株式会社ASAGI Labsと「若返りを科学する ⁻最新研究の社会実装プロジェクト⁻」を始動
森永製菓株式会社(東京都港区芝浦、代表取締役社長 COO・森 信也)は、機能性関与成分として「ピセアタンノール※1」の研究開発を進めております。この度、株式会社ASAGI Labs(東京都新宿区、代表取締役・早野元詞)と「若返りを科学する -最新研究の社会実装プロジェクト-」を開始します。
※1ピセアタンノールは、パッションフルーツ種子に含まれるポリフェノール成分で、ヒトが経口摂取した場合の保健機能が複数報告されています。
当社では2030年に向けたビジョンとして、心・体・環境の健康を、顧客・従業員・社会へ提供し続ける「ウェルネスカンパニーへ生まれ変わる」ことを掲げています。そのなかで、若返り研究をウェルネスのひとつの軸とすべく、株式会社ASAGI Labsとの取り組みを開始します。ピセアタンノールは、ヒトにおいてサーチュイン遺伝子※2の発現を増加させることが分かっており※3、老化に関わる様々な影響を与える成分のひとつです。また、近年ではエイジング・ホールマークスと呼ばれる老化制御の指標も注目されており、米国ではlongevity(健康長寿)への関心がますます高まっています。
※2 「長寿遺伝子」「抗老化遺伝子」と呼ばれる、アンチエイジングや寿命延伸に重要な遺伝子
※3 Life 14, 589(2024)
若返り研究は米国を中心に、遺伝子の使い方を決めている「エピゲノム」を標的とした開発に投資が進められています。エピゲノムは、食事や運動などによって常に変化する指標で、老化の進行度合いを評価したり、健康寿命を延伸できることも知られています。サーチュイン遺伝子は、人では7種類あり、エピゲノムを制御することが30年以上前から知られています。私たちは、サーチュインを活性化するピセアタンノールを通じて、若返り研究と社会実装プロジェクトを推進します。
株式会社ASAGI Labsは、健康寿命の延伸や次世代型ウェルネスに向けた革新的なイノベーションを創出する企業であり、当社の「2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります」というビジョンと合致することから、プロジェクトを開始することとしました。バラエティに富む他企業や研究機関とのパートナーシップにより、幅広い取り組みを想定しています。人々の健康に貢献できるエビデンスベースの商品開発などにより、社会実装に向けた動きを加速させます。
■株式会社ASAGI Labsについて
エイジング研究は、単に老化を遅らせるだけでなく、健康寿命を延伸可能な技術へと進化しています。サイエンスを基盤として、人々がより長く、より充実した人生を送れる社会の実現を目指しています。株式会社ASAGI Labsでは、老化を評価するaging clockの開発、ペットや人の健康寿命を延伸する食品、医薬品、医療機器の開発も行なっています。
株式会社ASAGI Labsは、これらの技術革新を積極的に活用し、医療、食品、住まい、美容など、多岐にわたる分野におけるイノベーション創出を目指しています。

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