【世界をどん底に叩き落とし続ける天才!】作家デビュー50周年を迎える、ホラーの帝王のすべてがここに! 『スティーヴン・キング大全』、2月27日発売。
恩田陸氏推薦! 熱心なキングファンでも見たことがないレアな資料を掲載した大充実の決定版ガイド
1974年、『キャリー』での衝撃的なデビューから作家生活50年。この間、数々の驚異的な世界的ベストセラー作品を生み出し続けているホラーの帝王スティーヴン・キング。
本書『スティーヴン・キング大全』は、キングのデビューから時系列に沿って、キング自身と、作品ごとの執筆の背景、周囲の影響などの解説を豊富な図版とともに掲載した、決定版コンプリートガイドです。キング自身のコレクションから、個人的および仕事上の書簡、手書き原稿、本の表紙、映画のスチール写真、未公開の詩の抜粋などをたっぷりと掲載。数十年にわたるキングのインタビューも随所に引用されています。
もちろん、キングの小説や映画がどのように生まれたかの裏話や、小説の着想のきっかけ、全作品のレビューも収録しました。巻末には、キングの全著作、中短編、映像化作品の一覧を付しています。
◎『キャリー』『シャイニング』『クージョ』『ペット・セマタリー』『IT』『ミザリー』……。数々の名作が誕生したきっかけとは?
◎キングが『クリスティーン』を『シャイニング』以来の真正ホラーとみなしている理由とは?
◎なぜキングはアイデアノートをつけないのか?
◎『IT』でペニーワイズが登場するあの名場面を思いついた瞬間とは?
◎映画『スタンド・バイ・ミー』の公開時、原作者のキングの名が伏せられた理由とは?
◎『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』『スタンド・バイ・ミー』……、あの名作映画の原作はどのように書かれたのか?
など、キングに関する数々の疑問にも、この本は答えます。
著者はキングとの共著も刊行しているベヴ・ヴィンセント。翻訳は『スティーヴン・キング論集成』や『ホラー小説大全』などの著書があり、日本推理作家協会賞を受賞している風間賢二氏です。
(本書は、2022年9月21日のスティーヴン・キング生誕75周年に合わせクアルト社から刊行された『The Stephen King Ultimate Companion: A Complete Exploration of His Work, Life, and Influences』の日本語翻訳版です)
■推薦の言葉
レアな資料満載! あれもこれも読み返したくなる。キングの読者は幸せ者だ。
──恩田陸
■「訳者あとがき」より
100冊以上ある広大なキング・ワールド、「どこから足を踏み入れたらよいのか」。そのようにお悩みのキング初心者には、本書は最適かつ詳細なビブリオグラフィー兼バイオグラフィーである。もちろん古くからのキング・ファンにも興味深いエピソードやトリビアに満ちていて有益だ。
──風間賢二
■目次
CHAPTER1 若き作家志望者の肖像(1950〜69)
幕間 スティーヴン・キングの詩
CHAPTER2 ダブルデイ時代(1970年代)
幕間 別名義リチャード・バックマン
幕間 ようこそ、キャッスル・ロックへ
CHAPTER3 ミダス王の手(1980年代)
幕間 〈ダークタワー〉シリーズ
幕間 限定版・未収録作品
幕間 ようこそ、デリーへ
CHAPTER4 実験と変化(1990年代)
幕間 事故
CHAPTER5 ポスト・アクシデント(2000年代)
幕間 ザ・スティーヴン・キング・ユニバース
CHAPTER6 犯罪小説王(2010年代、およびそれ以降)
*ほか、「著作一覧」「映像化作品一覧」「訳者あとがき」などが入ります。
【本文より】
■内容紹介
作家生活50周年を迎えるホラーの帝王キングのコンプリートガイド。執筆の背景、影響等を図版とともに掲載。キング自身が提供したプライベート写真、手書き原稿、編集者との手紙等を収録。
■著訳者紹介
著者:ベヴ・ヴィンセント(Bev Vincent)
1961年生まれ。エッセイスト、文芸評論家。「The Dark Tower Companion」、「Flight or Fright」(邦題『死んだら飛べる』)など、キング関連の著作多数。
訳者:風間賢二 (かざま・けんじ)
1953年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。幻想文学研究家・翻訳家。1998年『ホラー小説大全』(角川書店)で第51回日本推理作家協会賞を受賞。『スティーヴン・キング論集成』ほか著書、訳書多数。
■書誌情報
書名:スティーヴン・キング大全
著者:ベヴ・ヴィンセント 訳者:風間賢二
仕様:A4変型判/並製/240ページ(オールカラー)
装丁:木庭貴信+青木春香(オクターヴ)
初版発売日:2024年2月27日
定価:5478円(本体4980円) ISBN:978-4-309-20892-3
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