ガイアックス、「全国起業部マップ2024」を公開!

〜2018年から起業部の数は3倍以上! 一方、活動継続に課題も〜

ガイアックス

株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)は、2022年10月に引き続き、​​全国の起業部・起業サークル・起業コミュニティ等をまとめた「全国起業部マップ2024」を本日公開します。また、団体の名称と活動内容を一覧化しました。
ガイアックスは、起業という選択肢を早い段階で、また、居住地に関係なく得るための環境づくりに貢献し、新しい未来を作る人材の育成にこれからも取り組んでまいります。

※デザイン更新のため画像を差し替えました。記載内容に変更はありません(2月20日)※デザイン更新のため画像を差し替えました。記載内容に変更はありません(2月20日)

『全国起業部マップ2024』の掲載 団体および活動内容一覧
URL:https://airtable.com/appYJNeLYfcNABmKj/shrgUWagKrUiR6AOq

本調査は起業環境の見える化のためにガイアックスが独自に調査・作成しております。網羅性や正確性を完全に担保するものではありません。掲載に問題がある場合や、記載を希望される場合は、次回更新日に反映させていただきます。こちら( press@gaiax.com )までご連絡ください。


  • 起業を目指す仲間と出会える「全国起業部マップ」の内容を拡充

ガイアックスでは、学生起業を検討している高校生、高専生、または大学生に向けて、日本初の「全国起業部マップ」を2019年に公開しました。本マップでは、学業で専門性を学びながら、部活もしくはサークル活動・コミュニティという形式で、起業の経験を得られる教育機関をリストアップしています。

・調査期間:2023年1月〜2023年12月
・対象:大学・高専・高校の公式・非公式の起業部またはサークル、その他ビジネスコンテスト運営組織
・手法:インターネットリサーチ(インタビューを含む)
・調査方法:「全国起業部マップ」は内閣府が発表した「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」で選定された地域に拠点を置く大学を中心に団体の有無を調査。


  • 起業部数は2018年比で約210%増加、直近1年では微増

調査を始めた2018年以降、起業部等団体(以下 起業部)の数は3倍以上に増加しています。今回の調査によって、当社で活動を確認できた起業部の総数は49団体です。この約1年間で大幅な増加はなかったものの、これまで起業部がなかった地域での発足や、同じ地域であっても既に存在している起業部とは目的が違う団体が生まれています。
新しく起業部を設立した理由として、「大学にある起業部よりもカジュアルに参画できるコミュニティを作って学生起業の裾野を広げたいと思った」「地方の学生が多くのチャンスを得られる場所を作りたかった」という声がありました。一方で「活動資金が不足している」「代替わりの際の引き継ぎがうまくできていない」といった課題も上がっており、起業部の活動継続に依然として難しさがあることが伺えます。(当社による起業部代表インタビュー結果)


  • 調査を通じて見えてきた、活発な起業部が生まれる2つの形

ガイアックスでは起業部に関するこれまでの調査と合わせて、全国の起業部への活動支援を行ってきました。今回の調査から考えられる起業部のトレンドとこれからについて、起業部支援の担当を務めるガイアックス スタートアップスタジオ事業部コミュニティマネージャーの宇田川がお伝えします。


宇田川 寛和(うだがわ ひろかず)
株式会社ガイアックス スタートアップスタジオ事業部 コミュニティマネージャー
2019年にガイアックス入社後、新規事業立ち上げや、採用活動を通して起業志向の学生団体との連携を経て、クックパッド株式会社で新規事業立ち上げに参画。
2023年11月よりスタートアップスタジオ事業部のコミュニティマネージャーとして、学生向けのマーケティングやコミュニティ作りの支援を担当。


2022年に政府が発表した「スタートアップ育成5か年計画」の後押しもあり、全国の自治体・大学などで、起業に関するイベントやプログラムが増加しています。学生にとって、起業部に所属する以外にも、起業に触れられる機会が増えているのはとても喜ばしいことです。

今回の調査では、前回発表の2022年8月時点から6団体の増加となり、引き続き増加傾向にありますが、2023年の1年間では微増の着地でした。起業部の数が学生の需要を満たしつつあり、また、他起業プログラムとの競合も一部で発生していると考えられます。そのような状況で、どのような団体がより学生から求められ、活性の増していく傾向にあるのかを考えていく必要を感じています。

今回の全国起業部マップ作成における調査で、多種多様な起業部のあり方に触れました。例えば、ユニークな人材や情報の集積地として機能している、早稲田大学起業サークル「Wit」所属の6名に聞き取り調査を行った際、うち約70%の方が起業や長期インターンなどの活動を兼ねながら起業部に参画していました。学生同士でのつながりを持ちつつ、事業立ち上げの経験を積んでいく「二足のわらじ」を履く学生が増えていると考えられます。
また、年に数回の大規模ビジネスコンテストを開催する「Business Contest KING 実行委員会」や、年に一度のサミット形式のイベントを企画している慶應義塾大学の起業支援サークル・Keio Business Community (KBC)などの、核となるイベントを学生主体で企画/運営することで、学生同士のつながりを作りつつ、起業に触れる機会を作り出している団体は、数が少ないながらも古くから活動を継続しているのが特徴です。

