弁護士ドットコム、弁護士ドットコム事業における「AI戦略」を発表
〜相談者向け「みんなの法律相談AI(β版)」と弁護士向け「弁護士のためのAI受付代行」の2プロダクトを同時リリースし、「二割司法」の解消と弁護士業務のAXを加速〜
弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO・弁護士:元榮 太一郎、以下当社)は、国内最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を軸とする弁護士ドットコム事業において、新たな「AI戦略」を発表いたしました。
本戦略に伴い、相談者の法的トラブル解決を支援するサービス「みんなの法律相談AI(β版)」および、夜間の電話問い合わせをAIが自動受付する新サービス「弁護士のためのAI受付代行」の2つのAIプロダクトを立ち上げることをお知らせします。

■新AI戦略策定の背景と目的
当社は、「『プロフェッショナル・テック』で、次の常識をつくる。」というミッションのもと、2005年より「弁護士ドットコム」を運営し、生活者と弁護士をつなぐインフラとしてリーガル領域のイノベーションを牽引してまいりました。日本国内において、法的なトラブルに直面した人のうち実際に弁護士などの専門家に相談・アクセスできている人は約2割にとどまると言われる「二割司法」の問題は、長年の社会課題となっています。その背景には、「何が法律問題なのかわからない」「うまく説明・言語化できないため相談を躊躇してしまう」という生活者側の心理的ハードルが存在します。
一方で、弁護士業界においては夜間や時間外の電話問い合わせに対する機会損失(相談の取りこぼし)の防止や、初期ヒアリングに伴う時間的負担の軽減や人材確保など、AI技術を活用したAXが急務となっています。
こうした課題に対し、当社はこれまで蓄積してきた国内最大級の法律相談データベースや登録弁護士ネットワークに最新の生成AI技術を融合させた「弁護士ドットコム事業 AI戦略」を策定いたしました。本戦略を通じて、相談者・弁護士双方の体験を最先端AIでアップデートし、「二割司法」の解消とリーガルエコシステム全体のさらなる発展を目指します。
■新たに展開する2つのAIプロダクト概要
1.相談者向けプロダクト:『みんなの法律相談AI(β版)』
〜「言語化できない悩み」を「伝わる質問」へ変換。150万件以上のデータから最適な類似相談をAI検索〜

<概要>
弁護士ドットコムに寄せられた累計約150万件におよぶ「みんなの法律相談」の豊富な相談・回答データベースと生成AIを掛け合わせた対話・検索型アシスタントサービスです。24時間365日、無料・匿名で利用可能です。
<主な特徴>
①「言語化できていない悩み」を「伝わる質問」へと変換:
うまく説明できなくても、困っていることやモヤモヤをそのままの言葉で入力可能。AIが質問を重ねながら文脈や状況を一緒に整理し、法的なポイントを押さえた「伝わる質問・相談内容」へとブラッシュアップします。
②150万件以上のデータベースからAI検索:
整理された質問内容をもとに、過去の膨大な相談・弁護士回答の中から近いものを抽出し、テーマごとに整理して提示。適切な検索キーワードが分からなくても問題ありません。
③「相談メモ」の自動生成:
AIとの会話内容をまとめた「相談メモ」を生成。弁護士に実際に相談する際や、周囲に状況を正確に伝えるための資料として活用できます。
2. 弁護士向けプロダクト:『弁護士のためのAI受付代行』
〜夜間の電話をAIが受付として応対。相談内容を整理したメールを即時に受け取れる〜
イメージ動画:
<概要>
「弁護士ドットコム」のポータルサイト経由で夜間(20:00〜翌9:00)に寄せられる電話に、AIが弁護士に代わって受付として応対し、聞き取り・整理した内容をすぐに「入電報告メール」で届けるサービスです。
<主な特徴>
①AIが事務所名・弁護士名を名乗り丁寧に応対:
相談者に対し「AI受付窓口であること」を明示し、名前・連絡先(読み上げて自動確認)・相談内容・折り返し希望時間帯をヒアリングします。
②相談内容の深掘りとわかりやすい自動整理:
新規相談の場合は背景・立場・意向まで、既存の連絡は概要をヒアリング。通話終了後、言い淀みや重複を除き、把握しやすい順序に整理した「入電報告メール」を即座に送信します。
③弁護士提供価値(夜間の問い合わせ機会損失防止・負担軽減・面談判断の効率化):
これまでつながらずに離脱していた夜間の相談を確実に取りこぼしなくキャッチし、夜間応対の負担から解放されるとともに、事前整理された情報により次のステップの判断や準備をスムーズに対応可能。
■執行役員 専門家プラットフォーム事業本部長 島津 忠昭のコメント
「弁護士ドットコム事業部は『専門家をもっと身近に。』というミッションのもと、専門知のアップデートと社会への還元を進めてまいりました。今回のAI戦略は、長年課題とされてきた『二割司法』の解消と、法律事務所・弁護士の先生方の業務を根本から変革する『AX』の挑戦です。『みんなの法律相談AI(β版)』の最大の強みは、ユーザーが『うまく言語化できていない悩み』を、AIとの対話を通して『伝わる質問』へと変換できる点にあります。言葉にできず一人で抱え込んでいた方々が、整理された『相談メモ』を持って弁護士へアクセスできる第一歩を創出します。さらに『弁護士のためのAI受付代行』によって、32,439人の登録弁護士をはじめとする先生方が夜間の電話対応に追われることなく、整理された情報をもとに本質的な法律業務や面談準備に集中できるよう後押ししてまいります。テクノロジーの力で次の常識を創造し、すべての人が適切な法的支援を受けられる社会の実現に邁進してまいります」
◆弁護士ドットコム株式会社について: https://www.bengo4.com/corporate/
本社:東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル
設立日:2005年7月4日
代表者: 代表取締役社長 兼 CEO・弁護士 元榮 太一郎
上場市場:東京証券取引所プライム市場
事業内容:「『プロフェッショナル・テック』で、次の常識をつくる。」をミッションに掲げ、国内弁護士の67%以上が登録する日本最大級の法律ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営。税務相談の「税理士ドットコム」、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」、統合型・法務AIエージェント「LegalBrain エージェント」など革新的なサービスを展開。
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