季刊文芸誌「文藝」夏季号、4月6日発売！【モノコン2023 文藝×monogatary.com コラボ賞】大賞受賞作「白山通り炎上の件」著者・有手窓、「文藝」誌面に初登場！

特集は「世界はマッチングで回っている」。桜庭一樹×斜線堂有紀、俵万智×木下龍也による共作、鳥飼茜×安堂ホセの初対談など、豪華作家陣によるマッチング企画他。

株式会社河出書房新社（東京都渋谷区/代表取締役 小野寺優）は、季刊文芸誌「文藝」夏季号を4月6日に発売いたします。

「文藝 ２０２４年夏季号」河出書房新社

■新人文学賞【モノコン2023 文藝×monogatary.com コラボ賞】受賞作発表！

大賞受賞作「白山通り炎上の件」著者・有手窓による「受賞の言葉」を掲載。選考委員長の金原ひとみ氏による大賞・優秀作・佳作、全7作品への選評も掲載しています。

「文藝 ２０２４年夏季号」河出書房新社

有手 窓　　撮影：かくたみほ

有手 窓（「受賞の言葉」より一部抜粋）

「この作品を書いたときにあったのは、怒りでした。大人なら無視して一人前なんて言われるような事に対しての、それでもふとした瞬間思い出すたび確実に自分の何かを削ってくる、喉に刺さった小骨のような怒り。それを無視なんかするものかーー そんなささやかな抵抗が出発点でした。」

なお「白山通り炎上の件」は、人気音楽ユニット「YOASOBI」による楽曲化が決定。大賞、優秀作、佳作をまとめた小説集は河出書房新社より2024年秋に刊行予定です。

「文藝」２０２４年夏季号　目次

■緊急企画「ガザへの言葉　#CeasefireNOW」

アダニーヤ・シブリー（田浪亜央江訳）、村田沙耶香、町屋良平、滝口悠生、小山田浩子、大田ステファニー歓人

■特集1「世界はマッチングで回っている」
【共作】桜庭一樹×斜線堂有紀、俵万智×木下龍也

【対談】鳥飼茜×安堂ホセ

【創作】遠野遥、山下紘加、紗倉まな、樋口恭介 他

■特集2「さよなら渋谷区千駄ヶ谷2-32-2」

山田詠美、長野まゆみ、武田砂鉄、中原昌也、星野智幸、柴崎友香、青山七恵、宇佐見りん

■創作：山下澄人、小川哲、向坂くじら、早助よう子

■特別寄稿：佐藤究「F-104との邂逅　『幽玄Ｆ』もう一つのエピローグ」

■「文藝 ２０２４年夏季号」書誌情報

仕様：A5判／504⾴

発売⽇：2024年4⽉6⽇

特別定価：1485円

雑誌コード：07821-05

URL：https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980690/