オカルトや神秘作品の創作に！『プロの小説家が教えるクリエイターのための怪異図鑑』9/20リリース

株式会社日本文芸社（東京都千代田区）は、『プロの小説家が教えるクリエイターのための怪異図鑑』（著：秀島迅氏、朝里樹氏）を2024年9月20日（金）より全国の書店・オンライン書店等で発売しました。

株式会社日本文芸社

2024年9月18日 08時50分

秀島迅氏が手がける日本文芸社「クリエイターのための」人気シリーズ第8作目となる今作は、怪異界のベストセラー作家・朝里樹氏をお迎えし、ダブルタッグで贈る、これまでにない指南書。

作家やクリエイターのための「語彙力」研究の第一人者 × ホラー界をけん引する「怪異」の巨匠のコンビが産み出す、怪異の図鑑とは？

小説・ライトノベル・マンガ・シナリオ……様々な創作テーマの中で、人気を誇る「怪異」。

昨今は、怪異を題材にした人気アニメや、YouTubeなどの動画でも多様なホラー＆都市伝説系ミステリーコンテンツ配信も人気上昇中、クリエイターにとって存在感が増しているが、実は、クリエイターのための怪異本については、ほとんど存在しないと言ってよいのではないだろうか。

「怪異」とは、簡潔に語訳すると「不思議な事実」や「化け物」とされ、英語にすると「ミステリー」となるが、イコール「ホラー」ではない。「怪異」の解釈は広いが、おそらく多くの日本人の頭に浮かぶのは、古くから伝わる「怪物」や都市伝説に出てくるような「化け物」だろう。

朝里氏曰く「怪異の歴史は古く、人から人へ伝わり、長い時間をかけて形成されてきました。」なんと古くは古事記にも登場する怪異だが、本作で紹介するのは、古い伝承ものから新しいもの、メジャーからマイナーなものまで怪異にまつわる物語に登場する、多彩なキャラクターたち。

特徴

怪異は自由度が高く優秀なキャラ立ち集団！とし、厳選したキャラクター 71種をグループごとに6つの章立てで紹介。
クリエイター視点で、怪異キャラクターを体系的に分析。イメージを補完するビジュアルとともに、創作方法に直結するような捉え方で、特異なポイントを抽出。
見開き＝1キャラクター。左頁に【別名】【概要】【特徴・能力・弱点】【怪異の特徴を表現する文例】、右頁の【ポイントの解説】では、ストーリーと絡めたコツを説明。クリエイターにとって必要な分類に落とし込んだ本文構成となっている。
最終章に、書き込み式怪異表現練習シート付き。

今回登場するキャラクターは、人間に近い存在として描きやすい「人型の怪異」（第1章）、描き方一つで善悪の境界線はさまざまな「鬼・神」（第2章）、祟りというリアルな怖さが魅力の「怨霊」（第3章）、特徴的で創作しやすい「動物の怪異」（第4章）、大迫力の規模感で畏怖を抱かせる「巨大な怪異」（第5章）、一風変わったユニークさ「異形の怪異」（第6章）など。

怪異キャラクターを全網羅することで、像を明解にした上で、その特異ポイントを物語や文章へどう落とし込むか応用のポイントがわかりやすい。

ひな型をクリエイター視点で捉えたら、あとは無限の可能性が広がる怪異の世界！

あなたなりの怪異の物語をつむいでください。

★エブリスタ「monokaki」にて、本書の記事を公開中！★

https://monokaki.ink/n/nb500b3570f7a

各章本文を特別に転載しております。ぜひご覧ください！

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著者プロフィール

秀島　迅（ひでしま　じん）
青山学院大学経済学部卒。2015年、応募総数日本一の電撃小説大賞(KADOKAWA)

から選出され、『さよなら、君のいない海』で単行本デビュー。小説家として文芸誌で

執筆活動をしながら、芸能人や著名人のインタビュー、著述書、自伝などの執筆も行っ

ている。近著に長編青春小説『その一秒先を信じてシロの篇/アカの篇』２作同時発

売( 講談社)、『プロの小説家が教えるクリエイターのための能力図鑑』（日本文芸社）

などがある。また、コピーライターや映像作家としての顔も持ち、企業CM 制作のシナ

リオライティングなど、現在も月10本以上手がけている。

X（旧Twitter）：@JinHideshima

朝里樹(あさざといつき)
怪異妖怪愛好家・作家。1990年、北海道に生まれる。2014年、法政大学文学部卒業。日本文学専攻。現在公務員として働く傍ら、在野で怪異・妖怪の収集・研究を行う。主な著書に『日本現代怪異事典』『世界現代怪異事典』(共に笠間書院)、『日本のおかしな現代妖怪図鑑』『歴史人物怪異談事典』(共に幻冬舎)などがある。また『日本の都市伝説大事典』『世界の都市伝説大事典』(共に新星出版社)、『日本異界図典』『日本異類図典』(共にG.B.)など監修書も多数。

X（旧Twitter）：@asazato4