プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)
会社概要

【銀座 蔦屋書店】山脇紘資の個展「Halo」を8月5日(土)より開催。動物をモチーフに描いた代表的シリーズの新作を発表。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)では、アーティスト山脇紘資による個展「Halo」を店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにて、2023年8月5日(土)~8月23日(水)の期間に開催します。

「Purple #1」1620×1303 oil on canvas  2023「Purple #1」1620×1303 oil on canvas  2023

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/34838-1003040713.html

  • 概要

キャンバスいっぱいに動物の顔を描く作品で知られる山脇紘資。山脇の作品は、書画にも似た流動的な筆致で描かれた毛並みや、鋭い瞳の描写から生まれる動物の豊かな表情が特徴的です。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、国内外で多数の展覧会を開催し、精力的に活動を続けています。じっと見据えるような動物の眼差しからは、鑑賞者のほうが作品に見られているかのような感覚にもなり、作品が鑑賞者と等価の存在であることを強く意識させます。

人類は、動物という存在に対し時に人間の象徴として、時に自然の象徴など様々な意味を込め、古くから描き続けてきました。この二つの象徴を内包する存在として山脇は「動物」に注目し、あるときから自身の作品を山水画と結びつけます。山水画には風景を通じて、壮大な自然の美しさだけでなく、人々の宗教観や理想といった観念を表すという特徴があります。山脇の描く動物も、自然の美しさを表現した絵画作品としての側面と、強い眼差しが作品と対峙する鑑賞者へ「見る、見られる」体験を引き起こす「鏡」としての側面を持ち、鑑賞体験そのものについて思考するきっかけとなるでしょう。

タイトルの「Halo(ヘイロー、ハロ)」は後光などの意味合いがありますが、本展では宗教的な事柄を指すのではなく、自ら光を発する発光体や、その実体の周りを取り巻く空気などを指しています。圧倒的な存在感をもつ作品群を是非会場にてご覧ください。


  • アーティストステートメント

動物という存在は人間にとって最も身近な比喩である。

古くはラスコーの壁画に見られるように、現在では日常会話で「あの人は猿のようだ」ともいうように、人間は人間をしばしば動物に例えてきた。

動物を描き表すことは、人間の在り方を象徴的に描き表すことに繋がるのではないかと思うのだが、決して動物の擬人化を行うという意味ではない。

重要なことは動物という存在は鑑賞者の象徴であると同時に、自然の在り方そのものであるということだ。

自作では動物を鑑賞者よりも大きな存在としてキャンバスに描き表したり、その動物の毛の流れを大気や水の流れに例えたような流動的かつ、デフォルメされた様相で描き表すことが非常に多い。

その理由は山水画に起因する。

古くから山水画では、人間という存在は自然界においては非常に小さく、同時にその壮大な自然に生かされているということを前提に明示的かつ、象徴的に描かれてきた。

そのためモチーフである山水は、ときに物理的に大きく、人間を超えた生命体のような印象で、有機的に艶かしく描き表された(偶像の在り方とも非常によく似ている)。

そのとき山水画は単なる自然美を説明する風景画から、自然の形象を借りた、人の在り方を映し出す鏡としての存在となる。

自作において、山水というモチーフと動物というモチーフは等価な存在なのだ。

同時に自作ではその動物が鑑賞者をキャンバス内からじっと見据える。

自然という存在に見つめられるというその直接的なメタファーは、鑑賞という行為への明瞭な問いかけである。

鑑賞者が鑑賞という行為の中に、「自然に見つめられる」 という感覚を抱いたとき、鑑賞者にとってその絵画の記号性(自作においては動物)は象徴的な存在に変わり、その背後に存在するスピリット“魂”に触れられるようになる(私は何かの対象物を通してそのスピリットに触れた瞬間の感覚を”気韻生動”と呼ぶのだと考える)。

鑑賞とは描かれたイメージそのものをただ眺めるのではなく、その背後に存在するスピリットと邂逅するための手段であると私はここで結論付ける。

そしてそのスピリットと対峙したとき、鑑賞という行為は鑑賞者にとって自身を省みる行為へと変容してゆくのではないだろうか。


山脇 紘資


  • 販売方法

展示作品は、会場にて8月5日(土)11時より販売します。

※作品はプレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。


  • アーティストプロフィール

山脇 紘資/Yamawaki Kosuke

東京藝術大学大学院美術研究科修了。

国内外で展覧会を多数開催。

BEYOND THE BORDER ,Tangram Art Center(上海)の展覧会では世界的に活躍する Zhou Tiehai やオノデラユキ、辰野登恵子らと展示を行う。

2021年には森山大道、五木田智央らが出品するグループ展に参加をし、2023年には北海道日本ハムファイターズの新球場を含めたエリア「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」にて、初のパブリック作品が公開される。


  • 展示詳細

「Halo」

会期|2023年8月5日(土)~8月23日(水)

時間|11:00~19:00 ※最終日は18時までとなります。

定休日|月曜日

会場|FOAM CONTEMPORARY

入場|無料

主催|銀座 蔦屋書店

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/34838-1003040713.html


  • FOAM CONTEMPORARY

柔軟な企画内容をイメージする<液体(LIQUID)>と、従来のホワイトキューブとしての設備を完備した空間<個体(SOLID)>を掛け合わせ、中間的な様態“FOAM”という名のもと、⽇本のアートシーンを多⾓的に映し出す表現空間。

ロゴの最初の“O”は、泡をイメージさせるようにあえて形を崩しています。それは、⽇々変化していく現代のアートシーンそのものを表現しながら、アーティストの⾃由で柔軟な無限に存在する表現のイメージを表しています。

時代のアクチュアリティーに寄り添いながら、ライフサイクルを超えたところにあるアートの価値や醍醐味を探求、醸成する表現空間として、キャリアや年齢を問わず注⽬すべき様々なアーティストを紹介していきます。

Instagram|https://www.instagram.com/foamcontemporary/


  • 銀座 蔦屋書店

本を介してアートと⽇本⽂化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。

© 2017 Nacasa & Partners Inc. all rights reserved.© 2017 Nacasa & Partners Inc. all rights reserved.


住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

電話番号|03-3575-7755

営業時間|店舗ホームページをご確認ください。

ホームページ| https://store.tsite.jp/ginza/

Facebook|https://www.facebook.com/GINZA.TSUTAYABOOKS/?ref=bookmarks

Twitter|https://twitter.com/GINZA_TSUTAYA

Instagram|https://www.instagram.com/ginza_tsutayabooks/


  • CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。

https://www.ccc-artlab.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
イベント
ビジネスカテゴリ
アート・カルチャー
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)RSS
URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード