【14名の推薦コメント到着!】 いよいよ公開目前! スタジオジブリ『海がきこえる』 7月4日(金)より <3週間限定>で全国リバイバル上映!

Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて、7月4日(金)より3週間限定で全国リバイバル上映することが決定したスタジオジブリの『海がきこえる』。この度、全14名の方より推薦コメントが到着!

株式会社つみき

国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス Filmarks(フィルマークス)主催のリバイバル上映プロジェクトにて、7月4日(金)より3週間限定で待望の<初>全国リバイバル上映することが決定したスタジオジブリの『海がきこえる』。

この度、岩崎太整さん、枝優花さん、岡本真帆さん、小川紗良さん、小原晩さん、カツセマサヒコさん、SAITOEさん、柴田ケイコさん、TaiTanさん、玉置周啓さん、はくるさん、濱田英明さん、堀未央奈さん、三宅香帆さん、全14名の方より推薦コメントが到着しましたのでご紹介します!

『海がきこえる』推薦コメント(五十音順・敬称略)

岩崎太整(音楽家)

1993年5月5日の夜、中学2年の僕は初放送を見逃した。
正確には途中でチャンネルを変えてしまった。
杜崎拓と武藤里伽子の悩みが、焦りが、青春そのものが、当時の僕にはまだ理解出来なかった。
それから30余年たった今でも、彼らは未だに僕よりも年上に感じる。
まるでサイダーの泡が弾けるような瑞々しさを湛えたまま、いつでも僕をあの夜に連れて行ってくれるのだ。
かつてマルセル・プルーストが書いた、紅茶に浸したマドレーヌ。
本作は僕にとって、いつの間にかあのマドレーヌになってしまっている。

枝 優花 (映画監督・脚本・写真家)

もう戻らないから美しくて愛しいなんて、嫌だ。
本当に大切だったら思い出なんかにしちゃいけない。
海がきこえたそのときに抱きしめないと
今は今しかないんだよと
この映画を観てすぐさま思い出美化委員会へ
反旗を翻したいと思ってしまった。
まあそれも含め結局は監督の掌の上で
転がされているのでしょう。

岡本真帆 (歌人・作家)

狭い世界で見えなかったものが、時を経てやわらかく輪郭を変えてゆく。たった一晩の、めちゃくちゃで不器用な時間が、後になって“特別”になる。再会のシーンが胸を打つのは、記憶と解釈の“変化”を私たちも知っているから。

小川紗良 (文筆家・映像作家・俳優)

「ひどい東京旅行になっちゃったわね」と微笑んでみせる里伽子のことが、わたしは大嫌いで、大好き。吉祥寺駅のホームに立つたび、ふと彼女のことや、過ぎ去りし日々のことを思い出してしまう。そういう存在がいる人には、きっと刺さる映画です。

小原晩(作家)

言葉というものは、往々にして間に合わない。まして小さな混沌となると、なおさら。いくつもの気配がほどけもせずに折り重なって、なのに、空気はさわやかである。若さというのは、そういうものなのかもしれない。それがまた見るに耐えないほど頼りない。そうして私は、なぜかしら、しんみりとした。

カツセマサヒコ(小説家)

東京の街ですれ違う男女を描こうとすると、全て『海がきこえる』になってしまう時期がありました。
時が経っても色褪せない、圧倒的な魅力を放つ青春譚。
このストーリーは、僕が考えたことにしたかったです。

SAITOE (イラストレーター)

高校生という子供と大人の狭間の時期は人生の中で一番もどかしいと思っていて、「海がきこえる」はまさにこのもどかしさを巧みに描いているな、と。そして制作期間が限られている理由で静止画の場面が多いのも逆にこの作品のノスタルジックさを強調しており、なんだか自分も同じ経験をしてきたかのような懐かしさを感じる事ができる。

柴田ケイコ (絵本作家・イラストレーター)

