「たまひよ名前ランキング2017」男女とも「ゆ」始まりの名前が人気No.1外国人にも呼びやすく“名前の短縮化”が進む
株式会社ベネッセホールディングスの子会社である株式会社ベネッセコーポレーション(本社;岡山市、以下ベネッセ)の妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」では、2005年から毎年赤ちゃんの名前に関する調査「たまひよ名前ランキング」を発表しています。今年も2017年1月~10月に生まれた新生児17,438人を対象に、名前や名前の読み方、漢字などについての調査を行いました。その結果について、項目別ランキングを発表いたします。
男女とも「ゆ」で始まる名前がNo.1
名前の最初の音(頭音)ランキングでは、男女共通で人気のある頭音は「ゆ」「あ」「り」でした。いずれの音も、続く音やその音を持つ漢字のバリエーションが比較的広いことが理由と思われます。
外国での呼びやすさを意識して、名前の短縮化が進む
男の子の名前の読みを上位50位まで見ると、2音の名前が8、3音の名前が39、4音の名前が4となっており、「2音」「3音」が主流となっていることがわかります。また、女の子の名前の読みを上位50位まで見ると、2音の名前が20、3音の名前が32となっています。いずれも、昨今のグローバル化を意識し、外国人風の名前をつけるのではなく、誰でも呼びやすい名前にしたいという背景があると考えられます。
【人気頭音ランキング ベスト5】
男の子は「大翔」(昨年2位)、女の子は「陽葵」(昨年1位)
男の子の名前の傾向
・男の子では「大翔」(昨年2位/主な読み「ひろと」)が、2013年以来4年ぶりに1位となりました。おおらかさや、世界に羽ばたいてほしい、という願いが込められていると思われます。
・「蒼」(主な読み「あおい」)が昨年36位→6位と、トップ10にランクインしました。ひらがなでもアルファベットでも最初の方にくること、日本はもちろん外国の人にも発音しやすいことが人気と思われます。
・男の子の名前で、主な読みが2音、3音の名前の人気が定着しています。トップ10内に4音以上の名前はランクインしていません。
女の子の名前の傾向
・女の子では「陽葵」(主な読み「ひまり」)が、2年連続で1位となりました。真っすぐ空に向かって美しい花を咲かせるひまわりを連想させる名前で、性格の真っすぐな明るい子に、という願いが込められていると思われます。
・植物を連想させる名前が引き続き人気。トップ10の中に「陽葵」「葵」「陽菜」「咲良」「結菜」「杏」の6つがランクイン。美しくしなやかに、大地にしっかりと根を張るように生きてほしい、という願いが込められているのかもしれません。
3)漢字ランキング
男の子「太」「翔」「大」が9年連続トップ3、女の子「菜」が3年連続1位
男の子の名前の漢字の傾向
・13年連続で「太」が1位です。また、9年連続で、「太」「翔」「大」がトップ3を占めており、不動の人気です。他の漢字と組み合わせやすいことも人気の理由と思われます。
・「蒼」が初めてトップ10入りしました。人気名前TOP100に「蒼」のつく名前は「蒼」「蒼太」「蒼士」「蒼真」「蒼空」「蒼大」「蒼生」の7つがランクインしています。「あおい」「そう」など、読み方のバリエーションがあることが人気の理由と思われます。もともと、草木が青々と茂る様子を表す漢字であり、のびのびと育ってほしいとの願いが込められているのかもしれません。
女の子の名前の漢字の傾向
・女の子の名前で使われた漢字は、「菜」が3年連続の1位となりました。「な」という音の響きの柔らかさに加え、添え字として他の漢字との相性がよいことも人気の一因と考えられます。
・「乃」が2年ぶりにトップ10入りしました。音の響きの柔らかさはもちろん、古風なイメージを持つことも人気の理由と思われます。
4)読みランキング
男の子「はると」が9年連続、女の子「ゆい」が3年ぶりのトップに
男の子の名前の読みの傾向
・1位の「はると」は9年連続トップで不動の人気となっています。「かなた」が昨年32位から今年9位に上昇しました。「奏汰」「叶多」のように漢字のバリエーションが広いことが人気の理由と思われます。
・20位までに「4音」以上の名前は、「そうすけ」(14位)のみでした。男の子の名前は「2音」「3音」が主流となっているようです。
女の子の名前の読みの傾向
・1位は「ゆい」で、3年ぶりのトップとなりました。女優・新垣 結衣(あらがき ゆい)さんの活躍の影響かもしれません。また、2位の「こはる」は3年ぶりの、3位の「あかり」は初のトップ3入りです。女の子の名前は「はな」「さくら」など、聞いてすぐにイメージが浮かぶ読みが多くあります。「こはる」「あかり」も、温かさや明るさを連想させ、幸せな人生を送ってほしいという願いが込められていると考えられます。
