スピードレーシングシューズ「HYPERWARP」発売

約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載で反発性と安定性を両立

ミズノ株式会社

2025年12月2日 11時00分

ミズノは、3D形状のフルレングスカーボンプレートを搭載したスピードランナー向けの新レーシングシューズ「HYPERWARP（ハイパーワープ）」シリーズを、12月19日に全国のミズノランニング品取扱店で発売します。

本シリーズは、ランナーのレベルやニーズに応じて選べる3モデルを展開します。

近年のランニング市場では、厚底高反発ながらさらなる軽量化へのシフトが進んでいます。

「HYPERWARP」シリーズでは、ミズノ独自の高機能ミッドソール素材『MIZUNO ENERZY XP（ミズノエナジーエックスピー）』を採用し、アッパーにも軽量素材を使用することで、シリーズ全体の軽量化を実現。トップモデルは約137gという超軽量※1シューズに仕上がっています。

さらに、一般的に難しいとされている、カーボンプレートの3D成型技術を用いた『SMOOTH SPEED PLATE※2（スムーズスピードプレート）』を搭載。前モデル比※3で約240%の剛性を持ち、トップミッドソールとボトムミッドソールの間に配置することで、軽量性と安定性の両立を可能にしています。

※1　「WAVE REBELLION PRO LOW」と比較し約73g、約35％軽量（27.0cm片方）

※2　ミズノ独自の3D構造のカーボンプレート

※3　「WAVE REBELLION PRO LOW」と比較

「軽いだけではない」軽量性・反発性・安定性の三位一体を実現した「HYPERWARP」シリーズは、ミズノが提案する新たなスピードランナー向けレーシングシューズです。

国内販売目標は1万足です（発売から1年間）。

「HYPERWARP PURE」の特長

トップモデルの「HYPERWARP PURE（ハイパーワープピュア）」は、ミッドソール全面に『MIZUNO ENERZY XP』のライトウエイトバージョンを採用。軽量化を実現しながら、クッション性と反発性にも優れた進化素材です。アッパーには『軽量ウーブンアッパー』を使用し、さらなる軽量化とフィット感の向上を追求。さらに『SMOOTH SPEED PLATE』を搭載することで、軽量性と安定性を両立しています。無駄を徹底的にそぎ落とし、約137g（27.0cm片方）というシリーズ最軽量を実現したモデルです。

「HYPERWARP ELITE」の特長

「HYPERWARP ELITE（ハイパーワープエリート）」は、トップミッドソールに『MIZUNO ENERZY XP』のライトウエイトバージョン、ボトムミッドソールに従来の『MIZUNO ENERZY XP』を使用。上下のミッドソール材を異素材にすることで、反発性と安定性を高次元で両立。『軽量ウーブンアッパー』および『SMOOTH SPEED PLATE』も「HYPERWARP PURE」同様に搭載しています。重さは約170gで、軽量性・反発性・安定性のバランスに優れたモデルです。

「HYPERWARP PRO」の特長

「HYPERWARP PRO（ハイパーワーププロ）」は、ミズノ独自のソール構造『SMOOTH SPEED ASSIST※4（スムーズスピードアシスト）』を採用し、より効率的なスピード走行をサポートします。ミッドソールには従来の『MIZUNO ENERZY XP』を全面に使用。プレートにはカーボン強化ナイロンプレートを採用し、柔らかな接地感を実現しています。重さは約200gで、高い反発と安定性を重視したモデルです。

※4　下腿三頭筋の伸張性収縮の一般的な指標とされる「足関節底屈トルクの負の仕事」を、社外被験者を用いた実験により測定。時速12kmでの走行時にミッドフット、フォアフット走法におけるスムーズスピードアシスト機能搭載商品と、非搭載商品（自社）間での「足関節底屈トルクの負の仕事」の値を比較し、搭載品において値が低減されることを確認。