カンロ 「第46回食品産業優良企業等表彰 環境部門 食品産業センター会長賞」を受賞
カンロ飴やピュレグミなどでおなじみのカンロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 村田 哲也、以下 カンロ)は、廃棄包材のアップサイクルへの取り組みなどが評価され、一般財団法人 食品産業センターが主催する第46回食品産業優良企業等表彰の環境部門[容器包装リサイクル推進タイプ]にて、(一財)食品産業センター会長賞を受賞したことを報告いたします。

≪協業先と連携し、廃棄包材のアップサイクルを実現!食品産業優良企業等表彰 環境部門で「食品産業センター会長賞」を受賞≫
カンロでは、フューチャーデザイン事業の一環として廃棄包材のアップサイクルに取り組んでおります。製造工程上どうしても生じてしまう廃棄包材(年間約94トン/2023年実績)が課題となっており、商品パッケージに多く使われている複合フィルムや印刷されたフィルムは通常リサイクルが困難とされていましたが、デザインファーム「ペーパーパレード」と協業することで、廃棄予定のパッケージをそのまま活かし、アップサイクルした雑貨(バッグ、サコッシュ、ペンケース)の製作を行いました。クラウドファンディングのプロジェクトとしてスタートした後、ポップアップストアやオンラインショップでの販売を行うことで、ブランド価値向上にもつながっております。さらに、海洋プラスチックや施設・企業から出るプラスチックゴミをマテリアルリサイクルするスタートアップ企業「リマーレ」と協業し、カンロ商品の廃棄包材を粉砕・熱圧着して板状にし、建材等に応用できないか試作を行い、資源循環型社会実現を目指す取り組みも実施しています。
この度、これらの廃棄包材のアップサイクルへの取り組みや他のサステナビリティへの取り組みなどが評価され、第46回食品産業優良企業等表彰の環境部門にて食品産業センター会長賞を受賞いたしました。カンロは今後も事業を通じて社会課題の解決に寄与しながら、企業価値を向上させることで、人と社会の持続的な未来に貢献していきます。
<食品産業優良企業等表彰とは>
食品産業優良企業等表彰は、昭和54年、食品産業の発展と国民食生活の向上に寄与することを目的に始まりました。以来、食品製造業及び食品流通業において、顕著な功績をあげた企業、団体、個人及び高度の技術・技能の保持者を広く顕彰しています。本表彰事業は、農林水産省の後援のもとに食品産業センターと(公財)食品等流通合理化促進機構が共催により実施しています。
環境部門は、食品リサイクル推進、容器包装リサイクル推進、省エネ等環境対策推進などによる功績が対象。
<カンロ展開ブランド>

■「カンロ」会社概要
社名 :カンロ株式会社
代表 :代表取締役社長 村田 哲也
所在地 :東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
東京オペラシティビル37階
創業 :1912年(大正元年)11月10日
事業内容:菓子、食品の製造および販売
上場市場:東証スタンダード市場(証券コード2216)
URL :コーポレートサイト https://www.kanro.co.jp/
KanroPOCKeT https://kanro.jp/
当社は1912年の創業以来、社名になっている「カンロ飴」を始め、菓子食品業界で初ののど飴となる「健康のど飴」、ミルクフレーバーキャンディ市場売上No.1ブランド※1「金のミルク」、大人向けグミの先駆けでありグミの売上トップブランド※2である「ピュレグミ」など、生活者の皆さまから愛される商品を創り続け、成長してまいりました。直営店「ヒトツブカンロ」では、「ヒトからヒトへ つながる ヒトツブ」をコンセプトにキャンディの魅力を発信しております。
2025年2月、「中期経営計画2030」を策定し、新たに「Kanro Vision 2.0」を定めました。「Kanro Vision 2.0」は、企業パーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」の下、ビジョン「Sweetな瞬間を創り続けることで人々と社会に笑顔を。」と4つのバリュー「Sweet な瞬間を創造する」「事業基盤を変革する」「未来へ紡ぐ」「創発的な組織の更なる進化」からなり、今後の当社の進む方向性を示したものです。
国内グミ事業を中心に更なる成長を実現するとともに、持続的成長のための事業領域拡大・ビジネスモデル拡張を進め、事業を通じて社会課題の解決に寄与しながら、企業価値を向上させることで、人と社会の持続的な未来に貢献してまいります。
※1株式会社インテージSRI+ ミルクフレーバーキャンディ市場 2023年4月~2024年3月累計販売金額ブランドランキング
※2株式会社インテージSRI+ グミ市場 2023年4月~2024年3月累計販売金額ブランドランキング
■パーパス 「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」

カンロは、2022年、企業パーパス「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」を定めました。変化が激しく、先行きが不透明・不確実な時代の中、カンロがこれまで歩んできた道程を確認の上、自分たちの未来への想いを言語化したものです。糖から未来をつくり、糖の力を引き出す事に挑み続けてきたカンロが企業活動の中で培った技術をさらに進化させることで、 「心がひとつぶ、大きくなる。」瞬間を積み重ねて人と社会の持続可能な未来に貢献してまいります。
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