・20位までに、「めい」「ひな」のような2音の名前が過半数をしめています。短い名前の人気が定着してきていると言えます。
5)2017年に活躍された方の名前ランキング
・朝ドラなどで大活躍の竹内涼真さんの「涼真」は、113位(昨年1,331位)でした。ドラマやCMで活躍されている永野芽郁さんの「芽郁」は、201位(昨年1,235位)でした。活躍に伴い、じわじわと順位を上げています。
・過去には、その年に活躍された方の名前にあやかり名づけをする方が多くいらっしゃったこともありましたが、近年は減少傾向にあります。インターネットの普及により、より多くの情報を参考に、独自に名前をつけられる方が増えているのかもしれません。
(ご参考)たまひよ名づけ関連商品・サービスご紹介
「たまひよ」は、株式会社ベネッセコーポレーションが展開する妊娠・出産・育児関連のブランドです。雑誌市場でNo.1のシェアを誇る2誌『たまごクラブ』『ひよこクラブ』(両誌共1993年創刊)を中核に、各種ムック・書籍の発行、母子向け生活用品の通販、こども写真スタジオ等、妊娠・出産・育児に関するサービスを提供しています。「たまひよ」では、このたび赤ちゃんの名づけに関して、『たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典2018~2019年版』を発刊するとともに、webサイト「たまひよ」での情報提供も行っております。
<ご紹介している赤ちゃんの名前について>
「たまひよ」では、お客さまからお寄せいただいた赤ちゃんのお名前をもとにランキングデータや実例をご紹介しています。ママ・パパは、呼びかけたい「読み」、想いを込めたい「漢字」、しあわせであるようにと願う「画数」など、さまざまな観点から名前を考えていらっしゃいます。名前は「こんな子に育ってほしい」「すてきな人生を歩んでほしい」と願いを込めて、ママ・パパから赤ちゃんに贈る最初のプレゼントです。「たまひよ」では、そんなママ・パパの想いを大切にし、お名前の実例を紹介させていただいております。
■『たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典2018~2019年版』の発刊
◆書名:『たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典2018~2019年版』
◆編集:たまごクラブ特別編集
◆監修:たまひよ しあわせ名前研究所 顧問 栗原里央子
◆発売:2017年11月27日
◆定価:本体価格1,580円+税
■雑誌『たまごクラブ』1月号でも、赤ちゃんの名づけを特集
妊娠・出産のバイブルマガジン 『たまごクラブ』1月号
本誌内で2017年の名前ランキングを掲載。他に「胎動でわかる 赤ちゃんの成長・心配&『今、何してる?』」を巻頭で特集するなど、専門家のアドバイスが満載の企画が目白押し。役立ち度満載の一冊です。
◆発売: 2017年12月15日
◆定価: 680円(税込)
■「たまひよnetプレミアム」
※コンテンツのご利用には、会員登録が必要です。
◆URL: http://tamahiyo.jp
◆料金: 月額300円+税
1) 名づけのトレンド 男女とも「ゆ」はじまりの名前がNo.1 外国での呼びやすさを意識して、3音以内の“名前の短縮化”が進む 男女とも、「ゆ」の読みで始まる名前が人気。男の子は「ゆうと」「ゆいと」など、女の子は「ゆい」「ゆあ」など。「ゆい」は女優・新垣結衣(あらがき ゆい)さん活躍の影響も考えられる。 また、男の子の4音の名前が減少傾向。外国での呼びやすさを意識して、外国人にもわかりやすく、 発音しやすい3音以下の名前が人気。 2)全体ランキング 男の子は「大翔」(昨年2位)、女の子は「陽葵」(昨年1位) 「大翔」(昨年2位/主な読み「ひろと」)が、2013年以来4年ぶりに1位に返り咲き。 「陽葵」(昨年1位/主な読み「ひまり」)は2年連続1位。 3)漢字ランキング 男の子は「太」「翔」「大」が9年連続トップ3、女の子は「菜」が3年連続1位 「太」「翔」「大」が9年連続でトップ3入り。将来の活躍を願う「スケール感(広がり)系」が人気。 「菜」は3年連続で1位。明るさなどを連想しやすい花・植物・果実など「ナチュラル(自然)系」 の漢字が人気。 4)読みランキング 男の子は「はると」が9年連続トップ、女の子は「ゆい」が3年ぶりのトップに 「はると」が9年連続でトップ。「かなた」も漢字のバリエーションの多さでトップ10入り。 「ゆい」は3年ぶりのトップに。3位「あかり」は初のトップ3入り。 5)2017年に活躍された方の名前ランキング 竹内 涼真さん(たけうち りょうま) (昨年1,331位→113位)、永野 芽郁(ながの めい)さん (昨年1,235位→201位)の名前の順位が急上昇! |
