3月20日は「動物愛護デー」オリコン顧客満足度®調査 『ペット保険』利用実態データ■保険を適用したペットの種類と病気・ケガの内容「小型犬」「中型犬」では「皮膚炎」が最多
「猫」では「腎臓病」が11.9%で最多■保険を適用した処置内容 「通院」が78.3%と最多 《関連トピックス》 ・ペットへの年間支出の割合 ・犬猫の平均寿命の推移と年齢別の年間診療費
オリコン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:小池 恒、略称:オリコン)は、グループ会社である株式会社oricon MEが、実際のサービス利用者を対象に第三者の立場で実施した『ペット保険』満足度ランキングの調査対象者1,540名に、別途聴取し集計した利用実態データを2025年3月10日(月)14時に発表しました。結果は以下の通りとなりました。

ー 調査設問&TOPICS ー
■保険を適用したペットの種類×ペットの病気・ケガの内容
・「小型犬」「中型犬」では「皮膚炎」が最多 ・「猫」では「腎臓病」が11.9%で最多
■保険を適用した処置内容
・「通院」が78.3%と最多
・「通院」「手術」「入院」で保険を適用した利用者のコメント
《関連トピックス》
■ペットへの年間支出の割合「犬」「猫」
・犬では「医療費」が26.5%、猫では「医療費」が29.8%とともに全体の1/4以上を占める
■犬猫の平均寿命の推移と、年齢別の年間診療費
・犬の寿命は2021年度、2022年度に過去最長の14.2歳に
・猫の年間診療費の平均額は15歳で最高額の19万4,187円に
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます
■ 保険を適用したペットの種類×ペットの病気・ケガの内容
「小型犬」「中型犬」では「皮膚炎」が最多 「猫」では「腎臓病」が11.9%で最多
「保険を適用し、保険金を受け取った時のペットの種類と、ペットの病気・ケガの内容」について聴取したところ、「小型犬」では「皮膚炎」が11.4%で最多となりました。次に「外耳炎」が8.4%、「胃腸炎」が8.2%とつづきました。
「中型犬」でも「皮膚炎」が14.4%で最多、次いで「下痢」が9.8%、「外耳炎」が9.5%とつづいています。
また、「大型犬」では「腫瘍」が16.9%で最多、次いで「外耳炎」が15.5%、「皮膚炎」が11.3%とつづきました。
猫では「腎臓病」が11.9%で最多となり、次いで「皮膚炎」が8.0%、「下痢」が7.5%とつづきました。
全体的に犬・猫ともに皮膚炎が上位に挙がっていますが、「犬」においてはサイズごとに疾患の傾向が異なり、「小型犬」と「中型犬」では皮膚炎が多く、「大型犬」では腫瘍が最多となるなど、それぞれ特徴的な健康リスクが見られました。
一⽅で、「猫」に関しては腎臓病の割合が特に高く、犬とは異なる疾患傾向があることがうかがえます。

ペット保険適用者のコメント
小型犬
「元々お腹が弱かったので、保険に入っていて安心できた(60 代以上・女性・小型犬 / アイペッ
ト損害保険)」
中型犬
「手続きが簡単。腸内フローラの検査ができる(50 代・男性・中型犬・多頭飼い / アニコム損害
保険)」
大型犬
「食べ物アレルギーや外耳炎等があり通院する回数が多いので、助かる(60 代以上・
女性・大型犬・多頭飼い / アニコム損害保険)」
猫
「まだ3歳なのに腎臓機能異常が見つかり、これからずっと通院が続くので保険に入っていてよか
った(30代・女性 / ペット&ファミリー損害保険)」
区分定義
小型犬:体重10kg未満の犬を飼っており、ペット保険を適用し、保険金を受け取った人を対象とする
中型犬:体重10kg〜20kg未満の犬を飼っており、ペット保険を適用し、保険金を受け取った人を対象とする
大型犬:体重20kg以上の犬を飼っており、ペット保険を適用し、保険金を受け取った人を対象とする
■ 保険を適用した処置内容
「通院」が78.3%で最多
ペット保険を利用しており保険を適用した利用者に「保険を適用した処置内容(複数回答)」を聴取したところ、「通院」が78.3%と最も多く、「手術」は32.0% 「入院」は28.3%となりました。
実際の利用者からは、「保険があることで安心して通院できる」「定期的な治療や不意の手術などで出費があっても、負担が軽減されて、とても助かっている」などの声が寄せられました。

