【新刊書籍のご案内】『デザインをつくる イメージをつくる ブランドをつくる』発売

ブランドをとりまくクリエイティブをつくるための8つの思索とプロセスを公開

株式会社宣伝会議

著者:工藤青石                                          定価:2,420円(本体2,200円+税)                              詳細・購入はこちらから https://amzn.to/3Dl7qut

広告・マーケティングの専門出版社 株式会社宣伝会議(本社:東京都港区)は、『デザインをつくる イメージをつくる ブランドをつくる』を3月17日、全国の有力書店とオンライン書店で発売します。

本書は、「SHISEIDO MEN」「オイデルミン」など資生堂で化粧品ブランドを数多く手がけ、現在人気化粧品ブランド「イプサ」のクリエイティブディレクターを務める著者・工藤青石が、初めて書き下ろした書籍です。

1988年に資生堂に入社し、パッケージデザイナーとしてキャリアをスタート。その後、海外駐在などを経て、パッケージにとどまらず、プロダクト、空間・環境、VI、ビジュアルなど、ブランドに関わるあらゆる領域において、「本当のデザイン」とはどういうものなのか。ブランドをつくるとはどういうことなのかを追求してきました。

そんな工藤の根底に常にある想いは、「美しいものをつくりたい。それを多くの人に届けたい」ということ。本書ではそのような想いから、人気コスメブランド「イプサ」をはじめ、これまで手がけてきた数々の仕事におけるにおけるデザインやクリエイティブのディレクションの考え方、そして制作のプロセスを公開。実例を見せながら、自身の経験と知見、そして美に対する独自の視点からひもときます。

特に、クリエイティブディレクターを務めるイプサでは、プロダクトのデザインや制作についてはもちろん、季節ごとに展開するビジュアル、ショップの空間、働く人のウェアなど環境、VI、オンラインコミュニケーションなど、全領域にわたるクリエイティブと考え方について仔細に紹介。ブランドにおけるクリエイティブが、どのようにできあがり、効果を生んでいくのかを知ることができます。

本書は化粧品ということにとどまらず、ブランドをつくる人、そして各領域でブランドに携わる人たちに向けた、これまでにないデザインの実践書です。


著者プロフィール

工藤青石(くどう・あおし)

デザイナー/クリエイティブディレクター

コミュニケーションデザイン研究所代表

東京藝術大学非常勤講師

東京藝術大学デザイン科卒業後、資生堂に入社。4年間のパリ駐在を経てデザイナー、ビ

ジョナリーである平野敬子とともにコミュニケーションデザイン研究所設立。化粧品のデ

ザイン、ブランドのディレクションを数多く行い、現在はIPSA のクリエイティブデイレ

クターを務める。またJAL、三越、NTTドコモ、トヨタ、鹿島建設、大分県立美術館など

違った領域のプロジェクトも手がける。毎日デザイン賞、米国建築家協会NewYork 最優秀

デザイン賞など国内外で70を超えるデザイン賞を受賞。


目次

1章 デザインをつくる
デザインとは/本当のデザイン/デザインは200%

2章 イメージをつくる
イメージは三つのレイヤーで形成される/機能的なロジックで無比の存在感を伝える/イメージを創造する人、セルジュ・ルタンス/本当のデザインはイメージをつくる

3章 言葉をつくる
デザインとしての言葉/世界中で共有できる文字記号をつくる―「OPAM」/〝なくしづらいブランド名〞をつくる―「SHISEIDO MEN」/コンセプトが視覚的に伝わる名前をつくる―「気包紙」/方針を鮮明にした社名をつくる―「Communication Design Laboratory」

4章 商品をつくる
「商品をして全てを語らしめよ」/関わった人が誇れるものを―「SHISEIDO MEN」/明快なデザインにはロジックがある―資生堂「オイデルミン」/マスプロダクトに手づくりのような揺らぎを―「qiora」/適切な差配で、できない理由を排除する―「vocalise」/ブレイクまでの段階的な道のり― IPSA「ザ・タイムリセット」シリーズ

5章 ビジュアルをつくる
ビジュアルは概念を視覚化する/季節を共有して日本独自の習慣を活性する―三越のお中元お歳暮/商品体験を感覚として共有するために―IPSA「ザ・タイムリセット アクア」

6章 空間をつくる
空間でしか共有できない〝体感〞を創出する/フレーミングされない特別な時空間を―「BASALA」「オイデルミン」プレス発表会/ブランドのコンセプトを体感するショップ―「qiora」ニューヨーク店/既存のシステムから逸脱する―森下唯「演奏空間体験」

7章 環境をつくる
クリエイティブに集中できる場を持つ/互いへのリスペクトが関係を育む/クリエイティブは「誰に頼むか」がすべて

8章 ブランドをつくる
コンセプトを可視化する/35年継続するブランドを再認識する方法―メタボライザー/大切な季節感の共有―シーズナルビジュアル/「美的生命力」を共有する装置―アクアズーム/空間のコアとしての人の存在を位置づける―レシピストウェア/時代を反映させてブランドを体感できる場をつくる―ショップデザイン/ブランドイメージを体感できる場所―IPSA AOYAMA/テキストにもアイデンティティを宿らせるために―イプサ・フォント/イメージを支えるもの、そして拡張するもの ―オンラインコミュニケーション/いかにしてトッププロダクトとなり得たか?― 「ザ・タイムリセット アクア」/イメージを創る アートとデザイン

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会社概要

株式会社宣伝会議

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URL
https://sendenkaigi.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3-11-13 新青山東急ビル9階
電話番号
03-3475-3010
代表者名
東 彦弥
上場
未上場
資本金
5億円
設立
1954年04月