働く女性の9割が「節約を意識している」。節約の理由は「収入が少ない・上がらないから」/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第96回】
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は働く女性426名を対象に「節約」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-96/
■調査結果抜粋
★働く女性の約9割が「節約を意識している」
★理由は「収入が少ない・上がらないから」「物価が上がっているから」
★節約したい金額の平均は、月24,920円
★職場での節約術は「水筒・お弁当持参」「間食を減らす」などのコツコツ派が多数
【Q.1 節約を意識してる?】
女の転職type会員に節約を意識しているかを聞いたところ、「やや意識している」が最も多く、「かなり意識している」を含むと約9割が節約を意識していることがわかりました。
また年収399万円以下と、400万円以上で分けて比較すると、年収399万円以下のほうが節約に対する意識が高い結果となりました。
【Q.2 節約を意識する理由は?】
※複数回答あり
※Q.1で「かなり意識している」「やや意識している」と答えた人のみ
節約を意識しているという人にその理由を聞いたところ、「収入が少ない・上がらないから」の72.5%に次いで「物価が上がっているから」が70.7%でした。
年収399万円以下のグループが年収400万円以上のグループを大きく上回った回答は「収入が少ない・上がらないから」「生活に余裕がないから」の2つでした。
一方で、年収400万円以上のグループが年収399万円以下のグループを大きく上回った回答は「老後に備えたいから」でした。
【Q.3 特に意識して節約しているものは?】
※複数回答あり(3つまで)
※Q.1で「かなり意識している」「やや意識している」と答えた人のみ
節約を意識している人に、特に節約を心がけているものを聞いたところ、「食費(自炊)」56.0%、「服飾代」53.7%、「美容代」41.1%が上位を占めました。
年収399万円以下のグループが年収400万円以上のグループを大きく上回ったのは「食費(自炊)」「服飾代」の2つでした。一方で、年収400万円以上のグループが年収399万円以下のグループを上回ったのは「美容代」「食費(外食)」「レジャー、旅行」の3つです。
傾向として、年収399万円以下のほうが「食費(自炊)」「服飾代」などの日常にかかる出費を意識して節約しており、年収400万円以上のほうが「食費(外食)」「レジャー、旅行」などの頻度の少ない出費の際に節約を意識していることがわかりました。
【Q.4 月にどれくらい節約したい?】
※Q.1で「かなり意識している」「やや意識している」と答えた人のみ
節約を意識している人に、月どれくらい節約がしたいかを聞いたところ「1~3万円未満」が50.3%と過半数を占めていました。
平均すると、節約したい金額は月24,920円という結果になりました。
【Q.5 「これだけは節約しない」と決めているものは?】
※複数回答あり
「これだけは節約しない」と決めているものがあるかを聞くと「子どもの教育費」が20.0%と最も多く、次いで「レジャー・旅行」18.5%、「趣味・習い事」15.7%でした。
その他のコメントには「医療費」や「薬」、「ペット(猫)にかかるお金」などがありました。
【Q.6 節約のために、仕事や職場で気をつけていることは?】
※複数回答あり
節約のために仕事や職場で気をつけていることを聞いてみると、1位「水筒を持っていく」65.7%、2位「お弁当を作る」50.5%、3位「ランチの外食を減らす」39.9%という結果でした。
毎日の出費をコツコツ節約することを心がけている人が多いようです。
【Q.7 おすすめの節約術は?】
最後におすすめの節約術を聞いたところ、以下のような回答がありました。
メルカリで不用品を売ったり、新品を購入したりすること
(20代/事務・経理・人事系/400~499万円)
16時間ダイエットで自然と食事の回数を減らせる。夏は湯船に浸からない
(30代/サービス・販売系/300~399万円)
冬は「湯たんぽ」のフル活用!こたつや電気毛布、ホットカーペットの代わりにしています!
(50代/介護・医療・福祉系/300~399万円)
交通費を使わないように、とにかく歩く、歩く!
(50代/事務・経理・人事系/300~399万円)
お腹が空いたら間食しないで寝る
(40代/事務・経理・人事系/300~399万円)
洗濯の際は液体洗剤ではなく粉洗剤を使う
(40代/その他/300~399万円)
買い出しを週1にして、買い物時点では献立を決めすぎない
(30代/事務・経理・人事系/100~199万円)
廊下や玄関の照明を人感センサーライトに変える
(40代/その他/200~299万円)
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-96/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。
★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
今回女の転職typeが実施した調査では、約9割の女性が「節約を意識している」と回答しました。その理由としては「収入が少ない・上がらないから」「物価が上がっているから」「生活に余裕がないから」など、節約せざるを得ない理由が挙がっており、「趣味・娯楽に使いたい」など、あまり緊急性が高くない回答を大きく上回る結果となりました。
月にどれくらい節約したいかを尋ねたところ、ボリュームゾーンは「1~3万円未満」となっており平均金額は24,920円でした。物価が軒並み上がるなか毎月約25,000円を節約するのは至難の業かもしれません。
先ほども述べた通り、多くの人が節約の理由として「収入が少ない・上がらないから」と回答しています。生活のために無駄遣いをやめるという意識はもちろん大切ですが、生活を楽にするには「収入を上げる」という方法もぜひ選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。そのためには、昇給・昇格につながるスキルアップに投資したり転職したりすることも選択肢にいれておくのもいいでしょう。適正年収は自身のスキルや経験、そして社会情勢に合わせて変動するもの。ぜひ定期的に自分の適正年収を再確認してみてください。
■調査内容:第96回「節約してる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2024年9月12日~9月23日
・有効回答数:426名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :783名(2023年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
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