〇「通院」に関するコメント
「通院治療をしているので、毎回窓口で保険対応してもらえて助かっています(50代・女性・猫
/ アイペット損害保険)」
「持病があり毎月1回以上の通院をしていたり、手術もほぼ毎年受けていたりと超大型犬で医療
費がかなり高くので、とても助かりました(50代・男性・大型犬/ アニコム損害保険)」
〇「手術」に関するコメント
「休日の夜に具合が悪くなって、急患センターに行ったら、手術になり突然20万円支払うこと
に。その後の通院も含め30万円の出費になってしまったが、保険で7割のお金を頂けて本当に
ありがたかった(60代以上・女性・中型犬 / ペット&ファミリー損害保険)」
「今までのペットには、掛け捨てばかりでもったいなく思っていたが、不意の手術や入院費用、
治療費が高額だったので、迷ったが入って良かった(60代以上・女性・中型犬・多頭飼い / ア
イペット損害保険)」
〇「入院」に関するコメント
「実際にペットが入院し、定期的に検査、薬を処⽅されることになり、入っていて良かったと感
じた(60代以上・男性・猫・多頭飼い / SBIいきいき少額短期保険)」
「犬を迎えてからすぐ入院になり、まだ保険の契約途中でしたが、申請したところ保険を受け取
るのに迅速丁寧に処理していただいた(60代以上・女性・小型犬 /アイペット損害保険 )」
《 関連トピックス 》
ペットへの年間支出の割合
■犬猫ともに医療費は年間支出の1/4以上に
アニコムホールディングス株式会社が2024年12月19日に発行した『アニコム家庭どうぶつ白書2024』によると、2023年の1年間にペットにかけた費用の割合は犬の場合、「医療費」※が26.5%と全体の1/4を占めています。また、保険料は12.9%とシャンプー・カット・トリミングの14.2%と近い割
合となっています。猫では「フード・おやつ」が30.9%と最多でしたが、2番目に「医療費」※29.8%つづいて「保険料」は16.6%と他の費用が10%以下のなか、比較的大きな割合を占めています。(※ケガや病気の治療・ワクチン・健康診断等の予防費)


概要 回答頭数:犬 4,072 頭 猫 778 頭
調査⽅法:アニコム損保のペット保険の契約者に対し、2023 年1月1日〜 12月31 日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
また回答のうち「0円」は含めるものとし、「回答なし」は除外して集計している。
出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2024』
P.9 6.ペットにかける年間支出調査 1-33 1年間にかけた費用(犬・猫)
https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202412.pdf
犬猫の平均寿命の推移と、年齢別の年間診療費
■犬猫ともに寿命は延びる一方で、高齢になるほど診療費は高額に
『犬』
アニコムホールディングス株式会社が2024年12月19日に発行した『アニコム家庭どうぶつ白書2024』によると、犬の平均寿命は2021年度、2022年度で過去最長の14.2歳となりました。
また、犬の年齢別の年間診療費は7歳で平均値100,687円と約10万円を超え、14歳では最高額の平均値24万9,502円、中央値16万8,173円となっています。


『猫』
猫の平均寿命は多少変動しつつも、年々延びており、2022年度には平均寿命が14.5歳となっています。
猫の年齢別の年間診療費は、15歳で最高額の平均値19万4,187円、中央値10万2,518円となっており、1歳以降は年齢を重ねるにつれて診療費が右肩上がりで増加していることがうかがえます。


出典:『アニコム家庭どうぶつ白書2024』
第2部 第4章 P.62 どうぶつ種ごとの診療費と診療内容 1.犬・猫の年齢別の年間診療費
第5章 P.64 1.犬・猫の平均寿命の推移 https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202412.pdf
《調査概要》 オリコン顧客満足度®調査 『ペット保険』利用実態データ
■発表日:2025/3/10 ■調査主体:株式会社oricon ME ■調査⽅法:インターネット調査
■調査期間:2024/06/04〜2024/06/13 ■サンプル数:1,540人
■定義:飼っているペットが病気やケガなどで医療機関を利用する際、通院や入院、手術などの医療費
を補償する、「ペット保険」を取り扱っている保険会社
■調査対象者 性別:指定なし 年齢:20〜84歳 地域:全国
■条件:以下すべての条件を満たす人
1)ペット保険加入時に選定に関与した人
2)過去3年以内に飼っているペット(犬・猫)が病気やケガで通院や入院、手術を受けた際
に、加入しているペット保険を適用し、保険金を受け取ったことがある人
本レポートは、オリコン顧客満足度®調査 『ペット保険』の2024年調査対象者に別途聴取したデータをまとめたものです。顧客満足度ランキングの詳細については、以下公式サイトのランキングページおよびランキングリリース資料PDFをご参照いただければ幸いです。
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