この映画は「距離」そのものから生まれるストーリーでした。その舞台が「高知」「東京」。あの携帯もネットもない時代背景に10代高校生が感じる地方から東京への憧れや嫉妬、東京から感じる地方への隔たり。親との距離。これから大人世界へと進む距離。友人との距離。そして好きな子との距離。いろんなものが繊細ではがゆいその距離を高校生の目線で表現している物語でした。あの頃のあの頃ではないと感じないいろんな感情。今となれば大切な足跡、そんな距離を思い起こしてくれる物語でした。

TaiTan(ラッパー)

過去は強すぎる。
だから警戒していないと勝手にピカピカと輝き出す。
過去を懐かしみだしたら老いのはじまりで、
過去を美化し出したら終わりのはじまり、といつも思う。
が、そんな過去とのじゃれ合いもこの映画をみてる間は、許されたいし、楽しみたくなる。
そういう作品。あまりに魅力的。

玉置周啓 (MONO NO AWARE)

こんな高校生活を送った覚えはないのに、どうしてか懐かしく思えてくるのは、この映画に描かれた影が濃いからだ。思い出の影はいつも濃い。育った風土や青春の景色がどれほど違っても、影だけは同じように濃い。午後の教室、川沿いの通学路、知らないビーチ、どこをとっても影に目が行く。俺には海が、影からきこえた。

はくる (バー『西瓜糖』オーナー)

この映画のヒロインである里伽子は、無難に弁えていくことよりも感情を直視することを選び、惨めでも手触りを求める葛藤で体が動き、誰かにお茶目な皮肉だって言えて、時間が掛かっても遠くにあっても本当は何かを信じたくて、異物となってしまった自分を自分で救いに行ける女の子。彼女の不器用な切実さが、ひりつくような孤独をはらんだ美しさが、映像の中で潮風に吹かれてなびいている。

濱田英明 (撮影業)

1990年代前半に17歳だった拓と里伽子とはほぼ同世代だ。だから、あの時代の空気感が手に取るように分かる。映画の中で確かにその時を生きている二人の瑞々しい存在は、30年以上たった今でもずっと眩しいままだ。「海がきこえる」は時代が変わっても新しいままなのに、不思議といつまでも懐かしい。

堀 未央奈 (俳優・モデル)

運命はきっとあるのだと思う。離れてくっついてまた離れて、初めはどうしたらいいかわからないのに気づけばその不器用さと冷たさが愛おしくて分かりたくなる。そうして大人になっていく。私がこの作品を何度も何度も観たくなるのは複雑なのにまっすぐで、そんな生き方を忘れたく無いからだと思います。上手に生きる必要なんてない、ただ大事なことに気づければいいのだと。

三宅香帆 (文芸評論家)

① 30年前の作品なのに、むしろいま一番お洒落な映画!
② 気の強い女の子と過ごす夏が、いちばん輝いて見える映画。


『海がきこえる』海の日 限定入場者プレゼント

吉祥寺駅のホームに立つ姿が清々しい里伽子のシーンを使用した記念アイテム、クリアポストカードを「海の日」7月21日(月)に限り、入場者に先着・数量限定で配布いたします。

※「海の日」7月21日(月)上映限定での配布となります。
※画像はイメージです。
※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。
※先着・数量限定のため、なくなり次第終了となります。
※劇場により数に限りがあります、あらかじめご了承ください。
※プレゼントは非売品になります。転売はご遠慮ください。

ムビチケ前売券(カード) ※数量限定

・劇場販売
価格:1,400円(税込)
6月6日(金)上映劇場にて、劇場オープン時より販売中(一部劇場は除く)
販売劇場 一覧はこちら>
※劇場窓口でお買い求めください。
※券種は一種類となります。
※画像はイメージです。テレホンカードとしては使用できません。

・通販
6月6日(金)AM10:00より下記2つのサイトにて販売中
– メイジャー通販
– MOVIE WALKER STORE

ムビチケ前売券(オンライン)