【調査概要】※調査結果の詳細はwebサイト「たまひよ」(https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/)に掲載。
調査名称 | 「たまひよ2017人気名前ランキング」 |
調査内容 | 2017年1月1日~2017年10月31日に生まれた赤ちゃんの名前 |
調査対象 | 「たまひよ」の直販商品をご利用されたお客さまのお子さま(回答は任意) |
調査対象数 | 17,438件(男の子8,900件、女の子8,538件) |
調査項目 | 名前の読み、漢字 など |
1)名づけのトレンド
男女とも「ゆ」で始まる名前がNo.1
名前の最初の音(頭音)ランキングでは、男女共通で人気のある頭音は「ゆ」「あ」「り」でした。いずれの音も、続く音やその音を持つ漢字のバリエーションが比較的広いことが理由と思われます。
外国での呼びやすさを意識して、名前の短縮化が進む
男の子の名前の読みを上位50位まで見ると、2音の名前が8、3音の名前が39、4音の名前が4となっており、「2音」「3音」が主流となっていることがわかります。また、女の子の名前の読みを上位50位まで見ると、2音の名前が20、3音の名前が32となっています。いずれも、昨今のグローバル化を意識し、外国人風の名前をつけるのではなく、誰でも呼びやすい名前にしたいという背景があると考えられます。
【人気頭音ランキング ベスト5】
2)全体ランキング
男の子は「大翔」(昨年2位)、女の子は「陽葵」(昨年1位)
男の子の名前の傾向
・男の子では「大翔」(昨年2位/主な読み「ひろと」)が、2013年以来4年ぶりに1位となりました。おおらかさや、世界に羽ばたいてほしい、という願いが込められていると思われます。
・「蒼」(主な読み「あおい」)が昨年36位→6位と、トップ10にランクインしました。ひらがなでもアルファベットでも最初の方にくること、日本はもちろん外国の人にも発音しやすいことが人気と思われます。
・男の子の名前で、主な読みが2音、3音の名前の人気が定着しています。トップ10内に4音以上の名前はランクインしていません。
女の子の名前の傾向
・女の子では「陽葵」(主な読み「ひまり」)が、2年連続で1位となりました。真っすぐ空に向かって美しい花を咲かせるひまわりを連想させる名前で、性格の真っすぐな明るい子に、という願いが込められていると思われます。
・植物を連想させる名前が引き続き人気。トップ10の中に「陽葵」「葵」「陽菜」「咲良」「結菜」「杏」の6つがランクイン。美しくしなやかに、大地にしっかりと根を張るように生きてほしい、という願いが込められているのかもしれません。
※webサイト「たまひよ」(https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/)では上位100位までの名前を紹介しています。
3)漢字ランキング
男の子「太」「翔」「大」が9年連続トップ3、女の子「菜」が3年連続1位
男の子の名前の漢字の傾向
・13年連続で「太」が1位です。また、9年連続で、「太」「翔」「大」がトップ3を占めており、不動の人気です。他の漢字と組み合わせやすいことも人気の理由と思われます。
・「蒼」が初めてトップ10入りしました。人気名前TOP100に「蒼」のつく名前は「蒼」「蒼太」「蒼士」「蒼真」「蒼空」「蒼大」「蒼生」の7つがランクインしています。「あおい」「そう」など、読み方のバリエーションがあることが人気の理由と思われます。もともと、草木が青々と茂る様子を表す漢字であり、のびのびと育ってほしいとの願いが込められているのかもしれません。
女の子の名前の漢字の傾向
・女の子の名前で使われた漢字は、「菜」が3年連続の1位となりました。「な」という音の響きの柔らかさに加え、添え字として他の漢字との相性がよいことも人気の一因と考えられます。
・「乃」が2年ぶりにトップ10入りしました。音の響きの柔らかさはもちろん、古風なイメージを持つことも人気の理由と思われます。
※webサイト「たまひよ」(https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/)では上位20位までの漢字を紹介しています。
4)読みランキング
男の子「はると」が9年連続、女の子「ゆい」が3年ぶりのトップに
男の子の名前の読みの傾向
