公共空間の案内サインをアップデートする新研究を開始

jeki「デジタルサイネージラボ」が、サインシステムの第一人者・赤瀬達三氏の指導のもと研究を推進

株式会社ジェイアール東日本企画

株式会社ジェイアール東日本企画(東京都渋谷区:代表取締役社長 石川 明彦 以下、jeki)デジタルサイネージ事業局では、都市空間において日に日に存在感を増すデジタルサイネージの社会的価値向上につなげるため、有志によるチーム「デジタルサイネージラボ」を立ち上げ、様々な研究テーマに取り組んでいます。

第一弾として、公共空間における道案内サインをデジタル化する際の指針作りを目的とした新たな研究プロジェクトを開始いたしました。本研究は、サインシステム研究の第一人者であり、長年にわたり公共空間デザインを牽引してきた赤瀬達三氏の指導のもと、既存の固定サインで確立された理論にデジタルならではの新たな要素を融合させて、複雑化する都市空間の案内性向上に資する次世代型の道案内表示のあり方を追究するものです。

■研究背景

デジタルサイネージ市場は急速に拡大し、広告媒体にとどまらず、新たな社会インフラとしての役割が求められる段階に入っています。

デジタルサイネージは、動的で柔軟な情報提供が可能である一方、「公共空間における最適な表現方式」や「利用者にとって迷いのない導線設計」を実現するための体系的研究はまだ十分ではありません。こうした課題に応えるべく、jeki デジタルサイネージ事業局ではラボを設置し、実務とは独立した中長期視点での研究に取り組む体制を整えています。

研究目的
・公共空間におけるデジタルサイネージの最適な案内情報設計
・スタティックサインのデジタル化による利用者の迷いの軽減
・空間特性、環境条件、利用者導線に応じたコンテンツ最適化

 

■研究内容

本部会では、赤瀬達三氏の監修のもと、以下のテーマを中心に研究を進行しています。

  1. 案内サインのデジタル化による視認性・判読性の検証
    利用者の行動特性に応じた表示タイミング、色彩設計、動的要素の影響を研究。 

  2. 環境特性に応じたコンテンツ最適化
    駅・商業施設・公共空間といった場所ごとの視認環境を分析し、最適な表示方式を設計。

  3.  空間演出と案内情報の両立
     空間の魅力向上と案内情報の有効配置を両立させるデザイン指針を検討。 

  4. 次世代型サインシステムのプロトタイプ制作
    デジタルサイネージならではの表現設計を反映したプロトタイプ開発と実証を実施。
     

■赤瀬達三氏について

赤瀬達三氏は、国内外でサインシステム研究の第一人者として知られ、長年にわたり公共空間デザイン・案内表示体系の研究と実務をリードしてきた専門家です。駅や公共施設のサイン計画、空間情報デザインに関する豊富な実績を持ち、利用者視点に基づいた案内情報設計の権威として高く評価されています。
 本研究では、赤瀬氏の知見をもとに、科学的アプローチによる視認性評価や公共空間における実用性の高い案内手法を体系化し、デジタルサイネージならではの価値創出に取り組みます。

      赤瀬達三氏 

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元黎デザイン総合計画研究所代表取締役。千葉大学教授、放送大学講師などを歴任。東京大学博士(工学)。単著に『サインシステム計画学-公共空間と記号の体系』(鹿島出版会,2013)、『駅をデザインする』(ちくま新書,2015)。主なガイドライン執筆に『公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン』(交通エコモ財団,2001)、『公共交通機関旅客施設のサインシステムガイドブック』(交通エコモ財団,2002)など。

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■研究の価値

本研究が進むことで、以下の社会的価値が期待されます。
・公共空間における「迷いの削減」によるストレスフリーな移動体験の実現
・多言語化・更新性・即時性を備えた新しい案内表現の確立
・自治体・交通事業者・施設運営者における案内運用コストの最適化
・デジタルサイネージが「社会インフラとして機能する未来」の基盤形成

 

■今後の展望

デジタルサイネージラボでは、本研究の成果を活用し、実証実験や共同研究など対外連携も視野に入れながら、ガイドライン作成など社会実装に向けた取り組みを加速してまいります。

今後のリリースにご期待ください。


【デジタルサイネージラボの概要】

デジタルサイネージラボは、デジタルサイネージ事業局内の有志により組成された研究組織です。実務とは別軸で、

3~10年後のデジタルサイネージに求められるであろう技術・概念・活用方法を先行して探求し、次世代型サービス創出の基盤となる知見蓄積を目的としています。
研究テーマ例:デジタルサイネージ版案内表⽰ガイドライン、クリエイティブ自動リサイズシステム、将来人流予測システム、新たな建築工法の研究など。


 【デジタルサイネージ事業局について】

デジタルサイネージ事業局は、jeki 社内およびJR東日本グループのデジタルサイネージに関連する機能を集約し、ハード設計・施工から配信・広告販売まで一貫したサービス提供を行う組織です。
駅・車内をはじめとした多様な公共空間での導入・運用実績を活かし、媒体開発から運用効率化、広告ソリューションまで、デジタルサイネージに関わるあらゆる課題に対応しています。
WEBサイト:https://www.jeki.co.jp/digital_signage/

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会社概要

URL
https://www.jeki.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南1-5-5
電話番号
03-5447-7800
代表者名
石川 明彦
上場
未上場
資本金
-
設立
1988年05月