今回の一連の調査から、起業部運営のあり方はその時の状況に応じてこれからも変化していくものと考えます。今回の全国起業部マップを参考に、起業部間でノウハウの共有や外部コンテンツ活用等の交流が生まれ、全国の起業部の活動がいっそう盛り上がっていくことを期待しています。


  • 大学起業部代表のコメント

【起業サークル】早稲田スタートアップサークル Wit代表 古野光太朗さん(早稲田大学商学部3年)
〜数億調達の学生起業家、VCプリンシパルなど、実際に起業に取り組む学生が所属〜


Witは、”起業”という手段を通して、自己実現を掲げている人材が集まるスタートアップコミュニティです。活動内容は、コミュニティメンバー同士での交流・外部企業とのスタートアップイベントが大半を占めます。Witは採用時に1人ずつ面談をしており、Witに適性があるかを判断しています。そのため、コミュニティ同士であれば、業界・取り組み内容は違えど、熱量・方向性などで共通点を見出しやすく、コミュニティ内の交流がアクティブであることが特徴です。
Wit:https://twitter.com/wit_waseda

【ビジネスコンテスト運営】Business Contest KING 実行委員会:大橋海斗さん(慶應義塾環境情報学部1年)
〜年に3回以上のビジネスコンテストを学生のみで企画/運営〜


Business Contest KING 実行委員会は、ビジネスに興味がある学生へのアウトプットの場や自己理解の場としてビジネスコンテストを提供しています。起業に興味がある学生、新しい自分に出会いたい学生など様々な学生が参加するコンテストとなっており、ビジコン期間終了後も、ビジコンでの経験を活かし、学生同士の交流やビジネスに精通した活動を行う学生なども増えています。今後の活動では、学生からスタートアップや学生から社会に飛び込むという経験を運営メンバー含め、参加者に提供していきたいと考えています。
Business Contest KING 実行委員会:https://www.waav-king.org/


  • ガイアックスの学生起業に対する取り組み

① 起業部個別相談窓口
 ガイアックスは全国の起業部と連携しています。今後も連携機会を増やしていくことで、起業を目指す学生にとって役に立つ情報を発信していきます。
 現在、大学起業部を運営している方向けの個別相談を受け付けています。真剣に取り組むほど、やりたいことは増えますが皆さんのリソースは有限です。是非一度、お話をお聞かせください。
・お問い合わせ先: hirokazu.udagawa@gaiax.com (ガイアックス 宇田川)

② 25歳以下を対象に、起業に挑戦し続けるための文化醸成と環境整備を実施
 ガイアックスでは、事業開発の挑戦や失敗の内容が評価・賞賛される文化醸成を通じて、若者の起業を直接支援するための「FAIL UPWARDS STUDIO」を運営しています。
起業準備(検証/開発等)を行う中での「失敗」を他の参加者に共有することで自身だけではなく参加者含むプラットフォーム全体の学びに変えていく「Failcon」や、起業を目指す方の段階に応じた検証や開発サポートを並行して展開します。
アイデア創出や検証など、起業するまでには乗り越える壁がいくつもあり、途中でうまくいかなくなることも多々ありますが、何度でもアイディア創出から運営がサポートするなど、再挑戦を行う仕組みを導入しております。

「FAIL UPWARDS STUDIO」公式サイト

https://program.gaiax-startup-studio.com/fail-upwards-studio/

東京都「TOKYO SUTEAM」に採択されております。
「TOKYO SUTEAM」公式サイト:https://tokyosuteam.metro.tokyo.lg.jp/

<全国起業部マップ 新規・変更の申請>
次回『全国起業部マップ』への新規記載や変更依頼についてはこちらまでご連絡ください。
・全国起業部マップ掲載依頼等お問合せ先: press@gaiax.com


  • ガイアックスとは:「人と人をつなげる」をミッションに掲げ、社会課題の解決を目指すスタートアップスタジオ※

ガイアックスは、他人のことを自分ごととして捉えられる社会を目指して「Empowering the people to connect ~人と人をつなげる」を1999年の創業時からミッションとしています。2015年からはソーシャルメディアの発達により新しく生まれたシェアリングエコノミーにも取り組み始めました。個人間の情報のやり取りがより一層容易になり、ビジネスはBtoB(会社対会社)やBtoC(会社対個人)の取引だけではなく、CtoC(個人対個人)の取引がより一般的になると考えてのことです。
さらにweb3/DAO(ブロックチェーン)は、シェアリングエコノミーのさらに先にある、個々人が主役となる脱階層組織・フラットなコミュニティを実現するために極めて重要な技術であると目し開発を続けてきました。これからも、ガイアックスは個人が輝く社会を目指し取り組んでいきます。
※:スタートアップスタジオとは、同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織を指します。出資・事業開発・エンジニアリング・バックオフィスの支援を用意し、初めての起業でも成功率を高めることが可能です。

■株式会社ガイアックス 概要
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO
事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業
URL: https://www.gaiax.co.jp/

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会社概要

株式会社ガイアックス

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URL
https://www.gaiax.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区平河町2-5-3  MIDORI.so NAGATACHO
電話番号
03-5759-0300
代表者名
上田祐司
上場
名証ネクスト
資本金
1億円
設立
1999年03月