【転職活動】過去の転職回数はどれほど合否に関係する?面接官経験者600人に調査!

キャリアバイブル・転職回数と合否の関係に関する調査

株式会社NEXER

キャリアバイブル(運営会社:株式会社NEXER)は、転職回数と合否の関係に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■過去の転職回数と合否の関係は?
転職をする理由は人によってさまざまあると思います。
しかし、その転職回数があまりにも多くなってしまうと、面接官からの印象も変わってきてしまうかもしれません。
では、「過去の転職回数」と「合否」はどれほど関係があるのでしょうか。

今回は面接官の経験がある全国の男女600名の方々に「転職回数と合否の関係」についてアンケートを実施しました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「キャリアバイブルによる調査」である旨の記載
・「キャリアバイブル」の該当記事(https://nexer.co.jp/career-bible/26215)へのリンク設置
・株式会社NEXER(https://www.nexer.co.jp)へのリンク設置

「転職回数と合否の関係に関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年2月6日 ~ 2022年2月7日
質問内容:
質問1:転職志望者の「今までの転職回数」と「合否」について、当てはまるものを選んでください。
質問2:その回答の理由を教えてください。
質問3:転職回数が何回以上だと特に気になるかと、その理由を教えてください。
質問4:「転職回数」のみを理由に、志望者を不合格にしたことはありますか?
集計対象人数:600人
集計対象:転職の経験がある全国の男女

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■今までの転職回数と合否、9%が「全く関係しない」
まず、転職志望者の「今までの転職回数」と「合否」について、どれほど関係しているか聞きました。
 


「関係する」と回答した方が合わせて47.2%という結果になり、約半数の方が「今までの転職回数」と「合否」は関係すると考えているようです。
一方で、「全く関係しない」と回答した方も9%いました。

では、どのような理由で「関係する」もしくは「関係しない」と回答したのでしょうか。
それぞれの方に回答した理由について聞きました。

かなり関係する理由
  • あまり多いと採用してもまた転職してしまうのではないかと心配になる
  • あまりに多いと我慢できない人なのかと思うから
  • 自ら選んだ会社或いは仕事をころころ変わるということ自体、同僚とうまく人間関係を保てないか、飽きっぽい性格か、我慢できないタイプなど面接ではわからない問題があるから
  • スキルアップ等の目標のある転職なら何度でも納得できるが、単に飽き性や協調性の無さの場合は論外。
  • 採用するのは大変なので長く続けて欲しい。転職の回数が多い人は、すぐに辞めてしまう傾向があるから、できれば採用したくない。
  • 回数が多いと、長続きしない人柄なのではという印象がある。
  • 転職理由が致し方ない場合以外は、今後の定着にも課題がある人物と考えられるため、合格にすることは躊躇します
  • 上昇志向なのかも知れないが、単に飽きっぽい性格なのではないかと思ってしまう。
  • 転職が多い人は転職癖があると思われるので理由がはっきりしなければ不採用にしていました。
「かなり関係する理由」としては、あまり多いと採用してもまた転職してしまうのではないかと心配になるや、転職理由が致し方ない場合以外は、今後の定着にも課題がある人物と考えられるためなどがありました。
あまりに転職回数が多いと、「うちの会社に入社してもまたすぐ辞めてしまうのではないか」と感じてしまう場合も多いようです。


多少関係する理由
  • どのような理由で転職したかを知ることにより、その人の考えと意思ををみる。
  • 現在のような、就労環境では転職回数と合否は、直接関係はないと言えるが、転職に至った事由が本人の意欲、対人要素などの場合もあり、多少、懐疑的に対応せざるを得ない点は否定できない。
  • ひとを雇用するにはそれなりの投資も必要で、すぐやめられては企業にとってマイナスである。
  • 1社での勤務期間が短すぎると採用しても長続きしないと思われるフシがある。
  • あまり多いと、その人の行動特性等に問題があるのではないかと考えてしまうので。そのため理由が納得できるものであれば、大丈夫だと思います。
  • 極端な例ですが、転職を繰り返し一つの職に長続きしない人は、面接での対応等でそのことを頭に入れないで見ても、落としたくなる人が多い記憶があるので・・・
  • 転職理由がネガティブなら、やる気や能力も疑うからです。
  • あまり頻繁に違う業種に転職しているのは、職業についての覚悟がないと思われる。また、環境適応性と順応性に乏しく、飽きっぽいのではないかと思われる。
  • すぐに辞められるとだめなので、どういった理由で辞めたのか、何年働いていたかは気になる
「多少関係する理由」としては、転職理由がネガティブなら、やる気や能力も疑うからや、転職を繰り返して一つの職に長続きしない人は、面接での対応等でそのことを頭に入れないで見ても、落としたくなる人が多い記憶があるからなどの理由がありました。
転職理由があまりにもネガティブなことばかりだと、面接官に「採用したい!」と思ってもらうのは難しくなってしまいますよね。


どちらともいえない理由
  • 私は転職回数より、転職理由を重視した面接をしていたから。
  • 受け入れ側の条件にあえば特にこだわらない。転職回数に何か特別の問題があればべつに検討
  • それより優先する事項があるが、全く考慮しないわけでもないから
  • 回数だけでなく、期間も関係する。短期間で転職を繰り返す人間は採用しない。
  • 転職回数ではなく勤務年数、転職理由によるから
  • あくまでも人物本位で、転職の回数よりも転職した理由を重視する。
  • 転職の原因が問題です。向上心、開拓心で転職した場合は有利ですが、仕事が合わなかったと短期間で転職したような場合は、忍耐力や融和力の問題があることが多いので、その都度事情を良く聞いて判断しました。
どちらともいえない理由としては、転職回数より、転職理由を重視した面接をしていたからや、回数だけでなく、期間も関係する。短期間で転職を繰り返す人間は採用しないなどがありました。
転職回数よりも、転職理由やどれほどの期間で転職しているのかを気にする方が多いようです。


