アデコ、東京都の「就職氷河期世代キャリア・チャレンジ事業」を受託

人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：川崎 健一郎、以下「アデコ」）は、この度、東京都より、「就職氷河期世代キャリア・チャレンジ事業」の実施事業者に選定されました。アデコは同事業の実施により、30代半ばから50代前半の人財のキャリア構築を支援することを目指します。

「就職氷河期世代キャリア・チャレンジ事業」は、いわゆる「就職氷河期世代」と呼ばれる30代半ばから50代前半の人財で、正規雇用として勤務することを希望する方を一旦受託事業者の派遣社員として登録し、都内の企業へ派遣しながら、派遣先を含む企業への就職を斡旋する事業です。また、登録期間中に、派遣先における職種やその業界において正社員として定着するために必要な教育訓練を行います。

「就職氷河期世代」は雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代であり、希望する形での就職ができなかった人財が多く、不本意な雇用形態での勤務を続けている働き手も他の世代と比べて多いとされています。人手不足が深刻化している現在でも、正社員としての職務経験を持たないことから、正社員として採用されるためには引き続きハードルがあるほか、適職が見つけられていない人財が多く存在します。

アデコは「就職氷河期世代キャリア・チャレンジ事業」の実施を通して、労働者派遣制度の仕組みを活用し、支援する人財が一定の収入を得て働くだけでなく、教育および訓練も受けながら適職を探し、正社員としての就職を実現することを支援します。また人財の採用や定着に課題を持つ企業に対しても、派遣の一定期間で人財の見極めが出来、採用におけるミスマッチを避ける有効な採用の手段として、活用を呼び掛けていきます。派遣に掛かる料金は当事業が負担、社員として採用した場合も人材紹介料が発生しないなど、サービスを利用するメリットが多数あります。

アデコはこれまでに、官公庁や地方自治体が主導する就労支援事業を多数受託した実績を持っています。今後とも、長年にわたり培ってきたキャリアコンサルティングおよび就労支援に関するノウハウを最大限に活かし、すべての働く人々のキャリア開発を支援してまいります。

－ 東京都「就職氷河期世代キャリア・チャレンジ事業」概要 －
支援対象：　　2020年4月2日現在35歳～54歳で、正社員として就業しておらず早期の正規雇用を希望する方
実施期間：　　2020年6月17日から2021年3月31日
お問い合わせ：アデコ株式会社　ソリューションセールス課「就職氷河期世代キャリア・チャレンジ事業」事務局
　　　　　　　Tel：[phone]
　　　　　　　Email：[e-mail]

アデコ株式会社について
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する世界最大の人財サービス企業、The Adecco Groupの日本法人です。コンサルテーションを通じ、働くすべての人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。アデコはより働きがいを感じられる社会の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報は、www.adecco.co.jpをご覧ください。