・ムビチケオンライン
※デジタル券のためカードは手に入りません
6月6日(金)AM10:00より下記サイトにて販売中
– MOVIE WALKER STORE

ムビチケ対応映画館について

以下よりムビチケ対応映画館について詳細をご覧頂けます。
詳しくはこちら

『海がきこえる』予告編

https://youtu.be/NzjJvLGlM40?si=nD0weKnv5N1pHPt1

『海がきこえる』公開情報

『海がきこえる』

公開日:2025年7月4日(金)より3週間限定上映

公開劇場:全国171館
※公開劇場は順次追加予定。公式X(@Filmarks_ticket)でお知らせいたします。
※劇場により、上映日・上映期間が異なります。

配給:Filmarks

『海がきこえる』公開劇場

追加の劇場
豊岡劇場(8/29〜)

公開劇場 一覧
[北海道]札幌シネマフロンティア、ディノスシネマズ苫小牧、シネマアイリス、サツゲキ、イオンシネマ江別、イオンシネマ旭川駅前
[青森]イオンシネマ新青森、イオンシネマ弘前
[岩手]フォーラム盛岡、イオンシネマ北上
[宮城]フォーラム仙台、MOVIX仙台、109シネマズ富谷
[秋田]AL☆VEシアター supported by 109シネマズ、御成座
[山形]鶴岡まちなかキネマ(日程未定)、ソラリス、MOVIE ON やまがた(8/1〜)
[福島]フォーラム福島
[茨城]シネマサンシャイン土浦、MOVIXつくば
[栃木]フォーラム那須塩原、MOVIX宇都宮、109シネマズ佐野、小山シネマロブレ
[群馬]イオンシネマ高崎、MOVIX伊勢崎、イオンシネマ太田、前橋シネマハウス(8月上旬〜)
[埼玉]ユナイテッド・シネマ入間、シネプレックス幸手、イオンシネマ大井、イオンシネマ熊谷、イオンシネマ越谷レイクタウン、MOVIX川口、MOVIXさいたま、イオンシネマ春日部、イオンシネマ浦和美園、イオンシネマ羽生、川越スカラ座(7/5〜)、深谷シネマ(7/6〜)、OttO(8/1〜)
[千葉]成田HUMAXシネマズ、京成ローザ(10)、シネマサンシャイン ユーカリが丘、シネマイクスピアリ、キネマ旬報シアター、イオンシネマ幕張新都心、イオンシネマ市川妙典、USシネマ木更津、USシネマ千葉ニュータウン、MOVIX柏の葉
[東京]池袋HUMAXシネマズ、新文芸坐(8/1〜)、新宿ピカデリー、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、ヒューマントラストシネマ有楽町(7/18〜)、シネマート新宿(8/1〜)、グランドシネマサンシャイン 池袋、キネカ大森、イオンシネマ板橋、イオンシネマ シアタス調布、アップリンク吉祥寺、YEBISU GARDEN CINEMA(7/18〜)、Stranger、MOVIX亀有、109シネマズ木場、109シネマズ二子玉川、109シネマズプレミアム新宿、109シネマズ グランベリーパーク、kino cinéma立川高島屋S.C.館、イオンシネマ多摩センター、シアターギルド代官山(8/1〜)、目黒シネマ(8/17〜)、CINEMA NEKO(8/1〜)、Morc阿佐ヶ谷(9/5〜)
[神奈川]小田原コロナシネマワールド、横須賀HUMAXシネマズ、ムービル、チネチッタ、シネコヤ(8/8〜)、イオンシネマ新百合ヶ丘、イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ茅ヶ崎、イオンシネマ海老名、イオンシネマみなとみらい、MOVIX橋本、109シネマズ川崎、109シネマズ湘南、109シネマズゆめが丘
[新潟]高田世界館(7/12〜)、シネ・ウインド(7/5〜)
[富山]ほとり座(日程未定)
[石川]イオンシネマ金沢フォーラス、イオンシネマ白山
[福井]福井コロナシネマワールド
[長野]長野相生座・ロキシー、上田映劇、イオンシネマ松本
[岐阜]イオンシネマ各務原、イオンシネマ土岐
[静岡]静岡シネ・ギャラリー(日程未定)、シネマサンシャイン沼津、金星シネマ(8/6〜)、シネマイーラ(7/18〜)
[愛知]伏見ミリオン座、中川コロナシネマワールド、ユナイテッド・シネマ豊橋18、ミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドシネマ名古屋空港、シネマワールド ららぽーと安城、イオンシネマ長久手、イオンシネマ大高、MOVIX三好、109シネマズ名古屋、イオンシネマ豊田KiTARA
[三重]109シネマズ四日市、イオンシネマ津南
[滋賀]イオンシネマ草津
[京都]出町座、イオンシネマ高の原、イオンシネマ京都桂川、イオンシネマ久御山、MOVIX京都
[大阪]第七藝術劇場(8/2〜)、扇町キネマ(日程未定)、なんばパークスシネマ、テアトル梅田(旧シネ・リーブル梅田)、イオンシネマ茨木、イオンシネマ シアタス心斎橋、MOVIX八尾、MOVIX堺、シネ・ヌーヴォ(8/2〜)、イオンシネマ四條畷
[兵庫]塚口サンサン劇場、元町映画館(日程未定)、アースシネマズ姫路、OSシネマズ 神戸ハーバーランド、kino cinema神戸国際、シネ・ピピア(8/1〜)、洲本オリオン(8/1〜)、イオンシネマ三田ウッディタウン、豊岡劇場(8/29〜)
[奈良]シネマサンシャイン大和郡山
[和歌山]イオンシネマ和歌山
[鳥取]MOVIX日吉津
[岡山]イオンシネマ岡山、MOVIX倉敷
[広島]福山コロナシネマワールド、シネマ尾道、MOVIX広島駅
[山口]シネマサンシャイン下関、MOVIX周南
[徳島]イオンシネマ徳島
[香川]イオンシネマ綾川
[愛媛]シネマサンシャイン エミフルMASAKI
[高知]キネマミュージアム(6/27〜)
[福岡]小倉コロナシネマワールド、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、シネマサンシャイン飯塚、イオンシネマ福岡、KBCシネマ
[佐賀]109シネマズ佐賀、シアター・シエマ(8/1〜)
[長崎]シネマボックス太陽
[熊本]熊本ピカデリー
[大分]大分シネマ5(7/5〜)、シネマテーク・リベルテ(8/9〜)
[宮崎]宮崎キネマ館
[鹿児島]シネマサンシャイン姶良、ガーデンズシネマ(7/18〜)
[沖縄]シネマパレット