・1位の「はると」は9年連続トップで不動の人気となっています。「かなた」が昨年32位から今年9位に上昇しました。「奏汰」「叶多」のように漢字のバリエーションが広いことが人気の理由と思われます。
・20位までに「4音」以上の名前は、「そうすけ」(14位)のみでした。男の子の名前は「2音」「3音」が主流となっているようです。
女の子の名前の読みの傾向
・1位は「ゆい」で、3年ぶりのトップとなりました。女優・新垣 結衣(あらがき ゆい)さんの活躍の影響かもしれません。また、2位の「こはる」は3年ぶりの、3位の「あかり」は初のトップ3入りです。女の子の名前は「はな」「さくら」など、聞いてすぐにイメージが浮かぶ読みが多くあります。「こはる」「あかり」も、温かさや明るさを連想させ、幸せな人生を送ってほしいという願いが込められていると考えられます。
・20位までに、「めい」「ひな」のような2音の名前が過半数をしめています。短い名前の人気が定着してきていると言えます。
※webサイト「たまひよ」(https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/)では上位20位までの名前の読みを紹介しています。
5)2017年に活躍された方の名前ランキング
・朝ドラなどで大活躍の竹内涼真さんの「涼真」は、113位(昨年1,331位)でした。ドラマやCMで活躍されている永野芽郁さんの「芽郁」は、201位(昨年1,235位)でした。活躍に伴い、じわじわと順位を上げています。
・過去には、その年に活躍された方の名前にあやかり名づけをする方が多くいらっしゃったこともありましたが、近年は減少傾向にあります。インターネットの普及により、より多くの情報を参考に、独自に名前をつけられる方が増えているのかもしれません。
(ご参考)たまひよ名づけ関連商品・サービスご紹介
「たまひよ」は、株式会社ベネッセコーポレーションが展開する妊娠・出産・育児関連のブランドです。雑誌市場でNo.1のシェアを誇る2誌『たまごクラブ』『ひよこクラブ』(両誌共1993年創刊)を中核に、各種ムック・書籍の発行、母子向け生活用品の通販、こども写真スタジオ等、妊娠・出産・育児に関するサービスを提供しています。「たまひよ」では、このたび赤ちゃんの名づけに関して、『たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典2018~2019年版』を発刊するとともに、webサイト「たまひよ」での情報提供も行っております。
<ご紹介している赤ちゃんの名前について>
「たまひよ」では、お客さまからお寄せいただいた赤ちゃんのお名前をもとにランキングデータや実例をご紹介しています。ママ・パパは、呼びかけたい「読み」、想いを込めたい「漢字」、しあわせであるようにと願う「画数」など、さまざまな観点から名前を考えていらっしゃいます。名前は「こんな子に育ってほしい」「すてきな人生を歩んでほしい」と願いを込めて、ママ・パパから赤ちゃんに贈る最初のプレゼントです。「たまひよ」では、そんなママ・パパの想いを大切にし、お名前の実例を紹介させていただいております。
■『たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典2018~2019年版』の発刊
2017年の人気名前ランキングを100位まで掲載。名づけの注意点や出生届の書き方・出し方など名づけに関する基礎知識を丁寧に解説するほか、豊富な名前実例を画数別、読み別、イメージ別など、検索しやすい章立てで紹介しています。また、「web鑑定サービスログインID」がとじ込まれており、パソコン・スマートフォンから、候補の名前の鑑定や「読み」「イメージ」「漢字」から姓に合った良運の名前を検索できます。
◆書名:『たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典2018~2019年版』
◆編集:たまごクラブ特別編集
◆監修:たまひよ しあわせ名前研究所 顧問 栗原里央子
◆発売:2017年11月27日
◆定価:本体価格1,580円+税
■雑誌『たまごクラブ』1月号でも、赤ちゃんの名づけを特集
妊娠・出産のバイブルマガジン 『たまごクラブ』1月号
本誌内で2017年の名前ランキングを掲載。他に「胎動でわかる 赤ちゃんの成長・心配&『今、何してる?』」を巻頭で特集するなど、専門家のアドバイスが満載の企画が目白押し。役立ち度満載の一冊です。
◆発売: 2017年12月15日
◆定価: 680円(税込)
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