【子供のAI利用】2025年の自由研究の結果は？　AI利用をすすめた保護者約1割　子供が自らAI利用をしながら行う家庭も！　親の7割以上が「半分程度までは手伝う」／いこーよファミリーラボ

2025年の自由研究は、保護者とAIのサポートでさらに進化へ！？

アクトインディ株式会社

2025年9月12日 18時03分

国内最大級の子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社（東京都品川区代表取締役：下元敬道以下、アクトインディ）では、アンケート調査や取材からリアルな親子の行動を浮き彫りにする「いこーよファミリーラボ」にて、「2025年夏休みの自由研究におけるAI活用と親の関わり方」の調査・分析を行いました。

＜トピックス＞
▶自由研究で子供に「AI利用」を「すすめなかった」保護者約9割、「すすめた」約1割
▶「すすめる前に子供が自分で利用していた」 2%
▶いこーよの子供向け「AI体験」イベント増加傾向
▶子供の自由研究「半分ぐらいまで手伝う」合計約7割が
▶保護者の手伝いは「過程の支援」と「テーマ設定」
▶まとめ

（本リリースは「自由研究のAI利用「すすめる」保護者約1割半分手伝う約7割／いこーよファミリーラボ」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら）

2025年の子供の自由研究でAI利用を「すすめなかった」保護者約9割、「すすめた」約1割

いこーよファミリーラボでは、2025年８月末の自由研究や自由工作が終わったタイミングで自由研究の子供のAI活用や親のかかわりについての調査を行いました。

その結果、2025年の自由研究で「子供にChatGPTなどのAIを利用することをすすめた」と回答した保護者は 約1割（9.8%）でした。一方で、「すすめなかった」と答えた家庭は合計で約9割（88.3％）です。内訳は、「すすめなかった」 73.9% 、「AIがよくわからずすすめなかった」（14.4％）です。

2023年度に行った同様の調査と「すすめなかった」割合は約9割とほぼ同じ割合ですが、AIが話題にのぼりはじめた2023年度は「Aがよくわかずすすめなかった」と回答した人が44%と最も多かったのに対し、2025年度では「すすめなかった」が73.9%と大幅に増加、「すすめた」という回答は2023年度の12%から2025年度の9.8%へとわずかに減少しています。

一方で2025年度の調査では、2023年度にはなかった「すすめる前に子供が自分で利用していた」という回答も 2% あり、子供自身が自主的にAIを調べ学習に取り入れる姿も見られました。具体的に「すすめた家庭」でどのような取り組みが行われたのかなどのフリー回答は以下のリンクから本調査をご覧ください。

ママパパの声！AIを利用した自由研究の取り組み方（https://iko-yo.net/articles/19059）

子供とおでかけ情報サイト「いこーよ」の子供向けAI体験イベント登録も増加傾向

弊社が運営する子供とおでかけ情報サイト「いこーよ」でも、「AI」をテーマにした自由研究の関連イベントの登録は2023年以降増加しており、2025年7月～8月末までの夏休み期間に開催されたAIイベントの登録は42件でした。AIをテーマにした子供向けイベントは今後も増加すると予想されます。

いこーよ登録これから開催されるAIイベントを見る（https://iko-yo.net/events?tags%5B%5D=AI）

2025年の子供の自由研究、保護者の約7割が「半分程度まで手伝った」

夏休みの自由研究や自由工作に対して、保護者がどれくらい手伝ったかを尋ねたところ、「0～20％手伝った」が38.6% と最も多く、さらに「～40％手伝った」（13.1％）、「～50％手伝った」（21.6％）を含めると、半分程度までサポートする家庭が全体の約7割に上りました。

「まったく手伝わなかった」と答えた保護者も 11.8% おり、家庭によって自由研究の取り組み方には幅があることがうかがえます。

2025年の自由研究で保護者が手伝ったのは「過程の支援」や「テーマ設定」、「子供の気持ちの盛り上げ」など

保護者が自由研究を手伝った具体的なポイントを聞くと、最も多かったのは「実験や工作の過程をサポートした」35.3%。次いで「テーマの設定」31.4%、「子供の気持ちを盛り上げる」30.1% が続きました。それぞれの項目について保護者がどのようなサポートを行ったかについては以下の本調査をご覧ください。

ママパパの声！自由研究保護者のサポートどうやった？（https://iko-yo.net/articles/19059）

まとめ　親のサポートとAIで進化する子供の「自由研究」

今回の調査から、2025年の自由研究では積極的にAIを活用した保護者は約1割（9.8％）と少数派ながら、一部（2.0％）の子供が自ら取り入れたことが分かりました。また、親の多く（約7割）は「半分程度までサポートする」立ち位置をとり、過程やテーマづくりを支えながら子供の自主性を尊重しながら見守っている様子がうかがえます。

AI環境は子供にとっても身近になっていくなかで、「AIによる新しい学び」と「親子で一緒に取り組む時間」が融合していくことで、子供の自由研究は従来以上に多様化し、進化していくと考えられます。調査全文は以下のURLからご確認ください。

自由研究のAI利用「すすめる」保護者約1割半分手伝う約7割／いこーよファミリーラボ（https://iko-yo.net/articles/19059）

【調査概要】
調査方法：インターネットアンケート
調査地域：全国
対象者：「いこーよ」会員
調査期間：2025年8月
サンプル数：365

※データは小数点第2位以下を四捨五入しています。合計が必ずしも100％にならない場合があります。
※この調査内容を各種メディアに掲載・引用される場合は、掲載前に弊社広報（pr@actindi.net）にご連絡いただき、掲載・引用先に「いこーよファミリーラボ調べ」のクレジットと記事のURL（https://iko-yo.net/articles/19059）を記載ください。