責任編集、武田 徹。テーマは「アカデミック・ジャーナリズム」。鋭く感じ、柔らかく考える『アステイオン95』、発売!
東 浩紀/大治朋子 /下山 進 /渡辺一史 /小川さやか/武田 徹 /芹沢一也/山本昭宏/大内悟史/小林佑基/鈴木英生/田所昌幸/開沼 博
【特集】アカデミック・ジャーナリズム
かつて自在に相互乗り入れができたアカデミズムとジャーナリズムは、それぞれの発展とともに分化し、分断を深めてきた。両者を仲立ちしつつ刷新する「アカデミック・ジャーナリズム」を、激変する情報社会環境の中でいかに維持・発展させてゆくか。
東 浩紀/大治朋子 /下山 進 /渡辺一史 /小川さやか/武田 徹 /芹沢一也/山本昭宏/大内悟史/小林佑基/鈴木英生/田所昌幸/開沼 博
<論考>手塚宏之/大塚 淳 /佐藤卓己
<写真で読む研究レポート>榎本泰子 /伊藤亜紗
<連載>張 競/五百旗頭 真
目次
■特集■
巻頭言・・・・・・武田 徹
数と独立――棲み分ける批評Ⅲ・・・・・・東 浩紀
「アカデミ・ジャーナリズム」の試み・・・・・・大治朋子
ポピュラー・サイエンスという方法・・・・・・下山 進
<鼎談>「専門知」を「臨床知」で乗り越える・・・・・・渡辺一史 +小川さやか+武田 徹
<対談>一人の読者から社会は変わる――ネット言論空間の可能性・・・・・・芹沢一也 +武田 徹
アカデミック・ジャーナリズムの「高度成長」――粕谷一希の「中公サロン」編集術・・・・・・本昭宏
<座談会>知のアリーナを支える――論壇記者座談会・・・・・・大内悟史 +小林佑基+鈴木英生+田所昌幸+武田 徹
「良き仲間」としてのアカデミック・ジャーナリズム・・・・・・開沼 博
■論考■
アメリカはゼロエミッションを実現できるか――二回梯子を外された日本人が知っておくべきこと・・・・・・手塚宏之
統計学と機械学習から見る「正当化」のあり方・・・・・・大塚 淳
「私」への懐疑に耐えた文明史家――我が師・野田宣雄を回想して・・・・・・佐藤卓己
■世界の思潮■
「民主主義本ブーム」を読み解く・・・・・・宇野重規
ベラルーシの二世代──アレクシエーヴィチとフィリペンコ・・・・・・奈倉有里
「無関心なエゴイズムというウイルス」との戦い・・・・・・山本芳久
■時評■
ファッションに見る日本的美意識・・・・・・高階秀爾
百十一年目の《われは海の子》――「唱歌」の現在地・・・・・・渡辺 裕
国立競技場の建築について・・・・・・藤森照信
G20デジタル課税合意の歴史的意義と今後の課題・・・・・・森信茂樹
「子守国家」への警戒、英国で「自由の日」を考える・・・・・・金成隆一
新型コロナの想い出・・・・・・奥本大三郎
土足の限界・・・・・・井上章一
生活文化を重要無形文化財に・・・・・・熊倉功夫
■連載企画「超えるのではなく辿る、二つの文化」■
学問との再契約・・・・・・宮野公樹
■写真で読む研究レポート■
「敦煌」が日本人のあこがれだった時代・・・・・・榎本泰子
隠された手を求めて・・・・・・伊藤亜紗
■連載■
夢を種蒔く人・厨川白村――左足切断そしてアメリカ留学(上)・・・・・・張 競
平成史――世界のなかの日本―国際衝撃・・・・・・五百旗頭 真
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2352/
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