※上映日や上映時間は各劇場にご確認ください
※上映劇場が変更となる場合があります
※チケット販売は、各劇場にて行います
※大人1,600円/高校生以下1,000円
(各種サービスデーや他の割引サービスはご利用いただけません)
※プレミアムシート等により料金が異なる場合がございます

『海がきこえる』作品情報

© 1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N

1993年/日本/72分
https://filmarks.com/movies/54072

原作:氷室冴子
脚本:中村 香
監督:望月智充
音楽:永田 茂
主題歌:坂本洋子
制作:スタジオジブリ若手制作集団
声の出演:飛田展男、坂本洋子、関 俊彦

<あらすじ>
東京の大学に進学した杜崎拓(もりさきたく)は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子(むとうりかこ)に見えた。だが里伽子は高知の大学に行ったのではなかったのか。高知へと向かう飛行機の中で、拓の思いは自然と里伽子と出会ったあの2年前の夏の日へと戻っていった。――里伽子は勉強もスポーツも万能の美人。その里伽子に、親友の松野が惹かれていることを知った拓の心境は複雑だった。拓にとって里伽子は親友の片思いの相手という、ただそれだけの存在だった。それだけで終わるはずだった。高校3年のハワイの修学旅行までは…

Filmarksリバイバルとは

Filmarksリバイバルは、国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks」が企画・主催するリバイバル上映プロジェクトです。過去の名作に新たな光を当て映画館で鑑賞する機会を増やし、映画文化を未来の世代へ伝えていく活動を行っています。

・Filmarksリバイバル上映
https://filmaga.filmarks.com/writers/premium-ticket/
公式X:https://twitter.com/Filmarks_ticket(@Filmarks_ticket)

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株式会社つみき

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代表者名
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上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2008年05月