ウェビナーでは、主に以下の4つのトピックについて詳しく解説を行います。
(1)「Credit Cycles」と担保の二重の役割
土地などの資産が生産手段であり担保でもあることから、景気変動を説明した理論。
(2)資産価格の下落はなぜ止まらないか
担保価値の低下が買い手の資金を奪い、価格下落と信用収縮が増幅し合う仕組み。
(3)貨幣・流動性への広がり
ブランシャールとの研究、貨幣の探索理論、流動性と金融政策へと広がる研究歴。
(4)引用栄誉賞とノーベル賞の行方
清滝=ムーア・モデルへの評価とBBVA賞の共同受賞を踏まえた、受賞可能性の読み解き。
■3.開催概要
日時: 2026年10月9日(ノーベル賞発表に先立つ特別回)
タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「クラリベイト引用栄誉賞を読み解く」特別回(経済学)『清滝信宏――担保価格と信用制約が生む景気循環』
形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費: 無料(事前登録制)
対象者: 金融市場と景気循環・不動産価格に関心のある方、ノーベル賞・引用栄誉賞の予測に関心のあるビジネスパーソン、資産価格と信用を重視する投資家
申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「クラリベイト引用栄誉賞 経済学・清滝信宏」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。
■4.今後の展望
『山中裕が読み解くクラリベイト引用栄誉賞』シリーズでは、話題性や印象論に流されることなく、引用データという客観的な「構造」から、学術の最前線とノーベル賞の行方を冷静に読み解いてまいります。今後も少数株ドットコムでは、科学と経済の最前線を投資と社会の文脈に接続し、当社ならではのグローバルインテリジェンスを提供してまいります。
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【本件に関するお問い合わせ先】
少数株ドットコム株式会社
担当部署: 広報担当窓口 info@shosukabu.com
https://note.com/syousuukabu_koho
【関連リンク】
男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com
CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/
投資ブラザーズ:https://m.youtube.com/watch?v=2MG5joxYNn8&ra=m
コスモ株式会社(代表取締役社長:森 堅次、本社:大阪市東成区)に対する株主総会事前質問状送付に関するお知らせ:https://note.com/syousuukabu_koho/n/nde846ac1ff91
株式会社河野メリクロンに対する質問状兼経営改善要求書送付に関するお知らせ:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19356418
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■当社代表プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。
保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。
日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。
株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。
投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。
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会社概要
少数株ドットコム株式会社
URL: https://www.shosukabu.com/
業種: サービス業
本社所在地: 東京都練馬区東大泉三丁目37番7号
電話番号: 03-3590-4667
代表者名: 山中 裕
上場: 未上場
資本金: 9000万円
設立: 2023年03月
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