異例の初版「10万部」! 経済学者・成田悠輔の最新刊『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』、2月20日に発売決定!
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、2月20日に、成田悠輔さんの新書『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』を初版10万部で発売します。
「令和」に入って、文春新書のなかでは最も多い初版部数での刊行となります。
■『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』
お金の夢から醒めろ
株価も仮想通貨も過去最高額を更新、
生成AIの猛威が眼前に立ち現れ、かつてなく資本主義が加速する時代。
お金や市場経済はどこへ向かうのか?
この先数十年から百年かけて起きる経済、社会、世界の変容を大胆に素描。
人の体も心も商品化される超資本主義の行き着く果てに到来する「測れない経済」。
そこに出現する「お金が消えてなくなったデータ資本主義」は人類の福音となるか?
現実とも虚構ともつかない未来像を立ち上げる経済学者・成田悠輔の本領発揮!
貯金と投資なんかで夢見てる場合じゃない。
凝り固まった思考を叩き割る社会批評の誕生を目撃せよ。
■成田悠輔さんからのコメント
「初版10万部刷ってしまったこの本が売れ残ると破産してお金のない未来に行けます。どうか応援をよろしくお願いします!」
■目次
はじめに
A. お金という(悪)夢
B. 要約
C. はじめに開き直っておきたいこと
第0章 泥だんごの思い出
第1章 暴走 すべてが資本主義になる
資本主義とは何か/寓話1:私は詐欺師/寓話2:金VS株 /寓話3:売上ゼロの一兆円企業/寓話4:ブランド水商売/寓話5:0→5兆→0/占い師としての資本主義/ 時間と意味の新大陸/計算・情報・物事/お祭り騒ぎのインターネット/サイコネティクスに向けて/ 存在のインターネット/アカシックレコード、あるいは価値のカンブリア爆発/すべてが商品になり、すべてに値段がつく/ 来る来る詐欺を超えて:計算網産業革命
第2章 抗争 市場が国家を食い尽くす
お金とは何か /お金は意外に新しく狭い/実態と記録/貨幣の興亡/デジタルでグローバルな村落経済/インフレとデータ/引き裂かれるお金/一物多価の万華鏡 /意味の変容/国家VS市場の終焉 /官僚もネコでいい:市場原理主義的社会保障 /人間の分散証明:アナーキーでグローバルな /退屈で、古く、汚く、遅い生身地球の管理人 /別の地球に移民する時代/夜警国家再来/国家から逃走する国家 /中毒者の沼 /測れない経済へ
第3章 構想 お金は消えて無くなる
やっぱり猫が好き /「お金は諸悪の根源である」/貨幣の終焉/経済はデータの変換である /データを食べる招き猫が経済を自動化する /資本主義からお金を抜く /泥団子ふたたび /「アートはお金になる」から「お金がアートになる」/お金で買えないものはない?ハイブランドふたたび /記録としてのアートークン /脱臼したお金 /知らない幸福、測れない幸福 /貨幣発行自由化の極北 /贈与の解毒に向けて /データ自己破産とよみがえるお金/市場・国家・共同体のパッチワーク/稼ぐより踊れ
終わりに:22世紀の〇□主義へ
■著者紹介
成田悠輔(なりた・ゆうすけ)
東京生まれで東京育ち、資本主義は大好きで大嫌い。専門は、データ・アルゴリズム・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。ウェブビジネスから教育政策まで幅広い社会課題解決に取り組み、多分野の学術誌・学会に研究を発表、 多くの企業や自治体と共同事業を行う。東京大学卒業(最優等卒業論文に与えられる大内兵衛賞受賞)、マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。内閣総理大臣賞、 MITテクノロジーレビューInnovators under 35、ダボス会議 (世界経済フォーラム)Young Global Leadersなど受賞。報道・討論・お笑い・アート・ファッションなど多様な動画や雑誌の企画や出演にも関わる。著書 『22世紀の民主主義: 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』 、 絵本翻訳『挫折しそうなときは左折しよう』、定期番組「夜明け前のPLAYERS」 「成田悠輔と愛すべき非生産性の世界」「成田悠輔の聞かれちゃいけない話」など 。
■書誌情報
書 名:『22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する』
著 者:成田悠輔
刊 行:2025年2月20日
定 価:1,100円(税込)
判 型:新書判
頁 数:240
ISBN:978-4-16-661474-5
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像