アスエネ、慶應義塾大学「Keio STAR」に代表の西和田が客員研究員として参画

産学連携でサステナビリティを実践するためのセンターで、脱炭素・未来社会に向けたアクション創出を推進

アスエネ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：西和田 浩平、以下「当社」）代表取締役CEO 西和田浩平は、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート内の「Keio STAR」に客席研究員として参画します。本参画は、産学連携によるサステナビリティ実践の加速と、未来社会に向けた行動・政策提言の創出に企業として貢献するためのものです。

客席研究員として参画の背景

気候変動の深刻化、サステナビリティ情報開示の義務化、社会・経済システムの再構築といった大きな転換期を迎える中、企業は環境負荷の把握や非財務情報の活用に加え、社会課題に対して自ら行動し、解決策を提示する役割が求められています。当社はこれまでも脱炭素・ESG経営の支援を通じて社会実装を進めてきましたが、より複雑化する課題に対しては、学術分野の知見との融合による新たなアプローチが不可欠だと考えています。

当社が提供するCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」は、国内累計導入社数3年連続No.1を誇ります。また、サプライチェーンマネジメントクラウドサービス「ASUENE SUPPLY CHAIN」も累計導入社数2年連続で国内No.1の実績があり、当社のサービスを通じて脱炭素・ESG経営をワンストップで支援できる点が高く評価されています。当社はこうした実績を元に、これまでに多様な業種・規模の企業のデータを蓄積し、サステナビリティ経営の実装に向けた知見を磨いてきました。こうした独自のデータ基盤が、産学の共創を推進する「Keio STAR」において「企業の視点から価値を提供できる存在」として共同研究を行うこととなりました。

今回の「Keio STAR」参画により、当社は未来に向けたAIなどの最先端技術の活用による研究に参加することで、社会全体の行動変容を促すアクションの創出に貢献します。環境負荷の可視化や実践的なデータ分析基盤を提供する当社の責任と役割を果たし、次世代につながる持続可能な社会づくりを推進します。

Keio STARについて

Keio STAR（Center for Sustainable and Transformative Actions for Regeneration）は、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート内に設置された、持続可能な社会づくりに向けて行動と研究を同時に進める拠点です。SDGsのその先にある未来像を示し、「これから何をめざすべきか」と「いま何をすべきか」を両面から考え、具体的な取り組みへとつなげることを目的としています。ここでは、将来を見通す研究や創造的な思考、事業化につながる発想、最新の技術などを組み合わせ、日本・アジア・世界へ広がる課題に向けて提言や協働プロジェクトを進めています。

アスエネ　会社概要

会社名：アスエネ株式会社

事業内容：

・CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」

・サプライチェーンマネジメントクラウドサービス「ASUENE SUPPLY CHAIN」

・GX・ESG人材特化型転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」

グループ会社：

・カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」

・脱炭素・非財務情報の第三者検証・保証、アドバイザリーサービス「アスエネヴェリタス」

・SaaS事業者向けAPI連携プラットフォーム「Anyflow」

・GHG排出量可視化クラウドサービス、AIエネルギーマネジメントクラウドサービス「NZero」

資本金：83億円（資本剰余金含む）

代表者：Founder 代表取締役CEO 西和田 浩平

住所：東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階

拠点：日本、シンガポール、米国、タイ、英国、フィリピン

URL：https://corp.asuene.com/

＜注釈補足＞

* Scope1-3：以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分

　Scope1：自社の事業活動において直接排出したCO2排出量

　Scope2：他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量

　Scope3：上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量