あまり関係しない理由
  • 今は、転職意思があり、自分の力量が発揮できると思えば、どんどん挑戦する時代だし、採用側もその意思を尊重し、採用する時代だと思う。
  • 過去の経緯はひとつの情報に過ぎず、あくまで合否はその時点での相性で決定する
  • 各々の場所で違うので、うちに来たらどうなるのか見てみたいので。
  • 人それぞれその会社に合う合わないがある。その人がどうか!だけ。
  • キャリアアップの為の転職ならばその向上心は評価します
  • 本人が転職でステップアップしてきているのであれば良いと思うから。
  • 転職回数というより、その人の資質を見極める方が一緒に働く上で大事な要素なので。ただあまりにも転職回数が多いと、何か問題でもあるのだろうか?という気がして、そこを探ろうとしてしまうのは事実。
  • あまり短い期間の転職だと影響するかもしれないがある程度の期間の転職なら気にならない。
  • 過去の経歴よりも、今現在のやる気を重視したいから。
あまり関係しない理由としては、本人が転職でステップアップしてきているのであれば良いと思うからや、過去の経歴よりも、今現在のやる気を重視したいからなどがありました。
ネガティブな理由ではなく、スキルアップなどの前向きな理由であれば良いと考える方も多いようです。


全く関係しない理由
  • 何回転職しようが仕事の意欲が大事だから
  • 転職回数は人間関係とかのトラブルではなく、会社との相性の問題だと思うから
  • 転職回数と能力は関係ないし、むしろ様々な経験を積んでいるということだから
  • マッチングしなかったのが原因なので回数は問題ではない
  • クリエイターの選考だったのでそれはまったく関係なかったです。
  • 転職理由や人物評価し自分がほしい人材だと思えば合格にしている。
  • 過去の転職と現在の力量とは別に評価すべき
  • 本人の実力次第だが、仕事に対するそもそもの適正がある。これまでの経験も間接的に活かせる。
全く関係しない理由としては、クリエイターの選考だったのでそれはまったく関係なかったや、過去の転職と現在の力量とは別に評価すべきなどがありました。
過去の転職回数が関係するかしないかは、職種によっても変わってくるかもしれません。


■何回転職をしていたら、特に気になる?
続いて、「関係する」と回答した方に、転職回数が何回以上だと特に気になるかと、その理由について聞きました。

転職回数が何回以上だと特に気になる?
  • 1から2回だと職場との相性でやむを得ずの転職とも考えるが、3回以上だとわがままではないかと感じる。
  • 年齢にもよるが、一年程度で転職繰り返したりしてたら気になる。すぐ辞められては教える方も迷惑だから
  • 5回くらい。後それぞれの勤務年数も気になる。仕事に限らずころころと職を変えるのは、根性ややる気がないと思われる。
  • 年齢による。30代で10回もあったら気になるし、50代で10回だったら気にならない。
  • 3回以上、1回目は新卒時のミスマッチ、2回目は不運にもいわゆるブラック企業に当たってしまったことなどは想定できるが、3回目となると根気を疑ってしまうから
  • 継続して在職した年数とも関係しますが、数年以内の転職が4、5回あると本人にも問題があるのではないかと考えてしまいます。
  • 年齢によるが、20~30代で2回以上転職している人は避ける。40代以上で4回以上の転職をしている人は避けるようにしています。
  • 年齢にもよるので回数が何回とは断定できません。一つのところに最低3年くらい勤務していれば僕は気になりませんでした。
  • 実際に仕事についてみないとわからないこともあるので、回数は特に問題ではないが、年齢が上になってからの転職回数が多いのはちょっと問題ありかなとは感じる気がします。
  • 7~8回以上転職していて、2~3か月で何度も退職している場合は、短期間で退職する可能性があるので気になりました。
  • 回数よりも勤務期間が気になります。短期で転職する人は、当社も継続勤務できるか不安になります。
「3回以上」「5回くらい」など回数はさまざまでしたが、その人の年齢や転職理由にもよるという方が多くいました。

最後に、「転職回数」のみを理由に、志望者を不合格にしたことはあるかについて聞きました。
 


22.8%が「ある」と回答し、その他の面で良かったとしても「転職回数」が理由で不合格になってしまう場合もあるようです。

■まとめ
今回は、「転職回数」と「合否」がどれほど関係しているかについての調査結果を紹介しました。
「かなり関係する」「多少関係する」が合わせて47.2%となり、約半数の方が「今までの転職回数」と「合否」は関係すると考えているようです。
その理由としては、あまり多いと採用してもまた転職してしまうのではないかと心配になるなどがありました。

一方で、単純な転職回数だけを見ているわけではなく、現在の年齢や、1つの会社にどれほど在籍していたのかなどの方が重要と考える方も多いようです。
転職の理由は人によってさまざまなので、転職回数が多いというだけで判断される場合はあまり多くないのかもしれません。


本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「キャリアバイブル」にて公開しております。
https://nexer.co.jp/career-bible/26215

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代表者名
宮田 裕也
上場
未上場
資本金
1億500万円
設立
2012年02月