江崎グリコ初の冷凍幼児食ブランド　「cotote（コトテ）」誕生

50種類の素材で、子どもの食体験を育む新提案

江崎グリコ株式会社

2025年9月30日 11時30分

江崎グリコ株式会社は、初の冷凍幼児食ブランド「cotote（コトテ）」を2025年9月30日（火）から、グリコダイレクトショップ内のcotote公式サイトにて発売します。「cotote」は、30年にわたり幼児食のパイオニア企業として、当社が培ってきた知見と技術力を結集し誕生しました。本ブランドは、全メニューを通じて50種類の素材を使用しており、幼児期にさまざまな素材に触れる食体験を提供することで、将来のゆたかな食生活を育みます。お子さまがおいしく、楽しみながら食べられるよう彩りにもこだわった、忙しい日々の中でも手軽に提供できる幼児食です。

　当社は、幼児食の概念や製品などが定着していなかった1990年代初期から幼児期の食事の重要性に着目し、1995年に「1歳からの幼児食」シリーズを発売しました。そこから30年にわたり、幼児食カテゴリーのパイオニア企業として、食卓から子どもたちのすこやかな成長を支えてきました。そんな当社から、初めての冷凍幼児食ブランド「cotote」が誕生します。「cotote」は全メニューを通じて、すべて国産の野菜をはじめ、50種類の素材に触れられるだけでなく、1歳頃から3歳になるまでの成長に合わせた食感や味付けを実現しています。また、子どもが食事を楽しみ、50種類の素材を自然と好きになるために彩りにもこだわっています。そのこだわりを、ご家庭でも手軽にお使いいただける冷凍で提供します。

　「cotote」は、これからもお子さまの将来につながる、すこやかな毎日のための冷凍幼児食を提供してまいります。

■「cotote」誕生の背景

　「cotote」は、子育てをされる方の「子どもにたくさんの食材を経験して、食を楽しみ、将来のゆたかな食習慣の基礎を身につけてほしい」という大きな願いに応えると同時に、「忙しい日々の中で食事の準備に追われ、子どもとゆっくり食卓を囲む時間が取れない」という悩みを無くしたいという思いから誕生しました。ブランドの名前「cotote」には、食事を通して生まれる食卓のコミュニケーションと、それによって生まれる家族の時間を「子どもと手をつないで一緒に作る」というメッセージを込めています。

■「cotote」の特長

　1食で10種類以上、全メニューを通じて50種類の素材を体験できる、彩りゆたかな冷凍幼児食です。お子さまの噛む力に配慮し、発育に合わせた固さ・大きさの素材を使用しているため、しっかりと噛んで食べることができます。現在、1歳から1歳半頃までの「STEP1」メニューは全8種類、１歳半頃から3歳になるまでの「STEP2」メニューは全6種類を展開しており、今後もラインアップを順次拡大していく予定です。お子さまの月齢や味の好みに合わせてメニューをカスタマイズできる、定期宅配型の冷凍幼児食サービスとして日々のお子さまの食事をサポートします。

■販売方法

グリコダイレクトショップ内のcotote公式サイトにて販売します。

URL : https://shop.glico.com/pages/cotote

■開発者コメント

（健康イノベーション事業本部成長支援・発育栄養マーケティンググループ皆川祐輔）

　「cotote」ブランドの試作段階で試食いただいたお母さまから、「もっと前からこういう（さまざまな食材を体験させてあげられる）経験をさせてあげればよかった。子どもと笑顔の時間を過ごせた」と言っていただいたとき、このブランドには大きな価値があると確信しました。そんな体験をたくさんの人にしてもらえることが「cotote」立上げ人の一人として切な願いです。「cotote」と一緒にたくさんの食経験を楽しんでもらえるとうれしいです。

【参考情報：独自調査「親子の食卓の実態調査」から分かったこと】

・「子どもの成長のために栄養バランスを意識した食事を”ほぼ毎日”実現できている人」は、15.8%。約2割の方は「ほとんどできていない」「まったくできていない」。

・「できれば食事の彩りを良くしたいがそこまで手が回らない」と感じる人は４割を超える。

　1〜3歳児を持つ共働き家庭で、子どもの食事作りに関与している男女各200名を対象に当社が実施した「親子の食卓の実態調査」によると、子どもの食事で大切にしたい要素として「栄養バランス」の回答割合が74.5%と最も高い結果となりました。一方で子どもの成長のために栄養バランスを意識した食事を”ほぼ毎日”実現できている人は、わずか15.8%にとどまりました。また、彩りについて「できれば彩りも良くしたいが、そこまで手が回らない」と43.5％の人が回答しました。

　また、「食事の時間を通じて、子どもの成長をサポートしたいと思いますか？」と質問をすると、約8割の方が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答しており、親御さんが食事を通じて子どもの成長をサポートしたいと思いながらも、時間や余裕のなさから実現することが難しいという理想と現実の食卓のギャップに悩んでいることが示唆されています。