シャープの「遠隔応対ソリューション」を活用した日光市民病院での“非接触”応対に関する実証試験が『MCPC award 2020』を受賞
シャープの「遠隔応対ソリューション」を活用し、公益社団法人地域医療振興協会 日光市民病院(所在地:栃木県日光市、病院管理者:杉田 義博 以下、日光市民病院)で実施した“非接触”応対に関する実証実験が、『MCPC award 2020』(主催:モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(※1))において、審査委員長特別賞およびモバイルパブリック賞を受賞しました。
本実証実験は、当社および日光市民病院のほか、丸紅情報システムズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:渡辺 亮一)、株式会社レゾナ(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:大川 政利)、株式会社アーチーズ(本社:群馬県佐波郡、代表取締役:伊藤 雄二)とともに実施。本賞も5者で共同受賞しました。
■ 受賞概要
・シャープの「遠隔応対ソリューション」を活用した日光市民病院での“非接触”応対に関する実証試験
「遠隔応対ソリューション」は、病室のベッド脇とナースステーションなどのスタッフルームにスマートフォンやタブレットを設置することで、ビデオ通話機能による“非接触”での双方向のコミュニケーションを実現します。日光市民病院において、本年7月30日から10月末まで、スマートフォン2台、タブレット6台を使用して実証試験を実施。感染症病床にいる患者との“非接触”応対により、患者の顔色や体調の確認(※2)に活用しました。患者との対面時間の削減による感染症対策のほか、防護服の着用が必要な見回り回数の低減など、医療従事者の業務効率の向上に貢献したことが高く評価され、その結果、本年11月上旬以降の本格導入が決定しました。
<MCPC award 2020とは>
モバイルシステム技術やIoT、AI、Robot、Bluetoothなどを活用した先進的な事例やプロダクトを対象とする顕彰制度です。(https://www.mcpc-jp.org/award2020/)
※1 業界を超えたモバイルコンピューティングの普及促進団体として1997年に発足。モバイル、IoT、AI市場の拡大を目的として、モバイルコンピューティングシステムの標準化活動やセミナー開催などを実施する団体です。
※2 診断行為には利用していません。
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